昨日は、新型コロナウィルスは始めの3日間のケアが大切だというお話をいたしました。
本日は、西洋のカゼ薬のお話です。
「じゃあ、薬はなにを飲めばいいの?」
「処方箋なしで薬屋さんで買える普通のカゼ薬です。ルル、パブロン、アメリカではNyQuilなどですね。」
「いつ飲むのですか?」
「カゼと同じで、ひき始めに飲んで、あとはご自分で3日間のケアをするだけです。」
要は、初期症状から上気道感染(くしゃみ鼻水、喉の痛み、発熱など)を起こして、それが気管支炎を起こすまで下りていくのを止めるということです。肺炎までいかないようにするのです。
「必要以上に早く解熱剤を飲んでしまうといけないって聞きましたが!?」
これはある意味正論です。38℃くらいまでの熱は、ご自分の体の治癒力システムが最大限に生かされて、病毒と闘っているプロセスと言えましょう。そして、39℃や40℃近くの高熱になってくると、危険水域となるので、解熱剤を飲ませることになります。(カゼ薬イコール解熱剤ではないのですが、解熱作用があるのでそう書きました。)
「でも、、新型コロナウィルスに感染したかもしれないのに、皆さまはそこまで発熱するまでじっくりとお待ちになることができますか?そんなに落ち着いていられますでしょうか?」
当然それは無理ですね。
「漢方医なのに市販のカゼ薬が先かい。。。」と言われてしまうかもしれませんが、
まずは上気道感染くらいのところで、くい止めてしまいましょう。あとは、せんねん灸や漢方薬などで免疫を強化することはいくらでもできます。
これは過去記事にも書きましたが、後日また詳しくお話をしたいと思います。
ちなみに、、アメリカで売っているNyQuilは、私には強すぎました。
渡米したてのころに、たまたまカゼをひいたのですが、その時に大家さんがNyQuilを飲ませてくれました。そのあまりの強さに、腰が立たなくなり、3日ほど眠くてだるくて起きられなくなったことがありました。
あれは、怖かった。。。
大統領選挙が終ったら、米国のコロナ騒ぎは消失しますよ。
政治利用する価値がなくなりますから。
新型コロナウィルスでは死にません。
どっしりと構えておりましょう。
大丈夫、だいじょうぶ。。
漢方アメリカOnline
http://www.kanpouamerica.com/
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