こんにちは。
販促経営コンサルタント、藤田です。
本日2回目の投稿です。
この<コピーライターになりたいか>というカテゴリーでは、50回連載限定で、コピーライターになりたい人や、キャッチコピーを作りたい経営者の方向けにコピーとは何だということを解説しています。
かつてメルマガで配信していたものの再録ですが、貴重なアドバイスが含まれていますので、読んで損はありません。
(なお配信は原則毎週1回月曜日にと思っていますが、基本的にランダム配信です)
それでは第13回目です。
13.結局は、言葉の組み合わせなんだ
音楽は、ドレミと短調、長調、シャープとフラット、そして音符の長さの組み合わせで、無限のメロディーが奏でられるようになっています。
言葉、文章も同じです。英語はアルファベット26文字の組み合わせです。たった26文字の組み合わせで、無数の言葉や文章を編み出せるようになっています。
コンピュータの言語は、「0」と「1」の2コの、たった2コの組み合わせで、すべての言葉だけでなく、数式やその他すべてのことをコンピュータに指示するようになっています。ですから、その長さと組み合わせは驚くべき数になっています。
日本語も同じです。ひとつひとつ分解していけば、あ・い・う・え・おの45文字と促音、濁音からなっています。その、百にも満たない文字で、あらゆる表現を可能にしています。
さらに日本語には、うれしいことに、漢字とカタカナがそれに加わっています。日本語の特徴は、他国にはないこの特徴が、さらに日本語の表現力を豊かに彩られるようになっています。
その点では、日本に生まれたことに感謝したい思いです。
逆に、いろいろな言葉を使わなければ、思いが伝えられないということです。
どちらがいいか、それは人それぞれですが、僕は、世界一難しいこの日本語の国に生まれたことに感謝しています。(でも、英語も捨てがたいなあ)
さて、日本語の文章は、その合計百コに満たない文字の組み合わせで、まず言葉を作り、その言葉を名詞のままや動詞、形容詞、形容動詞などに加工して、助詞で組み合わせて、様々な文章に紡ぎ合わされ、人を感動させたり、逆に怒らせたりするものになっていきます。
さて、ここまでいえば、判りますよね。
そうなんです。
たかが、百にも満たない文字なんです。難しく考える必要はないんです。コピーライターが書いた文章を読むのも、同じ日本人なんです。難しく書く必要はないんです。
ただ<<読んだ人がよく理解できるように、作ること>>
それが一番必要なことなんですね。いかに、百近くの文字を組み合わせて、やさしく、判りやすく伝えるか、です。
コピーライターは、極端にいえば、新しい言葉を作る必要はありません。それは、作家の方に任せておきましょう。
コピーライターは、すでに生み出されている、現在表現方法として認知されている言葉を使って、新しい組み合わせを作り、商品なり、企業なりをアピールするのが仕事です。
ですから、コピーライターは、その言葉の新しい組み合わせこそを真剣に考えるべきなんです(もちろん、人がそれを読んで理解できることが前提ですが)。
有名な糸井重里さんの「おいしい生活」もそうですよね。「おいしい」の後には普通「食べ物」がきますよね。でもそのあとに「生活」と持ってくる。「生活」がおいしい?なんだ。これ?と、読む人が思ったら、それで成功なんです。ボディコピーに導き、さらにはその企業をアピールする。これがコピーライターの、コピーライターたる仕事ではないでしょうか。
みなさんも、そんな傑作コピーを作ってください。いや、組み合わせてください。
しかし、その組み合わせには、時代を見るセンスが必要です。そのセンスの良さ、悪さで、傑作か駄作かに分かれます。ですから、コピーライターはそのセンスを磨いてください。
どのように磨いたらいいか。それは、第1回からいろいろ書いてきたことをすべて実践していけば養われると思います。
でも、いいコピーが書けなかったら、ひたすら、実際のいいコピーを選んで、そのまま原稿用紙に書き移ししましょう。(以前にも書きましたね)そうして鍛錬していくと、いつの間にか、自分でもいいコピーが書けるようになります。
きっと。
<14>へつづく。
それでは今日はこれで。
あなたの一日が今日もいい一日でありますように。
藤田販促計画事務所、お客様力(ぢから)プロデューサの藤田でした。
