
南天に千両・万両はじめ赤い実を着ける植物は縁起物とされることが多い。
万年青(オモト)もその一つ。そして、藪柑子(ヤブコウジ)は別名が十両。
万年青(オモト)もその一つ。そして、藪柑子(ヤブコウジ)は別名が十両。
野山に自生しています。
こちらは万年青。
こちらは万年青。

大きな栗の木の下に結構な数群生しています。

大量に栗の落ち葉があるため、実が隠れています。写真に写るよう少し落ち葉を払いました。

野生種と思っていますが、確証はありません。
誰かが植えたということはないので、鳥が種を運んだ可能性はあります。

ここに万年青があると分ったのは、それほど昔のことではないですが、記憶が定かではありません。

年末年始に赤い実を着け縁起がいいので、ここ10年くらい注意して見るようになりました。

この場所が万年青にとって環境がいいのか、少しずつ殖えてきました。

自然のままで全く手は掛けていません。
年内には実が赤くなっており、今になってもあまり変りません。
年内には実が赤くなっており、今になってもあまり変りません。

こちらは藪柑子(ヤブコウジ)。

この辺りの里山では、今の時期ごく普通に見られます。

日陰のひっそりとした佇まいです。

万年青は体も実も大きいが。こちらは小さい。

南天の実ほどの小さな実が2、3個着くだけです。

正月に愛でる代表的な草花に千両、万両があります。そして、別名百両がカラタチバナ、別名十両が藪柑子。
長い間、藪柑子の別名は一両と勘違いしていました。
ちなみに別名一両はアリドオシ。近年になってたまたま調べて分りました。それまでアリドオシという名前自体を知りませんでした。
藪柑子は方々に生えていますが、群生というほどの所はありません。
ここが少しまとまって生えているところ。
ちなみに別名一両はアリドオシ。近年になってたまたま調べて分りました。それまでアリドオシという名前自体を知りませんでした。
藪柑子は方々に生えていますが、群生というほどの所はありません。
ここが少しまとまって生えているところ。

あまり殖えてはいないようです。

杉の根元が朽ち、そこで殖えています。

昔は、何の感慨も湧きませんでしたが、歳を重ね、ひっそりと小さい実を着ける姿を、悪くないと感じるようになってきました。

コメントありがとうございます。
赤い実物は縁起物と言われますが、どうなんでしょうね。