前回は「打撲のお灸治療」のお話をいたしました。
え、打撲って、打ち身でしょう?これって、冷やすんじゃないの?温めていいの?
と思われた方も多くいらっしゃると思います。
はい、打撲は温めた方が治りがよいのです。冷やしてもいいのですが、冷やしてばかりいると、ちゃんと治らないことがあるのです。
将来、曇りの日や雨の日、要するに気圧が低下しているときに「古傷がうずく」ということが起きやすくなります。いわゆる瘀血(おけつ)ができて、血の巡りが悪いまま傷が治ってしまっているために、外気の圧力が変わった時にうずきだすのです。
15年以上も前、私が診療活動をしていたタイやビルマでは、子供たちが遊んでいて、頭をぶつけてこぶを作って泣きながら帰ってくると、母親がその痛いところを温めます。
どうするかというと、乾いた手拭いを丸めて、それを口に当ててはぁーーっ、ふぅーーーっと温かい吐息を込めて温めた手拭いをこぶに当てるのです。これを何度も繰り返します。
こどもは、「かーちゃんいてーーよぉ!」とピーピー泣いているのですが、母親は構わずにつづけます。そうすると、始めはいたいのですが、だんだんと痛みが和らいでゆきます。
これは、東洋医学的には熱で熱を発散させる。そして、結果的に腫れを落ち着かせるという手法です。
これをやっていいのは打撲のときです。出血していたり、何かに感染して、ばい菌のために腫れているのを温めてはいけません。これは化膿止めが必要となってくる、別の次元のお話です。
え、打撲って、打ち身でしょう?これって、冷やすんじゃないの?温めていいの?
と思われた方も多くいらっしゃると思います。
はい、打撲は温めた方が治りがよいのです。冷やしてもいいのですが、冷やしてばかりいると、ちゃんと治らないことがあるのです。
将来、曇りの日や雨の日、要するに気圧が低下しているときに「古傷がうずく」ということが起きやすくなります。いわゆる瘀血(おけつ)ができて、血の巡りが悪いまま傷が治ってしまっているために、外気の圧力が変わった時にうずきだすのです。
15年以上も前、私が診療活動をしていたタイやビルマでは、子供たちが遊んでいて、頭をぶつけてこぶを作って泣きながら帰ってくると、母親がその痛いところを温めます。
どうするかというと、乾いた手拭いを丸めて、それを口に当ててはぁーーっ、ふぅーーーっと温かい吐息を込めて温めた手拭いをこぶに当てるのです。これを何度も繰り返します。
こどもは、「かーちゃんいてーーよぉ!」とピーピー泣いているのですが、母親は構わずにつづけます。そうすると、始めはいたいのですが、だんだんと痛みが和らいでゆきます。
これは、東洋医学的には熱で熱を発散させる。そして、結果的に腫れを落ち着かせるという手法です。
これをやっていいのは打撲のときです。出血していたり、何かに感染して、ばい菌のために腫れているのを温めてはいけません。これは化膿止めが必要となってくる、別の次元のお話です。
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