経営コンサルタントへの道

コンサルタントのためのコンサルタントが、半世紀にわたる経験に基づき、経営やコンサルティングに関し毎日複数のブログを発信

■■【経営マガジン】 7月28日号 経営とコンサルティング

2014-07-28 07:55:45 | 知り得情報

■■【経営マガジン】 7月28日号 経営とコンサルティング


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 経営コンサルタント歴35年の経験から、

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  ◇ 経営コンサルタントを目指す人
  ◇ プロの経営コンサルタント

の皆様に、時宜に即した情報を、毎日お届けしています。

必見経営情報

今 日 の 出 来 事 

【今週の注目】ポイントを掴むと見えるものが異なってくる<o:p></o:p>
 漠然とものを見るのではなく、今何がポイントなのかを押さえてみると、それまで見えなかったものが「視える」ようになります。
                 今週の動きを、NHKニュース、日経サイト他を参照して、独断と偏見で項目を選んでみました。また
、最新記事を時系列的に掲載している【独り言】コーナーも併せてご覧下さると一層ヒントを得られやすくなります。


                     
7月28日(月))

米国:仮契約住宅販売指数
ブログ:【杉浦日向子の江戸塾

【 注 】
【ブログ】は、閲覧と発行時間が異なる場合には、掲載ブログとは異なるブログが表示されることがあります。時間を変えてご覧下さるようお願いします。

今 日 の 独 善 解 説   
【経営コンサルタントの独り言】 
                 独断と偏見で、その日のNHK、日経などのニュースや話題などを、タイミング良く、できるだけ公平公正にお伝えしたいと思います。また、最後に私なりの私見も付けることがあります。読者の皆様からは「わかりやすい」をお褒めの言葉をいただいています。最新記事を時系列的に掲載しているまとめて【独り言】コーナーも併せてご覧下さると一層ヒントを得られやすくなります。
■ 女性社会進出をフランスに学ぶ 2014/07/20

 安倍政権では、三本目の矢であります成長戦略の柱の1つとして、2020年までに指導的な地位に占める女性の割合を30%程度にすることを目指しています。それを受けまして、経団連は女性の管理職登用を推進するため、すべての会員企業に自主行動計画を策定するよう要請しました。積極的に取り組んでいる企業の事例をホームページで公開しています。

 http://www.keidanren.or.jp/policy/woman/actionplan.html

 すでにトヨタ自動車は女性管理職の数を2020年に今の3倍にするという目標を掲げました。加盟企業約1300社がどのような行動計画を策定するでしょうか。このようなことを、政府が音頭をとらなくても、女性を積極的に登用する様でありたいと思います。

                 NHKの広瀬公巳解説委員が、フランスに学ぶことを提案していますので、その記事をご紹介したいと思います。

1 なぜフランスがお手本なのか

 専業主婦が多い日本とフランスでは事情も違いますが、氏はフランスが出生率の回復に成功した国であることに着目しています。

                 フランスでは、子育て年代の女性を見ますと、6人のうち5人が働いています。しかも、その比率は子供が二人以上いる世帯でもほとんどかわらないと言うから驚きです。日本の出生率が1.43であるのに対して、フランスでは2を超えています。この数値は他のヨーロッパの国とくらべても高い数字になっています。

                 換言しますと、フランスでは働くことと子供を持つことを両立できるということになります。

                 氏は、女性には、主婦としての顔があり、母親としての役割もある中で、女性の社会進出が進んでいるフランスではどうなっているのかを3つのポイントから見ています。

                (1)フランスの女性はどんな支援を受けているのか(どんな支援)
                (2)なぜそれが可能なのか           (なぜ可能) 
                (3)日本との違いや参考になることはあるのか  (何を学ぶ)


2 国の子育て支援策

                 フランスでは、子育てのための手当だけでも30種類以上あります。例えば「こども手当」については二人目よりも三人目の方が支給額が加算されていく仕組みです。金額にしますと、子どもが3人の場合、毎月少なくとも4万円以上が支給されています。

                 フランスにおけます家族政策関連の支出は、GDPの4パーセントと、日本の二倍以上の比率になっています。

                 日本におきましても出産後の育児休業を取得する人が増えてきていますが、フランスでは完全に休業するのか、パートタイム勤務へ移行するのかを選べる仕組みになっています。
なかには、勤務時間をそれまでの半分に短縮する人もあります。こどもの休みの日に合わせて休む人もあり、柔軟性ある選択が可能で、会社をとるか、子供をとるかの二者択一ではないということです。

