里山悠々録

里山の家と暮らし、田んぼや畑、そして水墨画のことなどを記録していきます

水墨画「バナナとパイナップル」

2022年03月23日 | 水墨画:菜果
本画仙 色紙  


バナナとパイナップルを水墨画で描いてみました。
小生のイメージでは、輸入果物の代表と言えばバナナとパイナップルでしょうか。
幼少の頃は、ともに大変な高級品で、滅多に御相伴に与ることはありませんでした。
我が家でも種籾を水漬けし、いよいよ今年の米作りがスタートしました。
子供の頃の米作りというと殆どが手作業。田植えはもちろん手植えです。
多くの人に集まってもらい、苗代の苗を引き、そして大勢が並んで植えたものでした。
田植えの時期には人の奪い合いのような事態が生じることもあります。
そんな時、すんなり人を集めるにはおやつにパンとバナナが欠かせないなどと言われたものでした。
調べた訳ではありませんが、当時と現在のバナナの値段は大して変わらないのではないでしょうか。
輸入自由化以前で、為替レートが1ドル360円の固定相場の時代ですから、輸入品はとんでもない高いものだったわけです。
そんなことを体験している人間も少数派になり、馬鹿にされるのがオチではありますが。
何しろ、最近は1ドル120円になり円安と言われる時代です。









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