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不妊症の漢方薬治療 3 (婦人科系疾患の一般治療も含む)

2010-09-21 07:31:26 | 婦人科系疾患
前回は桂枝茯苓丸錠(けいしぶくりょうがんじょう)のお話でした。
今回はこの桂枝茯苓丸錠を使う体質で、且つ便秘がひどい方に使う漢方方剤です。
なまえは、桃核承氣湯(とうかくじょうきとう)です。これがタブレットになっているので、名前の後に「錠」の文字をつけることがあります。

これは、体力は比較的あって血の流れが悪くなっている、いわゆる瘀血(おけつ)という状態があって、便秘がきつい方に用います。

これを便秘薬としても使うことができます。
長い婦人科疾患を治療するために、この方剤を1-2ヶ月ほど服用してから、次のステップに行くことも多いです。

また、以前にも少し触れましたが、女性でいわゆる血の道に問題があり、生理不順で便秘で、あるいは出産や事故の後に、何か憑き物がついているような、狂騒状態があるときに、この方剤でおとなしくなることが多いです。

漢方アメリカOnlineもよろしくお願い申し上げます。

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