今月のはじめ、娘がやってきて、「パパ、犬を飼いたいの、、いい?」といいました。
私はもちろん「だめだ。。」と返しました。娘は「そう、、」と言って引き下がりました。
「ん?なんか素直すぎるなあ。。」と思っていたのです。
そしてある先日の夜、、息子が真顔でやってきて「パパ、話がある。。」とのこと。。。
私は「(う。。また何かやらかしなのかなあ。。)」と思い、厳しい顔のまま「なんだ」と答えました。
すると「実は家に犬を隠していた。ちゃんと自分が面倒を見るから。みんなに迷惑をかけないから飼わしてほしい。。。もうすぐ妹の誕生日だし。。」ということで、こんなことを守るからと頼み込まれたわけです。
1.費用は全部自分でアルバイトをして捻出する。
2.トイレなどの躾は必ずきちんとする。家も清潔にする。
3.昼間誰もいないときに、ばあちゃんやわしに頼らない
4.将来的にこのうちから独立するときは連れてゆく。。。
以前、スプーフという名前の猫を持ってこられて、私は猫アレルギーでえらい目にあったことがあります。、
http://blog.goo.ne.jp/keisclinic/e/44431ab76a5c6b9ac2afc3892a7335f1
http://blog.goo.ne.jp/keisclinic/s/%E3%82%B9%E3%83%97%E3%83%BC%E3%83%95
しかし、娘が犬を飼いたいと言い出してから、実は5日間もこの狭いうちに隠していたとは、、、全然わからなかった。。すごい静かな仔犬なんだなあ。。とおもっていると、、
私の部屋に仔犬がちょこちょこと入ってきたのです。。
私は内心「(うわ!かわいい!)」と思ったのですが、ここで相好を崩したらいかんと思い、厳しい顔のままでいると娘が「パパー、もうすぐ私の誕生日よ~、18歳よ~」と日本語で攻めてきました。。
しょうがない、、「清潔にしていないで家が汚れたり、私に少しでもアレルギーが出たりしたら、患者さんに迷惑がかかるから、猫のスプーフの時みたいに即、放棄だからな!」ということで、許してしまいました。
すでにちゃっかり名前がついていて、ベイリー(Bailey)というんだそうです。
そういえば私が5歳の時にクッキーという名前の中型の雑種犬がうちにいました。
思えば「幸せな昭和の犬のいる家庭」のひと時だったと思います。
あれから50年、また犬を飼うことになるとは夢にも思ってませんでした。家族が増えちまったわい。。
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