もう何日猛暑日が続いているのでしょうか。消防庁は、16~22日までの1週間で熱中症で2万2,647人を搬送したと発表しました。
こんな記録的な暑さを気象庁は、「一つの災害」と危機感を募らせています。
24節気の「大暑」(7月23日~8月6日)うだる様な暑さが続く中、昔の人たちは、軒下に風鈴やヨシズをかけて、日差しを避けて、夕涼みをしたり、夕方には水を道路にかけるなどの納涼の文化があります。
土用のウナギを食べて、猛暑を乗り切る習わしとなっています。
72候
桐始結花(きり、はじめてはなをむすぶ)
桐が薄紫の花を天に向かって咲かせ、卵型の実をつけるころ。神聖な木とされる桐は、日本政府の紋章にも使用されている。
土潤辱暑(つち、うるおうてむしあつし)
熱気がまとわりつき、蒸し暑さがます頃。草木は太陽の光を目いっぱい浴び、パワーを蓄えて、濃い緑に色づく。
大雨時行(たいう、ときどきにふる)
夏は時に蒸し暑い雨が降る。ムクムクと入道雲がわきあがると、夕立のサイン。暑さがひと休みして、涼しさをもたらす。
今だとクーラーの中に入って、涼を求めるが、むかしのひとは自然の中に、日本人らしい納涼の知恵を見つけ出していた。
夜には、川に船を浮かべて、風に当たるなど風流な納涼のしかたを楽しんでいた。
津島の天王祭りはその典型なのでしょうね。羨ましい限りである。
今日の万歩計は、9,196歩でした。