昔の雑誌の記事を見ると、露出計を使うなんてアマチュアならいざ知らずプロが使うなんて…という風潮でした。プロを憧れていた私も、露出計はハジかなと考えていました。
当時の露出計の代表格はウェストンマスターで反射光式です。カメラ側から被写体の方向に空の影響に注意して少し下に向けて測ります。明るいところでは減光のフタをして、暗くなると減光のフタを開けて使います。フタの開け閉めに連動してメーターの目盛盤が切り替わる恰好の良いものでした。
そのうち、入射光式という新しい理論の露出計が出現しました。
ノーウッドディレクター(ハリウッド)というスタイルの変わったメーターで、受光部がプラスチックのピンポン球のような形で、そこへ光を受けて露出を測ります。
反射光式露出計は、カメラ側から被写体に向けて測りましたが、入射光式は被写体の位置からカメラに向けて測ります。この理論が私にはなかなか分かりませんでした。
カラーのリバーサルフィルムは白黒写真のように露出に幅がありません。きれいに発色させるには、露出計でシビアな露出をしなくてはなりませんでした。
反射光式、入射光式ともに、肝心の光を受ける部分は、セレン光電池(フォトセル)でした。セレンは暗いところでは感度が低かったので、セレン光電池を別に用意して暗いところではブースターと称して増設して測りました。
CdS(硫化カドミュウム)と新しい素子が出てきました。セレン光電池と構造と動作が違いますが、感度が良いのと、場所をとりませんので、カメラに搭載されました。次に、シリコン・フォト・ダイオートなど次々にあたらしくなりました。
反射光式の一種ですが被写体の一部分を測るスポットメーター、瞬間に光るストロボ光を測るストロボメーターも出現しました。
メーカーはセコニックが力を入れていましたが、ミノルタカメラが色温度計(カラーメーター)をはじめ、いろいろなメーターを作りました。
映画技術者もプロの写真家も抵抗なく露出計を使うようになりました。
当時の露出計の代表格はウェストンマスターで反射光式です。カメラ側から被写体の方向に空の影響に注意して少し下に向けて測ります。明るいところでは減光のフタをして、暗くなると減光のフタを開けて使います。フタの開け閉めに連動してメーターの目盛盤が切り替わる恰好の良いものでした。
そのうち、入射光式という新しい理論の露出計が出現しました。
ノーウッドディレクター(ハリウッド)というスタイルの変わったメーターで、受光部がプラスチックのピンポン球のような形で、そこへ光を受けて露出を測ります。
反射光式露出計は、カメラ側から被写体に向けて測りましたが、入射光式は被写体の位置からカメラに向けて測ります。この理論が私にはなかなか分かりませんでした。
カラーのリバーサルフィルムは白黒写真のように露出に幅がありません。きれいに発色させるには、露出計でシビアな露出をしなくてはなりませんでした。
反射光式、入射光式ともに、肝心の光を受ける部分は、セレン光電池(フォトセル)でした。セレンは暗いところでは感度が低かったので、セレン光電池を別に用意して暗いところではブースターと称して増設して測りました。
CdS(硫化カドミュウム)と新しい素子が出てきました。セレン光電池と構造と動作が違いますが、感度が良いのと、場所をとりませんので、カメラに搭載されました。次に、シリコン・フォト・ダイオートなど次々にあたらしくなりました。
反射光式の一種ですが被写体の一部分を測るスポットメーター、瞬間に光るストロボ光を測るストロボメーターも出現しました。
メーカーはセコニックが力を入れていましたが、ミノルタカメラが色温度計(カラーメーター)をはじめ、いろいろなメーターを作りました。
映画技術者もプロの写真家も抵抗なく露出計を使うようになりました。
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