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里山悠々録

里山の家と暮らし、田んぼや畑、そして水墨画のことなどを記録していきます

今時すき焼きの具材が揃うとは

2020年01月07日 | 畑:葉菜類

 冬は鍋物の季節。私も大好きです。中でもすき焼きは特別感があります。青果はできるだけ自前で揃えるのが少々のこだわりですが、この時期になると全部を揃えるのは甚だ難しい。すき焼きの具材も時、所、家庭によって違いはありますが、ネギ、シュンギク、シイタケは異論のないところでしょう。
 このうちシイタケをこの時期に穫った記憶はなく、まず無理と思ったのですが、何とこれが出ていました。


昨秋は天候の影響もあってかあまり穫れませんでした。今回もたまたま様子を見に行っただけで収穫できるとは微塵も思いませんでした。数はたいしたことはないですが、すき焼き1回分には十分間に合います。


2種ありますが、この種類はこれだけでした。


秋に出が悪かった分今出ているのか、暖冬だからなのか、はたまた本来はこれが当たり前のことなのか、シイタケに詳しくない自分には分りません。寒冷地のこの辺りでは、今の時期露地では全く無理と思っていました。まだ小さいのが見えるので少しばかり期待してしまいます。


 次いで厳しくなるのがシュンギク。不織布をトンネルにしていますが、ビニールのような保温効果はありません。


節間がつまり茎の伸びは悪くなっています。下葉の枯れも多くなってきました。


売り物にするのはとても無理ですが、自家用なら丁寧に摘めば大丈夫。


1回分の鍋にするには問題ありません。


 絶対欠かせないネギは不作です。昨年7月の雨で根が傷み、かなり腐ってしまいました。さらに台風も追い打ちを掛けて、近年にない悪い出来です。昨年の今頃はいいネギが沢山残っていましたが、今年は歯が抜けたようになったので、先月半ばに全て掘り上げ、寄せて植え直しました。囲ったと言った方がいいでしょうか。これはその時のもの。


必要なときに取り出します。


何とか一冬繋げるかといった状況ですが、すき焼きをやるにはまだ大丈夫です。


 あともう一つは白菜。そもそも白菜はすき焼きの具材に是か非かということが、以前議論されたことがあって、肯定派と否定派に分かれたことを書きました。私は肯定派で、煮込まれて味がしみこんだ軟らかい白菜はおいしく、欠かせません。もっとも鍋物だと白菜が沢山消費できていいという側面も。


いずれにしろ、白菜は沢山あります。室内に取り込んで囲った白菜もありますが、これは、畑で外葉を縛って不織布を掛けたもの。


今年は多くの外葉に包まれており、十分に防寒されています。


外葉を取れば鮮度抜群の綺麗な大玉白菜になります。

 今時我が家で、すき焼きの具材にネギ、シュンギク、シイタケ、白菜の4種が揃うのは甚だ稀です。昨年は台風被害に悩まされた年でしたが、思いがけず出来の良いもの悪いもの、改めて物づくりの奥深さを思い知らされます。


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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
kazさんへ (beru)
2020-01-07 10:16:11
こんにちは。
今日はうす曇りで少し陽もさしてきましたが午後から雪の予報がでています。
すき焼きの材料がそろいましたね、この時期にシイタケが獲れて、珍しいですね、暖かかったからでしょうかね、春菊もまだ獲れて長ネギもあり、白菜も入れますか?具だくさんのすき焼きになりそうですね、みんなで揃ってすき焼き鍋を囲む姿が目に浮かびます。
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beruさんへ (kaz)
2020-01-07 17:48:10
コメントありがとうございます。
こちらは午前中晴れていましたが、次第に曇って今晩は雪の予報が出ています。
今時にシイタケが穫れるとは思いませんでした。暖冬ということなのでしょうね。すき焼きに白菜はやはり変なんでしょうか。
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