映像の先輩、映画は最初、活動写真として
外国から入ってきました。
同時に映画機材も外国から入ってきました
活動写真は銀塩フィルムを使って制作します
活動写真が音声を得て,映画(トーキー)となっても
映像は銀塩フィルムを使いますし、新しく加わった
音声の録音も光学録音として銀塩フィルムを使いました
銀塩フィルムで撮影、録音すると現像処理をしなくては
結果はわかりません。現像処理には時間がかかります
折角映画スタジオで撮影、録音されたフィルムが機材の
せいで失敗すると,取り返しがつきません
どうしても、制作態度が保守的になります
外国製の機材で映画(活動写真)を制作し始めたのですから
機材は外国製に限定してと保守的になります
撮影キャメラは,米国製のベル&ハウエル、
ミッチェルNC。フランス製、スーパーパルボゥ,エクレル
カメフレックス。ドイツ製のアリフレックス
撮影レンズは,バルター、エクター、
シュナイダー、スピードパンクックなどが使われました
… … …
それに対して、優れた国産の機材が出現しても
入り込む余地がなかったようです