ニース料理を作ると言う事!!
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ウサギの背肉に詰め物をして作る料理です。
詰め物には、、、豚肉、ふだん草、お米、パルメザンチーズなどを入れます。
これが素朴で美味しいんですよね!!
付け合わせは今回は旬の豆とそしてトマトとの軽い煮込み!
僕はこういう料理を作り続けるのはとても大切だと思っています。
それはなぜかと言うとニース料理は土地の事を考えると、どちらかと言うと海のイメージが強いので魚介料理が多いのではと思われがちですが、、、実はそうでもないのです。
これはしっかりと土地の事を勉強しないと解らない事ですが、、、ニースは元々サヴォワだった事もあるので、、、山の文化がいっぱい根付いているのです。
それから昔、集落は今のように海沿いではなく、、、鷲の巣村に見るように外からの敵から守る為に、集落は山にあったのです。
そう言うような理由もあり、、、ニースの伝統料理ってどちらかと言うと、野菜やお肉を使ったものの方が多いのです。
んー歴史を勉強して、その土地の事を知る。
これは料理を覚える上では技術以上に僕は大切なことだと思います。
ここ最近料理の傾向はどちらかと言うと、どういう調理法でとか、、、技術が先行していますが、僕はまずは気候風土ありき、そして歴史ありきと考えているのでこのような料理を作り続けそして学んでいく事が重要だと思っています。
やはり伝統を引き継いでいく事は大切です。だってそれが料理の土台になるのですから、、、、、
それは料理だけではなく、どの分野にでも言える事だと思います。
大切なことはやはり引きついで守っていかなければいけないと思います。
特に今のようなグローバルな社会では、、、
と言う訳で、ニースのお店ではお店のスタッフの勉強の為、そしてお客様と一緒にニースの文化を守る為に、そして楽しんでもらう為に、、、ランチではこういう料理も作り続けています。もちろん、僕風に少しアレンジもしていますが、、、
料理を少しでもピュアに、軽くしようとしています!!
ニースにお越しの際は、是非ランチでこのような伝統料理も楽しんで頂ければと思います。
文化とそして歴史を食を通して体感しいて頂ければと思います。