                 幼稚園は、午後4時半までやっていて、その後も付設されている有償の託児所が細切れの時間でも子どもを預ってくれます。資格を持った「保育ママ」の制度が、これを可能にしています。すなわち、子どもを預ける仕組みも違うと言えます。

 なぜフランスではこれができて、日本ではそれができないのか、廣瀬氏は「国の考え方の違い」と断言しています。

                 フランスでは、「人口が多いことが国の発展を支える」という意識が強く、女性の政治参加も進んでいます。現在、フランスの内閣では、閣僚の半数が女性です。

                 しかし、歴史的に見ますと、フランスは日本と同様に必ずしも女性の権利が強い国ではありませんでした。それを変えたのが「女性権利省」の存在で、大臣は当然のことながら女性です。

                 近年ではパリで、はじめての女性の市長が誕生しました。

                 日本の上場企業では、女性の役員は1パーセントしかいませんが、フランスでは3割近くを占めています。

                 当然、このような手厚い支援があるというのは国の財政を圧迫することに繋がりますが、フランスでできて、日本でできないというのは、「何を優先させるか」という考え方の問題だと氏は言っています。


3 働き方についての考え方の違い

 フランスでは法定労働時間は週35時間で、日本の40時間と比べると大きく異なります。

                 失業者がいますのに、仕事を持っている人が働きすぎては、失業者に色が回らないのがあたり前、すなわちフランスでは「ワークシェアリング」の考え方が定着しているのです。夏には長期のバカンスがあります。就労時間が短ければ、男性も女性も、ともに家族と過ごす時間が増え、女性一人に家事や育児が集中するということが避けられます。ですから、男性は仕事だけではなく、家事や育児もすることが可能です。

                 社会的風習の違いもあります。

                 フランスでは正式な結婚をしないで、パートナーと同居して子供を育てて働くことが認められています。多様な家族のあり方を受け入れるという考え方や文化の違いもあるようです。

                 フランスの女性は、「自立重視」の考え方を持っています。

                 とはいえ、仕事で子どもと過ごす時間が減るという『罪悪感』があるのはフランス人も同じようです。フランス女性は、心の葛藤を抱えながら仕事と家庭の両方を決して手放さないのです。

                 では、なぜフランスでは改善できて日本ではできないのでしょうか。

                 フランスだけではなく、北欧諸国でも女性の社会進出が盛んになってきた国では、個々が抱える問題を社会全体で解決しようと、主張し、取り組んで来たことで勝ち得たと言えます。

                 自己主張をしてきたからこそ変わってきたのに比べて、日本人は我慢しすぎなのではないでしょうか。

4 ワークライフバランスを様々な視点で考える

 女性が働きやすい社会にしていくために、日本が学び、参考にできる点として、以下の3つが挙げられました。

                1)声をあげる

 声をあげることで、社会の意識がかわっていくのです。働きやすい環境をつくっていくためにも、フランス流の積極的な自己主張の方法が参考になるでしょう。

                2)経験を参考に

 限られた時間をやりくりしたり、男性の家庭におけます役割を見直したりすることで具体的にどのような課題があるかが明確になってきます。フランスの経験から学べることが多いと思います。

                3)国の役割

                 三つめは国の役割です。フランスでも景気の低迷で従来のような手厚い女性支援が難しくなってきている厳しい現実もありますが、限られた財源で効果をあげるためにはどうすればよいのかを真剣に考えるべきです。

                 女性のワークライフ・バランスは、様々な角度から考えていかなければならない問題です。日本としては成功や失敗をしている世界各国の例を参考にし、日本独自の工夫を重ねることで、日本においても女性の社会進出は可能と考えます。
<完>

【上記以前の最近の記事】 ←クリック

今 日 は 何 の 日
季節の移ろいを見せる毎日ですが、毎日が変化の日です。今日は何なのかを起点に、経営の視点で物事を見て、徒然に自分の思いを記述した、エッセーとは異なる文章にまとめてみました
今日は何の日インデックス 日付を指定して【今日は何の日】を閲覧できます
 世界肝炎デー 2014/07/28
                      
