前に飯盛町結の浜で釣った鯵子(アジゴ)などのから揚げは、三杯酢に漬け込むなどして、昨日で食べてしまった。
旬の物を食べると健康に良いという話をどこかで聞いた事がある。
今年は、旬の物という事で、3月下旬から5月の初旬まで、孟宗竹の竹の子を、飽きるほど食べた。
竹の子のてんぷら、竹の子のきんぴら、竹の子の味噌田楽など。
今頃の旬といえばアジゴ(鯵子)ということになろうか。
ということで、本日は鯵子(アジゴ)のから揚げを食べたくなったので、アジゴ釣りに出かけた。
アジゴ釣りといえば、諫早市飯森町の結の浜の防波堤がよく釣れたので、今回もそこに行く事にした。
朝の6時には我が家を出て、諫早市の友人宅に行き、そこから諫早市内の「かめ屋釣具店」に行く。
この前と同じように、友人と2人合わせて、アミ350円分、青イソメ350円分を購入して飯盛町結の浜の防波堤に向う。
6時40分ごろには飯盛町結の浜の防波堤に到着。
既に何組もの釣り人が、あちこちで釣りをしていた。
ゴミ拾いの清掃活動をしている人たちもいた。
この前に良くつれた場所付近に2人で陣取り、アジゴ釣りを始める。
引き潮になっていたが、この前の時より大きめになっているアジゴが間断なく釣れる。
しばらくしてから隣りに、幼稚園児ぐらいの孫を連れたおじいさんがやってきて、アジゴ釣りの仕方を教え始めた。
まず、ライフジャケットを着せてから、リール竿の扱い方を教えている。
最初はぎこちなかったが、3投目ぐらいに、アジゴを1匹釣り上げる。
それからは、オモリカゴの投げ入れ方も上手になり、コンスタントに楽しそうにアジゴを釣り上げるようになった。
途中から、その子のお父さんやお母さん、小さな弟君も来て、その子のアジゴ釣りを見て、釣り上げるたびに歓声をあげていた。
聞くとは無しに聞こえてくる会話によれば、お母さんの実家の飯森町に、福岡に住んでいるその家族が、連休中に遊びに来ていて、お母さんの父親、すなわちその子にとってはいなかのおじいちゃんが、かわいい孫をアジゴ釣りに連れて来ていて、本日の午後には福岡へ帰るということのようだった。
お母さんは、慣れた手つきで、釣れたアジゴを、さびき仕掛けから外していたので、きっと小さい頃からおじいちゃん、要するにその人の父親に連れられてアジゴ釣りに来ていた経験があるのだろうなと思った。
私も妻と共に、子どもたちが小学生の頃に、雲仙市千々石町の防波堤にアジゴ釣りに何回か連れて行った事がある。
きっと、数少ない楽しかった思い出として、子供たちの記憶の片隅に残ってくれているのではないかと思っている。
すぐ近くの、結の浜マリンパーク海水浴場からは、マイクの音が聞こえ、アジゴ釣りをしている防波堤の裏側の方なので見えはしないのだが、海水浴を楽しんでいる人たちがいる事が伝わってくる。
初夏の休日のゆったりとした時間を楽しむ人々の中の一人として、そのような空間に身を置いていられる事に幸せを感じる。
放射能で、ふるさとに住むことさえ出来ないでいる人たちの事を思うと、贅沢すぎる時間を過ごさせてもらっており、申し訳ないような気持ちにもなる。
だけれども、いつ何時にわが身にも何が起きるかは分からない。
今楽しめる事を、今楽しむように心がけている。
アミ餌がなくなってからは、青イソメの餌の渓流釣り仕掛けで、防波堤のきわのアラカブの子を探る。
コンコンという当たりが竿先に伝わった後、しばらく食い込ませてから仕掛けを上げると、10cm前後のアラカブの子が釣れている。
防波堤のきわを移動しながら探ると、結構面白い釣りになる。
午後1時過ぎに、友人と2人で餌を使い切ってしまったので納竿して帰宅。
釣った魚を調理する。
数を数えてみたら、アジゴがこの前の釣果と全く同じで57匹。
だけれども今回の分が型が大きくなっているので、分量的には多い。
アラカブの子9匹。
サバゴ2匹。
海タナゴ1匹。
念仏ダイ1匹。
きょうの釣果

