LPレコードが世に現れたのに
RCAビクターは発売せずに
45回転のドーナッツ盤を
発売しました…
RCAビクターがLPに関心を
示さなかったのは、78回転の
SPレコード時代に、長時間レコードを
発売したことがありました。
戦前、私の家にも、長時間SPレコードで
クラシックのグリーグの
「ペールギュント第一・第二組曲」12吋
レコードがありました。
電蓄のフォノモーターの回転数を下げて
聴くのですが、回転数が判らなくて
親父と苦労した思い出があります。
… … …
この長時間レコードは、かなりの数量で
発売されたのでしょうが、どうも
良くなかったようです。
そのためか、LPが登場しても
採用が遅れたようです。
そこでRCAビクターでは、
簡単なオートチェンジャーで
再生できるドーナッツ盤で
出発したのでしょう。