あ、そうそう、下記のメルマガ「売れるキャッチコピーを作ろう」をぜひお読みください。
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群馬県前橋市天川大島町186-25
藤田販促計画事務所
http://www.shakatsu.co
E-mail:k1948f@nifty.com
TEL.027-261-6671(FAX.同様)
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13.結局は、言葉の組み合わせなんだ
音楽は、ドレミと短調、長調、シャープとフラット、そして音符の長さの組み合わせで、無限のメロディーが奏でられるようになっています。
言葉、文章も同じです。英語はアルファベット26文字の組み合わせです。たった26文字の組み合わせで、無数の言葉や文章を編み出せるようになっています。
コンピュータの言語は、「0」と「1」の2コの、たった2コの組み合わせで、すべての言葉だけでなく、数式やその他すべてのことをコンピュータに指示するようになっています。ですから、その長さと組み合わせは驚くべき数になっています。
日本語も同じです。ひとつひとつ分解していけば、あ・い・う・え・おの45文字と促音、濁音からなっています。その、百にも満たない文字で、あらゆる表現を可能にしています。
さらに日本語には、うれしいことに、漢字とカタカナがそれに加わっています。日本語の特徴は、他国にはないこの特徴が、さらに日本語の表現力を豊かに彩られるようになっています。
その点では、日本に生まれたことに感謝したい思いです。
逆に、いろいろな言葉を使わなければ、思いが伝えられないということです。
どちらがいいか、それは人それぞれですが、僕は、世界一難しいこの日本語の国に生まれたことに感謝しています。(でも、英語も捨てがたいなあ)
さて、日本語の文章は、その合計百コに満たない文字の組み合わせで、まず言葉を作り、その言葉を名詞のままや動詞、形容詞、形容動詞などに加工して、助詞で組み合わせて、様々な文章に紡ぎ合わされ、人を感動させたり、逆に怒らせたりするものになっていきます。
さて、ここまでいえば、判りますよね。
そうなんです。
たかが、百にも満たない文字なんです。難しく考える必要はないんです。コピーライターが書いた文章を読むのも、同じ日本人なんです。難しく書く必要はないんです。
ただ<<読んだ人がよく理解できるように、作ること>>
それが一番必要なことなんですね。いかに、百近くの文字を組み合わせて、やさしく、判りやすく伝えるか、です。
コピーライターは、極端にいえば、新しい言葉を作る必要はありません。それは、作家の方に任せておきましょう。
コピーライターは、すでに生み出されている、現在表現方法として認知されている言葉を使って、新しい組み合わせを作り、商品なり、企業なりをアピールするのが仕事です。
ですから、コピーライターは、その言葉の新しい組み合わせこそを真剣に考えるべきなんです(もちろん、人がそれを読んで理解できることが前提ですが)。
有名な糸井重里さんの「おいしい生活」もそうですよね。「おいしい」の後には普通「食べ物」がきますよね。でもそのあとに「生活」と持ってくる。「生活」がおいしい?なんだ。これ?と、読む人が思ったら、それで成功なんです。ボディコピーに導き、さらにはその企業をアピールする。これがコピーライターの、コピーライターたる仕事ではないでしょうか。
みなさんも、そんな傑作コピーを作ってください。いや、組み合わせてください。
しかし、その組み合わせには、時代を見るセンスが必要です。そのセンスの良さ、悪さで、傑作か駄作かに分かれます。ですから、コピーライターはそのセンスを磨いてください。
どのように磨いたらいいか。それは、第1回からいろいろ書いてきたことをすべて実践していけば養われると思います。
でも、いいコピーが書けなかったら、ひたすら、実際のいいコピーを選んで、そのまま原稿用紙に書き移ししましょう。(以前にも書きましたね)そうして鍛錬していくと、いつの間にか、自分でもいいコピーが書けるようになります。
きっと。
<14>へつづく。
それでは今日はこれで。
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