すべて、2度揚げのから揚げにした。
2度揚げにすると、アラカブの子も、頭から骨ごと食べられる。
から揚げの完成品

かくして、きょうの夕餉にも旬をいただく事が出来た。
豊田一喜
旬の物を食べると健康に良いという話をどこかで聞いた事がある。
今年は、旬の物という事で、3月下旬から5月の初旬まで、孟宗竹の竹の子を、飽きるほど食べた。
竹の子のてんぷら、竹の子のきんぴら、竹の子の味噌田楽など。
今頃の旬といえばアジゴ(鯵子)ということになろうか。
ということで、本日は鯵子(アジゴ)のから揚げを食べたくなったので、アジゴ釣りに出かけた。
アジゴ釣りといえば、諫早市飯森町の結の浜の防波堤がよく釣れたので、今回もそこに行く事にした。
朝の6時には我が家を出て、諫早市の友人宅に行き、そこから諫早市内の「かめ屋釣具店」に行く。
この前と同じように、友人と2人合わせて、アミ350円分、青イソメ350円分を購入して飯盛町結の浜の防波堤に向う。
6時40分ごろには飯盛町結の浜の防波堤に到着。
既に何組もの釣り人が、あちこちで釣りをしていた。
ゴミ拾いの清掃活動をしている人たちもいた。
この前に良くつれた場所付近に2人で陣取り、アジゴ釣りを始める。
引き潮になっていたが、この前の時より大きめになっているアジゴが間断なく釣れる。
しばらくしてから隣りに、幼稚園児ぐらいの孫を連れたおじいさんがやってきて、アジゴ釣りの仕方を教え始めた。
まず、ライフジャケットを着せてから、リール竿の扱い方を教えている。
最初はぎこちなかったが、3投目ぐらいに、アジゴを1匹釣り上げる。
それからは、オモリカゴの投げ入れ方も上手になり、コンスタントに楽しそうにアジゴを釣り上げるようになった。
途中から、その子のお父さんやお母さん、小さな弟君も来て、その子のアジゴ釣りを見て、釣り上げるたびに歓声をあげていた。
聞くとは無しに聞こえてくる会話によれば、お母さんの実家の飯森町に、福岡に住んでいるその家族が、連休中に遊びに来ていて、お母さんの父親、すなわちその子にとってはいなかのおじいちゃんが、かわいい孫をアジゴ釣りに連れて来ていて、本日の午後には福岡へ帰るということのようだった。
お母さんは、慣れた手つきで、釣れたアジゴを、さびき仕掛けから外していたので、きっと小さい頃からおじいちゃん、要するにその人の父親に連れられてアジゴ釣りに来ていた経験があるのだろうなと思った。
私も妻と共に、子どもたちが小学生の頃に、雲仙市千々石町の防波堤にアジゴ釣りに何回か連れて行った事がある。
きっと、数少ない楽しかった思い出として、子供たちの記憶の片隅に残ってくれているのではないかと思っている。
すぐ近くの、結の浜マリンパーク海水浴場からは、マイクの音が聞こえ、アジゴ釣りをしている防波堤の裏側の方なので見えはしないのだが、海水浴を楽しんでいる人たちがいる事が伝わってくる。
初夏の休日のゆったりとした時間を楽しむ人々の中の一人として、そのような空間に身を置いていられる事に幸せを感じる。
放射能で、ふるさとに住むことさえ出来ないでいる人たちの事を思うと、贅沢すぎる時間を過ごさせてもらっており、申し訳ないような気持ちにもなる。
だけれども、いつ何時にわが身にも何が起きるかは分からない。
今楽しめる事を、今楽しむように心がけている。
アミ餌がなくなってからは、青イソメの餌の渓流釣り仕掛けで、防波堤のきわのアラカブの子を探る。
コンコンという当たりが竿先に伝わった後、しばらく食い込ませてから仕掛けを上げると、10cm前後のアラカブの子が釣れている。
防波堤のきわを移動しながら探ると、結構面白い釣りになる。
午後1時過ぎに、友人と2人で餌を使い切ってしまったので納竿して帰宅。
釣った魚を調理する。
数を数えてみたら、アジゴがこの前の釣果と全く同じで57匹。
だけれども今回の分が型が大きくなっているので、分量的には多い。
アラカブの子9匹。
サバゴ2匹。
海タナゴ1匹。
念仏ダイ1匹。
きょうの釣果

すべて、2度揚げのから揚げにした。
2度揚げにすると、アラカブの子も、頭から骨ごと食べられる。
から揚げの完成品

かくして、きょうの夕餉にも旬をいただく事が出来た。
豊田一喜