銀塩フィルムを使う映画カメラは
映像は撮影できますが、音声の
録音は出来ません…
出演されている俳優さんの
演技はカメラで撮影出来ますが
俳優さんの台詞は、スタッフの
録音部さんがテープレコーダーで
録音していきます。
… … …
スタジオで俳優さんの演技は
映像はカメラで、そして俳優さんの
台詞はテープレコーダーで録音して
いくので、映像のフィルムと
音声のテープと二本出来上がります。
… … …
編集の段階で、フィルムに写っている
俳優さんの口の動きと音声テープに録音されている
台詞を合わせなくてはなりません。
そのために、撮影時にカメラ前で
カチンコを写して、カチンコの「カチン!」
と鳴らした音のテープの箇所とフィルムの
カチンコの腕が合わさった部分を見つけて
編集します…
映画撮影のスタジオのセットでは
本番の用意が出来ました。
監督の号令で
「本番行きます…用意スタート!」
録音部さんからテープレコーダーが
スタートした合図のブザーが鳴ります。
この音を聞いて撮影カメラのスイッチを
入れます…
助監督さんがカメラ前にカチンコを
サーッと出します
そしてカチンコを「カチン!」と鳴らしてから
引っ込めます…
写されている俳優さんはカチンコがカメラ前から
引っ込んで、一拍置いて演技を始めます…
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