運動会で、久しぶりに、銀塩一眼レフを使用しました。
オートフォーカスを、ピントをたえず追っかけるC(コンティニアス)位置。ランナーを追いかけて、チャンスでシャッターがスコンと落ちてくれました。
一眼レフがこの世に現れるまで、レンジファインダー式のカメラを使用していました。
このカメラはシャッターを半押しにしてチャンスを待ちます。そして半押しのシャッターをチャンスで押しますと、スコンとシャッターが切れました。
一眼レフではカメラの構造上、シャッターを押しますと、まず、レンズが所定の絞りまで絞ります。そして、ミラーが跳ね上がって、シャッターが落ちますから、レンジファインダー式カメラに比べてシャッターが落ちるのにタイムラグがありました。
最初は、一眼レフのシャッターのタイムラグが気になりましたが、それが何となく慣れていました。
私の散歩カメラのコンパクトデジタル(コンデジ)はシャッターを押してもしばらく考えています。
コンデジカメラの中には、役所があるのでしょうか。カメラのシャッターを押しますと、カメラ役所の露出管理部が撮影画面を見張っていて、露出が合致するまで、OKの許可証を出しません。つぎに焦点管理部がまた撮影画面のフォーカスを見張っていて、フォーカスが合わないと、OKの許可証が出ません。やっと管理部のOKサインが出揃うと、初めてシャッターが落ちるようです。
それに、ストロボ同調があると、ストロボ光量測定管理部が予備発光をやりますから、また待たされます。
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