中継車にVTRを搭載して、企画物の
中継録画番組が出来るようになりました
アンペックスVTRは大型機器で、
中継車に2台搭載されました
中継車は大型テレビカメラが4台搭載しています
スイッチャーの予備入力に2系統ありますから
番組によってカメラ台数を増やすことができます
郡上八幡が舞台の美しい自然を
バックにした録画ドラマがありました
中継車は大阪から郡上八幡に持っていきました
しかし、名古屋駅前から郡上八幡までのバスの中での
場面がありました
バスのシートに座った男女二人の
会話のシーンです
貸し切りバスに俳優さん、
スタッフが大勢乗り込みました
アンペックスVTRの可搬型というか
携帯型というか一応、サムソナイト風の
スーツケースに入っていました
重量が何と、25キロある重たい
VRー3000という録画機でした。
構造は大型の
コンソール型アンペックスVTRと同じです
スキャナー(回転ヘッド)やテープも
2吋巾(約5㌢)です
ただ、リールは少し小型で
30分録画できました
バスの外に、自動車用の鉛蓄電池を取り付けて
これを電源にインバーターでAC100Vをつくり
VRー3000を動かしました
この携帯型VRー3000は当時珍しかったので
系列各局の中継番組に技術係とともに出掛けていました
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