土曜日は久しぶりに自転車の、ソロではなく二人で走ってきた。
一緒に走ってくれたのは Nori より1年半ほど早く埼玉から熊本へ転勤した、自転車部繋がりの人だ。
大津駅で待ち合わせ、先導してもらって走り始める。
向かった先は阿蘇外輪山の一部である地蔵峠で、標高1100m。
登り始めからすぐに 10% の標識なんかが出てきて、最初っからビビらせてくれる。
(高度560m を 距離8.7km で登るので、平均斜度は 6.4% )
今シーズンは平地のレースのみ想定してトレーニングしてたから、登りの脚はできていない。
グッとくる負荷を大腿に感じ続けながら、トルクで回し登っていった。
でも相手がペースを落としてくれて、ずっとおしゃべりしながらの登坂。
一人だったらとても辛かっただろうけど、結構楽しく走れたな。
走っては いないか ・・・ 10kph 以下だったから ねぇ
1時間かかって頂上に到達。
曇りの天気なのでぱっとしないが、南阿蘇が望める。
(携帯のカメラなので使い慣れてなく、指がかかってしまってるぅ)
峠からは南阿蘇方面に下るが、これも結構辛い。
時には50kphを超えるスピードを、細いタイアと貧弱なブレーキでコントロールしながら冷や汗の下り。
しかもこの日は ・・・ 寒かったぁ
降りきって昼食にと案内してくれたのは、南阿蘇鉄道の中松駅構内にある蕎麦屋 一心庵。
土日だけ営業される、カウンターの他はテーブル一つのみのこじんまりとした店。
地鶏蕎麦を頼んだが、なんとこの鶏が ウマ~い!!
近くに来たらまた寄りたい店だ。
雰囲気も面白いし。
その後今日の相方は 「これから阿蘇でも登りましょう」と言うが、Nori は無理。
「行ってらっしゃい」と送り出そうとしたが、一人では気が乗らないとのこと。
そのまま帰路に着くが途中で、先導する彼がスーッと減速。
何やらこの2年、気になってはいたが一人では入り難くて素通りしてた処らしい。
うん 確かに一人で、しかもサイクルジャージでは入りにくかったろうな。
「あの~ ここで食べれるんですか?」 とお店の人に聞くと、もちろんOKとのこと。
そこで山女の串焼きをお互い1本づつ頼んでみた。
これがまた、ウマい!!
阿蘇の湧き水で養殖しているせいだろうか、臭みがまるでない。
骨はおろか頭まで全~部食べれて、最後に皿に残ったのは串だけだったよ。
ここもまた、キープしときたい場所になった。
その後湧き水をいくつか案内してくれた後に、本気の帰路に着いた。
自転車で走るには不快な57号を全く通らないルートで引いてくれて、お世話になりっぱなし。
今回の相方はありがたかったよ。
登りの脚を作ってからまた、一緒に走りたい人だ。