里山悠々録

里山の家と暮らし、田んぼや畑、そして水墨画のことなどを記録していきます

マルチ栽培の玉ねぎに追肥

2020年02月13日 | 畑:土物類

 今、畑で越冬しているタマネギに追肥をしました。
 昨年の台風19号では、植付け前に準備していた黒マルチのベットが大雨で崩れたり埋まったりと惨憺たる状況となりました。新たに作り直すことも出来ず、スコップでなんとか体裁を整えて、辛うじて植付けました。酷く埋まった所は植付けるのを諦めたため、昨年より大分少なく4条の黒マルチを3ベットで500本くらいの株数です。苗は沢山余ってしまいました。


品種はタキイ種苗のネオアース。この1品種のみで10ヵ月以上賄います。今年は植付け本数も減り、畑の状態も良くないので不足するかもしれません。


 昨年のタマネギは、苗床で肥え焼けらしき症状を起こし植付ける前から苗がよくありませんでした。植えてからも生育は回復せず、今頃は過去最悪といった状況でした。それでも例年のように追肥をし、それが功を奏したのか、穫ってみれば今までで一番の大豊作です。何故そうなったのか未だに分りません。
 今年は昨年の状態から見れば遙かにいいです。根元を引いても簡単には抜けません。しっかり根が張っています。昨年は今頃簡単に抜けてしまう株が多くありました。


 最近の急な冷え込みもあって葉先が少し枯れていますが芯の2、3葉は青々しているので何の問題もありません。株も丁度いい大きさでトウ立ちの心配もないでしょう。


畝が埋まってしまった所が悪いのはしょうがありません。


 粒状の速効性肥料をマルチの上からばらまきしました。


 昔は追肥をしたことはありませんでした。ゆっくり効く肥料を全て元肥にやっていました。マルチ栽培では全量元肥が当たり前で追肥は必要ないものと思っていました。そもそも追肥のうまいやり方がないのでやるだけ無駄と思っていました。
 それがいつ頃だったか記憶が曖昧ですが、大分高齢の方がマルチの上から肥料をばらまいており、無駄なことをしているなと見ていました。もしかして、植え穴から入るかもしれないと思い、自分で試しにやってみると、これが目に見えて効果があるのです。目から鱗です。
 雨に溶けて入るのもあるのでしょう。生育も後半になってくると肥え切れからベト病が出ることもありましたが、それ以来ほとんど出なくなりました。


この辺はひどく埋まった所。どうなりますか。


 ところで、近年色んな野菜で多く見られるのがネキリムシの被害。今回も1本見つけました。根元がプツンと切られています。


土をほじって探してみると出てきました。


昔は菜類がよくやられましたが、この頃はネギやタマネギがよくやられます。


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2 コメント

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kazさんへ (beru)
2020-02-13 10:46:26
こんにちは。
夕べから今朝にかけて大雨でしたがやんで陽がさして来ました。マルチのタマネギ台風の被害にあったにもかかわらず良くなって来て良かったですね、たまたま根切虫見かけます。
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beruさんへ (kaz)
2020-02-13 17:49:39
コメントありがとうございます。
こちらは朝方小雨が降っていましたが、日中は晴れたり曇ったりでした。
タマネギは何とか様になってきましたが、最後まで見てみないと分りませんね。まだ先は長いです。
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