けい先生のつぼにくる話

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ハトムギのもう一つの効用 イボとり、関節痛など、、

2013-08-10 10:04:54 | 東洋医学全般
前々回、ハトムギでシミが消えて、お肌がきれいになったお話しをいたしました。

今回は、ハトムギの別の効用のお話をいたします。

ハトムギは、薏苡仁(ヨクイニン)といって、立派な漢方薬の一つです。
専門的には、「利水滲湿 健脾 除痹、排膿」の作用があります。これは、
1.体内の水はけをよくして、ぐじぐじとした湿り気を取り除く。
2.漢方医学的には消化器系のコントロールタワーとされている脾臓とその経絡を健全にする。
3.結果的にしびれ系の疾患を癒す。
4.膿を排出する。

これらの作用が、結果的にお肌をきれいにいたします。
同時に、これらの作用が、関節痛や関節腫れを改善いたします。例えば中年以降の女性の指の関節が変形する「へバーデン結節の痛み」や膝の痛みによく聞きます。

かみそり負けや、何かに感染して膿んでいるときにも、治りを早くいたします。

そして、イボとりの作用も忘れてはいけません。
剣道などで籠手をはめている手や、膝の後ろなどに硬いイボができることがあります。これはなかなか頑固で、削っても削っても生えてきます。

私の中学生のころにこのイボに悩まされたのですが、ハトムギを、確かカネボウの錠剤、薏苡仁錠を飲んで一月もすると、きれいに治ってしまい、以後まったく再発しなかったのを覚えています。

成分的には、これと同じですので、お試しになってください。
http://blog.goo.ne.jp/keisclinic/e/8bbf41e16ce33ba6e2bf1fb0c93a6c23
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