言葉のチカラこぶ——『いい言葉塾』

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地方の商店街の役割は終わった?

2011-04-08 09:08:07 | 商店街の再生
こんにちは。
前橋の販促コンサルタント、藤田です。
今日もよろしくお願いします。

昨日、「お花見をしようよ」というタイトルでこのブログを書きましたが、上野あたりでは自粛の看板が取り払われ、お花見をする人も出てきたようです。


さて、どの地方へ行っても、商店街と名のつくとろこのシャッター通り化が目につきます。
それではいけないとばかりに、商工会議所や商工会、それに行政がからんで、躍起になって何とかお客様を呼び戻そうとイベントをやったり、チャレンジショップを作ったりしていますが、その効果はあまり上がっていないようです。

なぜでしょうか。

それはその商店街が、その町の歴史に果たす役割を終えようとしているからです。
あるときは地域の台所としての役割があり、それを果たすことによって成り立っていたのですが、その台所がスーパーマーケットの出現、GMSの郊外出店と続き、その台所としての役割もそちらに移っていってしまったのです。

大都市圏での商店街などでは、まだその役割を充分に果たしているところが、けっこうあり、今でも活気があります。
しかし地方都市での商店街としての役割は終焉を迎えているのですから、そこでがんばっていくためには個店のがんばり、ニッチさ、オンリーワン、そういった個性がない限りは淘汰されていくのが、歴史の流れではないでしょうか。
いくらその流れに逆らうようにイベントなどを行っても、その場限りでしかありません

従って、これからもそこで商店街としてやっていこうとするのであれば、自分たちがこれからの社会にどのように役立っていかなくてはならないのか、ということから考え直さなくてはなりません。
そのコンセプトをつかまないで、闇雲に残そうと考えても残ってはいけない気がします。

これから商店街はどうすればいいのか、回り道だと思いますが、物販だけに頼らない“何か”をまず模索することから始めた方が、結局早く結論に達することができるのではないでしょうか。
そう思いませんか。

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それでは今日はこれで。
あなたの一日が今日も普段通りの良い一日でありますように。
藤田販促計画事務所、お客様力(ぢから)プロデューサの藤田でした。

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