今回のテーマは「新型コロナウィルスの中医学的分析」でした。
私たちの米国における鍼灸漢方の免許証も、ほかの業界と同じく、更新をするためには定期的に継続学習のセミナーを受けて、修了証明書をため込んでおいて提出しなければいけません。
継続学習を開催できる、こちらの東洋医学会のグループは多々あるのですが、「私は何でも知っている」系のいわゆる白人系のグループは非常に居心地が悪いのです。変に東洋かぶれをしている割に、本質をちゃんと理解していない人が多いのです。
この過去ブログに象徴されるとおりです。
https://blog.goo.ne.jp/keisclinic/e/085529ef8cbb775bedd632c73f728fed
というわけで、私は中国系の東洋医学会に属しております。ここもいろいろあるのですが、変に東洋人にマウントをとりがたる知ったかぶり外人の集まりよりはよろしいわけです。
いつもはサンフランシスコのマリオットホテルやサンホセのドメインホテルで、継続学習学会が開かれるのですが、中国コロナウイルスの騒動で集合ができなくなり、ZOOMによるビデオ学会となりました。
ZOOMは初めて使ったのですが、とても使い勝手がよくて、4時間の学会を楽しく終えることができました。
新型コロナウィルスに対応できそうな漢方薬の討論会でした。
西洋医学的に、直接新型コロナウイルスを駆逐する考えの治療と、あくまでも免疫を強化して、体の外側と内側の粘膜にバリアーを張るような治療法などが紹介されました。
どれが一番有効かは時間がたってみないと何とも言えません。
しかし、古来より、体中にバリアーを張る意味で使われてきました、玉屏風散が最も強力でシンプルで安全だという意見も飛び交っておりました。私も同意いたします。
私以外は全員中国人の学会ですので、彼らは「新型コロナウィルスを製造、拡散してしまった中国人」として、熱心な討論を行っておりました。中国共産党が下手を打ってしまい、彼らの東洋医学界がしりぬぐいをしている構図になりますね。
新型コロナウィルスでは死にません。
どっしりと構えておりましょう。
大丈夫、だいじょうぶ。。
漢方アメリカOnline
http://www.kanpouamerica.com/
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