 7月28日は「世界肝炎デー(World Hepatitis Day)」です。2010年5月の世界保健機関(WHO)総会で制定されました。

 ことの始まりは、C型肝炎の啓発がきっかけで、2008年に世界肝炎アライアンスの「世界肝炎デー」です。

 肝炎とは、何らかの原因で・・・・・<続き> ←クリック
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2014年7月28日 改訂

◆中小企業の経営相談窓口「よろず支援拠点」を開設しました~新たに“青森・秋田・岩手・宮城・東京・福岡・鹿児島”の7拠点が開設しました~

                          中小企業庁では、平成26年度から、各都道府県に1箇所ずつ、地域の支援機関と連携しながら、中小企業・小規模事業者が抱える様々な経営相談に対応する「よろず支援拠点」を整備することとしており、6月2日に40拠点が開設したところですが、6月30日に、残り7拠点が新たに開設しました。これにより、全国47都道府県に「よろず支援拠点」が開設することになります。

                          詳しくは、以下のサイトをご覧ください。
http://www.chusho.meti.go.jp/keiei/network/2014/140626onestop.htm

◆平成26年中小企業実態基本調査にご協力をお願いします

中小企業庁では、中小企業の育成及び発展を支援するため、様々な施策を実施しています。皆様に役立つ施策を企画・立案・実行するためには、中小企業の実態を明らかにすることが必要不可欠です。7月下旬頃にお送りする調査票の提出にご協力をお願いします。                           なお、インターネットでも調査へご回答いただけます。

                          詳しくは、以下のサイトをご覧ください。
http://www.chusho.meti.go.jp/koukai/chousa/kihon/20140616chousa_jishi.htm

                          ◆平成26年度中小企業連携組織対策推進事業における 「中小企業活路開拓調査・実現化事業」について全国中小企業団体中央会において第二次公募を行っています

全国中小企業団体中央会では、中小企業が単独では解決することが難しい問題を解決するために、中小企業組合等で連携して取り組む事業の調査やその実現化について支援を行う事業の公募を行ってます。

                          [公募期間]6月13日(金)~8月18日(月)

                          詳しくは、以下のサイトをご覧下さい。
http://www2.chuokai.or.jp/hotinfo/26katsuro-project.htm




                ◆中小企業・小規模事業者ものづくり・商業・サービス革新事業
中小企業対策事業 地域オープンイノベーション促進事業
中小企業対策事業 商店街活性化支援事業
小規模事業者支援パッケージ事業 地域力活用市場獲得等支援事業



■ 東京:「社内新商品開発プロジェクト成功の勘どころ」 ――■

【講師】 経営士  小沢 広文 氏
                     経営士補 稲葉 隆治 氏

テーマ: 目的達成力強化のプロジェクトマネジメントとは?

                日 時:平成26年8月13日(水)18:30~20:45

                会 場:大田区産業プラザPIO 6F E会議室

                詳細情報・受講申込み
 http://www.consultor.jp/infomations.html

 毎日改訂 

経営コンサルタントへの道
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7. 経営コンサルタントとしての成功のポイント
8. 経営コンサルタントを召さす人の実力養成
9. 経営コンサルタント独立起業の手順
  まとめ

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■■【今日は何の日】 C型肝炎と病院の責任 7月28日

2014-07-28 07:49:54 | 知り得情報

■■【今日は何の日】 C型肝炎と病院の責任 7月28日

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 一年365日、毎日が何かの日です。
                 季節を表す日もあります。地方地方の伝統的な行事やお祭りなどもあります。誰かの誕生日かも知れません。歴史上の出来事もあります。セミナーや展示会もあります。
                 これらをキーワードとして、私たちは自分の人生に、自分の仕事に、自分自身を磨くために何かを考えてみるのも良いのではないでしょうか。
                 独断と偏見で、エッセー風に徒然のままに書いてみました。皆様のご参考にと毎日続けていこうと・・・というよりも、自分自身のために書いてゆきます。
 詳細 ←クリック

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■■【今日は何の日】 C型肝炎と病院の責任 7月28日
                 
■ 世界肝炎デー
 
 7月28日は「世界肝炎デー(World Hepatitis Day)」です。2010年5月の世界保健機関(WHO)総会で制定されました。

 
 ことの始まりは、C型肝炎の啓発がきっかけで、2008年に世界肝炎アライアンスの「世界肝炎デー」です。

 
 肝炎とは、何らかの原因で肝臓に炎症が起こり発熱、黄疸、全身倦怠感などの症状を来たす疾患の総称(Wikipedia)です。ウィルス性による肝炎が主流で、特に日本では80%がウィルスによるものです。

