言葉のチカラこぶ——『いい言葉塾』

言葉はコミュニケーションの基本。伝えたいことは「言葉のチカラ」できっと伝えられる。もっとうまく伝えられる。

お客様の気持ちを考える

2011-04-26 08:49:21 | 売上アップ
こんにちは。
前橋の販促コンサルタント、藤田です。
今日もよろしくお願いします。


「こんな時間まで日替わりが残っているわけないよ、奥さん。もっと早く来なくちゃ」
ある日のスーパーの夕方で見かけた風景。
担当者にこんなことを言わせるスーパーは、はっきりって自分勝手です。

チラシに日替わり商品として出してあれば、さらには数量制限もしていないとすれば、閉店までその商品は陳列されているべきではないでしょうか。
早く来いといったって、その人にとってはそれが早い時間かもしれない。
その時間がいつもの買物時間であるのかもしれない。
お客様は、自分が買い物に行く時間がその定番の買物時間なんです。

スーパーが勝手にお客様の買物時間を決めてどうする?って言いたいですね。
安いものがほしければ早く来い、というのも、考えてみればスーパー側だけの論理で、全然消費者の視点ではありません。

これからの小売店は、消費者の思考を取り入れていかないと、置いていかれます。

先ほどのスーパーだって、そういった売り方でずっとやってきたから、それが当たり前のように思っているようですが、世の中の考え方はどんどん変化していきます。もちろん購買行動も、購買理由も変化していきます。
それを無視して、相変わらず自分たちの今までやってきた方法だけで、これからも販売していけると思ったら、それは大きな間違いです。
そうした失敗例が、地方の街の中心商店街ではないでしょうか。

最初に言ったような、遅くやってくるお客様がいることも考慮し、そのお客様に対する販売方法も考えてしかるべきものです。
売り手だけの感覚で商売をしていく時代は、もうとっくに過ぎているのです。

自分がお客様の気持ちになって陳列してみる。
自分がお客様の気持ちになって店を眺めてみる。
そして、自分がお客様の気持ちになって買ってみる。

気持ちを入れ替えるだけで、今の消費者はどのようなことを店に望んでいるのか、おぼろげながらも分るのではないでしょうか。


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それでは今日はこれで。
あなたの一日が今日も普段通りの良い一日でありますように。
藤田販促計画事務所、お客様力(ぢから)プロデューサの藤田でした。

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