言葉のチカラこぶ——『いい言葉塾』

言葉はコミュニケーションの基本。伝えたいことは「言葉のチカラ」できっと伝えられる。もっとうまく伝えられる。

トイレがない商店街は最悪である

2011-04-04 09:20:20 | 商店街の再生
こんにちは。
前橋の販促コンサルタント、藤田です。
今日もよろしくお願いします。

昨日、地元の商店街へ妻と出かけました。
北風が強い日で、真冬が戻ってきたような天気で、4月というのに、マフラーまで巻いていきました。
駐車場に車を止め、いざ商店街へ。
しかし人通りがほとんどありません。

アーケードになっていますが、晴れているときは南を向いた方向に屋根が斜めに開き、洋子魚が入ってくる仕組みになっていましたので、暗さは感じませんでしたが、人通りのない寂しさはどうしようもないものです。
寒い日だったので、すぐにトイレに行きたくなりました。
しかし、ないのです。公衆トイレが。
仕方なく近くのデパートまで足を伸ばし、そこで用を済ませました。

開いている商店を覗きながらどこかに「トイレをご利用ください」というポスターがどこかに貼っていないか見ていきましたが、1軒もありませんでした。
そこは南北に長い商店街で、5、600メートル以上はある商店街で、トイレが一つもないのです。

ここでは高齢者のみなさんに買物しやすいようにとカートを貸し出したり、買物ボランティアをつけたりというサービスを始めていますが、お年寄りはトイレが近いものです。そういったニーズに全然対応していないのはちょっとどうかなと思いませんか。まずはそういったハード面を整備してからのサービスではないでしょうか。

これじゃ高齢者にさえ嫌われてしまうわとあきれました。

公衆トイレがないなら(駐車場にはありましたが)、各個店すべてが「どうぞトイレをお使いください」というポスターを張り、トイレを提供するぐらいなんでもないことだと思います。そうすることで日頃入ってこないお客様も、気兼ねしながらでも、店内まで入ってきてくれるのではないでしょうか。

店内にはどこの量販店でも売っていない商品を展示していれば、それを見てくれます。
そのときは購入まで到らなくても、商品の印象がその人の頭の隅に残ります。
そうすることで、その商品が欲しいとなったら、来てくれることだってあるのです。
地道な努力ですが、商売とはそういうものではないでしょうか。


▼下記は現在配信中の、無料メールマガジンです。
お店や会社経営のちょっとしたいいヒントがたくさん載っています。

消費者目線のマーケティング

繁盛店になりたいか!

「あっ、そうか! ちょっとした『気づき』が繁盛店に変える」

それでは今日はこれで。
あなたの一日が今日も普段通りの良い一日でありますように。
藤田販促計画事務所、お客様力(ぢから)プロデューサの藤田でした。

群馬県前橋市天川大島町186-25
藤田販促計画事務所
http://www.shakatsu.co

E-mail:k1948f@nifty.com
TEL.027-261-6671(FAX.同様)