 
 私の義母はすでに他界しているのですが、何度か誤飲性肺炎で入院をし、あるときにC型肝炎にかかっていると医師より言われました。その直前の入院時に肝炎のチェックをしていて、陰性だったので、院内感染だと主張しましたが、病院側はなんとしても認めませんでした。

 
 因みにC型肝炎というのは、「血液感染(麻薬の注射器での回し打ち、刺青、輸血、血液製剤等)」(Wikipedia)のことです。


■ 【今日は何の日】その他
◇ 館山寺灯籠流し
◇ 和歌山粉河祭(~29日)
◇ 宇佐八幡夏越神事

 

 

 

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■■【経営コンサルタント竹根の起業日記】2014年7月4週 総集編 便利な通信媒体 0713

2014-07-28 07:02:12 | 知り得情報
■■【経営コンサルタント竹根の起業日記】2014年7月4週 総集編 便利な通信媒体 0713



 【小説・経営コンサルタント竹根の起業日記】は、10年のサラリーマン生活をしてきた竹根好助35歳の経営コンサルタントとしての独立起業日記です。
 これから経営コンサルタントとして独立起業しようと考えている人の参考となることを願い、経営コンサルタントとしての実践を経験的に語るつもりです。

 経営コンサルタント起業日記を読むポイント
 日記の主であります私(竹根)は、35歳の商社マンで、産業機械部第一課課長、2013年4月1日に経営コンサルタントという職業に関心を持ちました。
                                 そのような中で直属上司とぶつかることが多い竹根は、商社の限界を感じたり、経営コンサルティング業による社会貢献のすばらしさがわかってきたり、ついにはヘッドハンターからコンタクトがあったりと揺れ動く竹根。サラリーマンを辞めるのか、それとも、別な道を歩むべきか、迷った挙げ句の決断は、日本を代表するコンサルティング・ファームである竹之下経営にお世話になることに決めた。
                                 商社マンを辞めて、経営コンサルタント業界に一歩足を踏み入れた竹根である。連日、今まで体験したことのない中で、日本経営士協会のチュータリングサービスで経営コンサルタントとしての自分を磨く毎日である。
                                 毎日20時30分頃発信しています。ただし、一部のブログでは翌朝の発行となることもあります。

【 注 】
 ここに記載されていることは実在の企業とは何ら関係ありません。

【あらすじ】 【登場人物】 【作者紹介】 ←クリック
 21014年7月4週 初めての顧問料 0720


■ クリティカル・シンキングにおける意思決定とアクションプラン 14-7-4-1

 経営コンサルタントに不可欠なスキルの一つとして、「クリティカル・シンキングのポイントが解る本」をもとに研究を続けている。前回は、クリティカル・シンキングを進めるフレームワークの考え方、課題とコンセプトを明確にして全体像を描き、それをもとに分析・現状把握をして、仮説を立案し、検証するという手順まで学んだ。
                                 また、仮説を立てるタイミングによっては、無意識のうちに仮説に引き寄せられないようにする必要があることも学んだ。


◇3-5 意思決定とアクションプラン

 第一ステップの目標を達成するために、第ニステップで分析、ステップで仮決定した方向に基づき、何をすべきか、実行計画はどうするかなど、ここでは最終的な意思決定を行います。

                                出典:「クリティカル・シンキングのポイントが解る本」今井信行著 秀和システム


 クリティカル・シンキングを進める場合には、一定の思いで進めると誤った結論を導くことになりかねないことを警鐘している。そのために、途中で再度全体を見直し、場合によるとスタート時点でのフレームワークから作り直すことも必要と説かれている。
                                 その作業によりムダも生じるかもしれないが、重要決定事項で判断ミスを犯さないためには、不可欠なことと思えるようになってきた。
                                 また、アクションプランは、PDCAの考え方からも不可欠であり、その進捗管理の重要性も説かれている。


