里山悠々録

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オクラの密植栽培は概ね順調だが

2022年09月26日 | 畑:果菜類

昨年に引き続き、試しているオクラの密植栽培。
出だしで躓いたものの概ね順調のように見えます。
ただし、やはりよく分りません。
密植栽培の利点は、莢の伸びるのを抑え穫り遅れを少なくし、草丈の伸びるのも抑えて増収の効果があると言うものです。
少々変則ながら密植栽培と普通の栽培を比べています。
これが密植栽培。


7月末から収穫を始めました。
主枝がほぼ20㎝間隔に立っています。


昨年が20数㎝間隔でしたから、今年はさらに密植になっています。
株間40㎝で1カ所5粒播き。
生育を見ながら大半は1カ所から3本立て、一部2本立て、4本立てがあります。
この畑は風当たりが強いため倒伏が心配なので、1本ごとに支柱を立てました。
支柱を約20㎝間隔に立て、それに合わせてオクラを間引き、茎を誘引しています。


当初は非常に混んだ状態ですが、収穫の都度葉を搔いていくため、今は空間部分が多い。


すでに人の背丈をはるかに越しています。
密植栽培をすると草丈が低くなると言うのですが、今年もあまり感じられません。
莢の伸びについては、よく穫っている助っ人に聞くと、やはりよく分らない。
と言うのも品種が丸莢オクラ(エメラルド)のためもあるようです。


そもそもこの丸莢オクラは莢が長く、硬くなりにくいという触れ込みです。
こちらが普通の栽培。


主枝の間隔が倍の40㎝。
支柱を40㎝間隔に立て、それに合わせて間引き誘引しています。


初め湿害を受けての後付け普通栽培なので計画的ではありません。
当然ながら空間は広く、茎が太い。


草丈は逆に低く、まだ人の背丈くらいです。
ただし、こちらの品種は五角オクラ。


品種の違いなのか出だしの湿害の影響なのか分らないので、比較するのは無理かもしれません。
丸莢オクラと五角オクラを並べてみると。


丸莢オクラは細見で長い。
助っ人によると丸莢オクラは種が小さく、食べやすいという感想です。
全体では莢の着き具合や花などを見ると、しばらく穫れるでしょう。観察は続けます。


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