言葉のチカラこぶ——『いい言葉塾』

言葉はコミュニケーションの基本。伝えたいことは「言葉のチカラ」できっと伝えられる。もっとうまく伝えられる。

実績は過去のもの、未来ではない

2011-06-04 09:11:46 | 販売促進コンサルタントの日記
こんにちは。
前橋の販促経営コンサルタント、藤田です。
今日もよろしくお願いします。

さて、私のことが上毛新聞に紹介されてから、仕事の問い合わせはありませんが(残念なことに紹介記事には電話番号がなかった!)、売り込みはありました。
これはまあ当然ことで、企業の社長や営業担当の方は、何か仕事につながる記事はないかという目で新聞を読むのが当然だからです。ですからもっとあるのかと思っていたら、それほどでもありません。この結果から考えられるのは2つです。

ひとつには、小さな記事だったので、あまり目につかなかったから。
ふたつ目は、私がとるに足りない駆け出しコンサルにしか思われなかった、ということです。
特にふたつ目は、今の自分にとっての世間の公平な評価です。

世間では、実績がものをいいます。
歴史のある会社では特に、取引業者の過去の実績を気にするところが多いようです。
さらに創業間もない企業でさえ、新しい取引先の実績を気にするときが多いようです。
あなたももしかしたら実績重視派ですか?

さて、過去の実績は一定の成績表であり、それが取引を行う際の精神安定剤になります。

しかし実績とこれからの仕事は関係ありません。
どうして過去を見るばかりで、これからを見ないのでしょうか。
大切なのは、これからの関係ではないでしょうか。

自分たちの会社とお付き合いをするのはこれからなんです。
だから過去は関係ないと言ってもいいでしょう。

それなのに過去ばかりを気にするのはどうしてでしょうか。


たとえば恋をし始めた恋人同士なのに、そのどちらかが相手の過去ばかりを気にして、先に進もうとしないとすると、その恋はすぐにおしまいになってしまいます。
せっかく素晴らしい未来があったのに、過去を気にしたばかりに、自分のひとつの未来を自ら閉じしてしまうことになってしまいます。

新しいおつきあいは、過去を見るのではなく、これからをまず見据えて始めようではありませんか。
お付き合いをして、これは駄目だということが判れば、そのときに取引を中止すればいいことではありませんか。
自ら過去の実績ばかりにこだわって、あらかじめ開かれている明るい未来への扉を閉じてしまう愚は避けたいものです。

その点では、まだ海のものとも山のものとも判らない、さらにはどなたとも顔見知りでもない、私のような、一度訪問して自己紹介しただけの新米コンサルタントを、店舗支援コーディネーターに起用した太田商工会議所の英断には拍手を送りたいと思いますし、私は全力でその期待に応えらるように尽くしていきたいと心に誓って今全力を投入しています。

初めての相手に実績を求めず、その未来に賭けてみる。
この21世紀という時代で、あなたの会社が伸びる要因はそういう先取性にあるのではないでしょうか。



それでは今日はこれで。


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藤田販促計画事務所、お客様力(ぢから)プロデューサの藤田でした。

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