けい先生のつぼにくる話

はりきゅう漢方の先生が教えてくれる健康に関する話
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豚バラトマト巻き

2015-01-04 08:19:07 | 食べ歩き

ドラマ深夜食道を観ていたら、豚バラトマト巻きが出ていたので、作ってみました。


本当はプチトマトをまくのですが、近くのメキシカンマーケットではそれが見つからなかったので、普通のトマトを切って巻きました。


煙が出てきたら、豚の脂で発火するサインなので、うちわであおいで火が出にくくします。
発火してしまっても、うちわで消火ができる寸法です。

このような焼き物をおいしく作るコツは、「ちょこちょこひっくり返さない」ことです。
モチじゃあないんだから、ちょこちょこひっくり返すと、焼き目もうまく着かず、いたずらに肉を固くするだけであります。

とにかくじっくりと片面が焼きあがるまで、ひたすら待つことです。あとは串の根元が焼けて折れないように、位置をずらすこと。でも裏返してはいけません。

ずいぶん前にブログに載せたのですが、若いころ、私は鍼灸の修業中に、あるやきとり居酒屋を任されていました。4年ほど店長をやりましたので、やきとりは一応プロでございます。
昼間は治療院の助手で頼りない若先生で、よるは「にいちゃん!つくねまだぁ?」と怒鳴られていました。

毎日竹の串で仕込みをしながら、早く銀の鍼を使いこなす立派な鍼灸師になって、漢方医学とともに一生の仕事にしたいなあと願っていたものです。
修行があけたころにはへとへとに疲れていましたが、少しばかりの臨床経験と開業資金がたまっていて、本当にうれしかったことを覚えています。
コメント
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