漢方医学は、その病が発生した背景を徹底的に探ることによって、その大本と症状を網羅する形の処方が基本です。
症状が出るまでの経緯、生活習慣やストレスの具合、これに腹診、脈診、舌診をすることによって、治療の方向性を決めることになります。
下血が続いているので、関連の漢方薬をノミネートいたしました。
温経湯(うんけいとう)、乙字湯(おつじとう)、黄連解毒湯(おうれんげどくとう)、通導散(つうどうさん)、白頭翁湯(はくとうおうとう)、桂枝加芍薬湯(けいしかしゃくやくとう)
そして、消化器系の腫瘍に対症療法として使われる単品薬の、半枝蓮(はんしれん)白花蛇舌草(びゃっかじゃぜつそう)
そして、手元に怪しい東南アジア製のアモキシシリンという抗生物質がありましたので、これも服用いたしました。
以前はミャンマーやタイで開業していたことがあるので、時々現地の医師のコネで手に入るのです。
https://pins.japic.or.jp/pdf/newPINS/00068735.pdf
これは、各種炎症と菌の感染によろしく、十二指腸潰瘍や胃潰瘍などの消化器官の潰瘍にも使われる薬です。
漢方医のくせに、抗生物質なんかを使うのか?と突っ込みが入りそうでね。
今回はとにかく血を止めなければいけないので、黄連解毒湯とこの抗生物質の併用といたしました。
黄連解毒湯は胃腸の実熱をとる漢方薬です。不要な熱が取れることにより、炎症がおさまって、出血も止まるという寸法です。黄連(おうれん)、黄柏(おうばく)、黄芩(おうごん)、山梔子(さんしし、クチナシです。)で構成されていて、黄連と山梔子が止血、消炎、心の落ち着きを担います。黄柏と黄芩が止血と消炎作用を発揮いたします。
そして、足三里のお灸と乾布摩擦も併用いたします。
黄連解毒湯とアモキシシリンの併用の効果やいかに。。
新型コロナウィルスでは死にません。
コロナは弱毒、バイオテロではなく、メディアテロです。
感染してもカゼとして自宅で治せます。
コロナは安全!ワクチンは危険!
どっしりと構えておりましょう。
大丈夫、だいじょうぶ。。
漢方アメリカOnline
http://www.kanpouamerica.com
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