けい先生のつぼにくる話

はりきゅう漢方の先生が教えてくれる健康に関する話
Twitter(X)リンク @kkclinic

吸って吐くのが深呼吸? それじゃあパニック起すぞ。。。

2013-05-14 12:50:18 | 東洋医学全般
前回は私の睡眠時無呼吸症候群が治っていたお話をいたしました。
呼吸ついでに、パニック症候群のお話をしたいと思います。

一般的に呼吸、深呼吸は「吸って吐く」物だとされています。実はこれが曲者なのです。

ラジオ体操と並んで、偉大な日本の体操であるアルゴリズム体操でも、最後のところで「吸って-吐くのが深呼吸~♪、吸って-吐くのが深呼吸~♪、」と歌われています。

しかし、いざというときに呼吸は「まず吐く」のです。
呼吸(こきゅう)という文字だって、吸呼(きゅうこ)とは書きません。呼(はく)事が先に来ているのです。

すごいストレスを感じたときに、まずは気を落ち着けねばと考えてふかーく深呼吸をするとします。多くの方々はこの時に息をグーーッと吸ってしまいます。そしてはきます、またグーーッと吸います、そしてはきます。すると、緊張しているときほど、だんだんとはく息の量が減っていくのがわかると思います。
そしてしばらくすると、「あ、、息を吐けない、吐けないから吸えない!苦しい!助けて!」とパニックアタックという状態になるのです。これが習慣になると慢性的なパニック症候群となってゆきます。

そういうわけで、呼吸は「吐いてから吸うこと」が大原則です。「まず吐くんです!」

ここ一番のときに、口からはぁーーッと吐くのは力が入りにくいので、できるだけ鼻からはきます、ふーーぅぅぅぅっっと吐いて吐ききってから、すっとおなかを緩めてやるのです。
すると自然に横隔膜が下り、すうーーと空気が入ってきます。この時に入ってきた空気の量がちょうどよい自然な吸気量です。思ったよりずっと少ないでしょう。。。

もちろん空気のきれいなところでたくさん吸い込みたくなったら、どんどん吸い込んでよろしいのです。しかし、まずは吐ききってから吸うことです。

そうすれば気持ちも体ももっとリフレッシュされます。
さあやってみましょう!

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

睡眠時無呼吸症候群(Sleep apnea)が治っていたぞ!

2013-05-14 10:30:15 | 美容、美肌、ダイエット
私の3人の子供たちも皆ティーンエージャーになり、長女は今年から大学に行く予定です。

私もまさに「死んじゃあいられない歳」になったのです。そこで遅まきながら生命保険に入ることになりました。面倒な書類の記入と、担当者との面接、血液検査、心電図をとりました。結果は上々!体の弱かった子供のころとは大違いの結果が出ました。
担当者も大変な健康体だとほめてくれました。。。

ところが、、、保険会社に拒絶をされてしまったのです。
それは、私が過去に重篤な睡眠時無呼吸症候群(Sleep apnea)があったことが発覚したからです。

今は治っている、いびきはかかない、呼吸も止まらない、あれから8キロ以上やせている、毎日運動をしている!といってもだめなものはだめ、Sleep apneaはそう簡単に治るものではない。いつでも心臓発作や脳溢血の可能性があるから保険には入れない。

しかし、もし、「医師が治っている事を証明できたなら検討しましょう。」との事でした。

ジョートーじゃあないですか!私は早速病院に行ってSleep apnea Testというのを受けてみました。

こんな機械を装着して一泊する検査です。

するとどうでしょう。このような結果がでてきました。
This study suggests that snoring interferes with the quality of your sleep. This condition is sometimes referred to as 'Upper Airway Resistance Syndrome'.This test does not document the more severe snoring related condition called Sleep Apnea.
(睡眠のクオリティーと上気道通気障害の検査を行ったところ、重篤ないびきなどの呼吸障害は見られず、睡眠時無呼吸症候群の発症の原因となる所見は存在せず。)

かっかっか!ザマーミロっての!ここ数年のわしは鍛え方がちがうんだ!
これで、文句を言うような保険会社だったら、こっちから願い下げでぃ!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする