出血を止める 1. アキレス腱チョップ

鼻血がでたときはどうしますか？よく首の後をもんで見たり、たたいてみたりしますね。
そういえば、中学のときに同級生が力自慢の父親に思い切り首の後をたたかれて、確かに鼻血は止まったもののむち打ち症になりました（本当）。
日曜大工や、クッキングをしていて手をざっくりと切ってしまったらどうしますか？
今回はこういった急性の出血に対して著効する、アキレス腱チョップのお話をしたいと思います。


出血している人をうつぶせに寝かせて、両足首の下に枕かバスタオルを丸めたものを置いて、浮かせます。
この時に、かかとのところから、その上１０センチくらいの所にアキレス腱が浮いて見えます。
このアキレス腱の張った所を手刀でトントントンとチョップするだけです。
うつ伏せになりにくい場合は椅子の上にその背もたれに向かってひざまずいて、両手を背もたれにのせて行います。


鼻血、切り傷の止血に大変よく効きます。チョップする力は優しく優しく、トントントントンと数分間行います。

しかし、これは自分でできる方法ではないので、次回は自分でできる方法をお伝えいたします。


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