先週のことになるが、いつ降りだしてもおかしくない空模様の日曜日。
外歩き中の雨は勘弁だから、屋内の江戸東京博物館に行ってみることにした。
国技館の隣に位置する館内に入ると、さほど混んでもなく快適に回れる。
先ずは6階が入場口になり、日本橋を再現したと思われる通路が展示部分に渡してくれる。
6階の展示品はさほどのものではなく、サラ~っと巡回して5階へ降りる。
5階は江戸ゾーンと東京ゾーンに分かれており、古い方から回る順路になっていた。
江戸ゾーン
東京ゾーン
自転車好きはやはり、こんなものに目が止まる。
1時間程度でサラリと廻り外に出てみると、雨はまだ降りだしてはいなかった。
ここ両国界隈はあまり来る機会がない処なので、ちょっと散歩してみよう。
国技館から南へしばらく歩くと、回向院に突き当たる。
「何かあるのかな?」 と入っていくと、思いがけなく “ねずみ小僧次郎吉” の墓に出会った。
墓碑の前に “欠き石” と呼ばれる白い石が置かれていて、これを削った粉を財布に入れておけば金回りが良くなるらしい。
よほど困っているのか、写真のペアはなかなかそこを去ろうとしなかった。
←クリックで説明文
かなり待った後、Nori も勿論、少しだけ持って帰ったよ。
墓の隣にはなぜか “猫塚” が設えられている。
「鼠を封印する意図なのかしら?」 と思ったが、
↓ 云われはこちららしい。
回向院から地下鉄両国駅へ向かう途中、吉良邸跡の表示が目に入ったので寄ってみた。
ご存知赤穂浪士に仇討ちされた吉良上野介の屋敷跡らしいが、
今では30坪にも足りなそうな小さい敷地に、祠が祭られている。
そして “みしるし洗いの井戸” (゜Д゜;)
ん~ 日曜散歩の締めくくりとしては ・・・ ちと重かったな