■ JETROサイトで見込み客物色 14-7-4-2

 中小企業の中で、海外部門を持たない会社も多い。そのような会社のコンサルティングをすることができればと考え、JETROサイトを彷徨っていたら、海外への販売ルートを求めているという企業を発見した。
                                 埼玉にある某企業が、スマートフォンやiPad用のカバーを海外で販売したいが、その販路を探しているという。早速、電話でコンタクトをしたところ、まだ輸出実績は無いとのことで、訪問することにした。
                                 即日訪問と言うことで、先方も気を良くしたが、こちらがコンサルタントであることを明かすと態度が変わった。輸出業などの商社を探しているので、コンサルタントに固定的に顧問料を支払うだけの余裕はないという。
                                 クライアント獲得商談はそれで終わったが、「独占販売」をベースに考えた方が良い旨アドバイスをした。無料でのアドバイスをすることは、直接のメリットはないかもしれないが、その話が、どの様に回って、また自分にメリットが出て来るかもわからないが、情報を提供してあげることがコンサルタントの役目のような気がした。


■ ラスレステック社販売方式 14-7-4-3

 ラスレステック社社長から電話が会った。まだクライアントになっていないが、防錆塗料ベンチャー企業で、商社時代からの付き合いである。フランチャイズ方式での販売はどうかという売り込みがあったが、その販売方式はどうかということについて、私の意見を求めてきた。
                                 塗料という産業用消費財販売に、フランチャイズ形式の販売が使えないことはないだろうが、ピンと来ない旨を回答した。先方は、私のネガティブな反応にがっかりしたようである。
                                 「とはいえ、先方の話も聞いて、良さそうであれば話を進めることもあって良いのではないか」と回答すると、いつもの大きな声に戻った。


■ 匠製本機械アメリカ引き合い 14-7-4-4

 かねてより、アメリカの印刷機械販売会社であるI社に、匠製本機械の製本機械の売り込みをしていたが、先方から興味があるという返事が飛び込んだ。
                                 匠製本機械を訪問し、萩野専務にそのことを話すと大喜びで、社長室に私を連れ込んだ。まだ、引き合いの段階であるし、価格やPLにうるさいアメリカ市場での販売は容易ではない旨を伝えた。
                                 まだ、どの商品に興味を持っているのかわからないので、重点売り込み商品を選定して、多少詳しい資料を作って先方に送ることにした。詳しい資料は専務が一両日中に作成してくれるというので、その翻訳ができ次第、I社に送付することにした。


■ 匠製本機械 初めての顧問料 14-7-4-5

 匠製本機械で、萩野専務と打合せをしているときに、妻から電話が会った。仕事先に電話をしてくることは、あまりないことである。電話によると、匠製本機械から顧問料が振り込まれたというのである。
                                 初めての顧問料である。メールでもなく、電話で連絡してきた妻の思いやりが嬉しかった。直ぐに専務に礼を言い、社長にも礼を言いたいからと社長室にも行き、経理の井菅課長にもお礼を言った。
                                 始めて、顧問料を受け取った、と大声で叫びたかった。


 【詳細あらすじ】 ←クリック
 詳細な、これまでの内容をダイジェストで見ることができます。
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経営コンサルタントの独り言

2014-07-28 03:40:05 | 【話材】 経営コンサルタントの独り言



■■【経営コンサルタント竹根の起業日記】2014年7月4週 総集編 便利な通信媒体 0713 http://t.co/iNS4XgvH3x






■■【カシャリ!一人旅】 宮崎県・高千穂03 天岩戸神社西本宮 小さなバス旅 http://t.co/kQTa70NVhv






■■【経営マガジン】 7月27日号 経営とコンサルティング http://t.co/nfGxi57OlJ






■■【経営マガジン】 7月27日号 経営とコンサルティング http://t.co/VD5aG5qt9v






■■【今日は何の日】 電子マネー 7月27日 http://t.co/UVzVdfHrge






■■【今日は何の日】 電子マネー 7月27日 http://t.co/uTNrgXitx3






ブログを更新しました。 『■■【今日は何の日】 電子マネー 7月27日』 http://t.co/USjV5C2zqG






ブログを更新しました。 『■■【経営コンサルタント竹根の起業日記】 2014年7月第4週までのあらすじ、登場人物』 http://t.co/KKBmXNHLQH






■■【経営マガジン】 7月26日号 経営とコンサルティング http://t.co/hTiHu7pkyB






■■【経営コンサルタント竹根の起業日記】 2014年7月第4週までのあらすじ、登場人物 http://t.co/BYBce0rx9X






■■【経営コンサルタント竹根の起業日記】 2014年7月第4週までのあらすじ、登場人物 http://t.co/qW6PEhRXgJ







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