こんにちは。
小さなお店と小さな企業のための販促経営コンサルタント、藤田です。
今日もこのブログページを開いてくれてありがとうございます。
少しばかりあなたの時間をいただきますが、よろしくお願いします。
台風一家(じゃなくて、一過。ま、いっか?)。
なんて、しゃれにならない被害。
幸いこちらあたりでは恵みの雨だけもたらせてくれたのですが、それ以外では各地で大きな被害が出ました。
お見舞い申し上げます。
さて、台風も北海道の西海上にある今、こちらでは晴れてきまして、それに伴って、暑く暑くなってきました。
トイレ掃除をしただけでTシャツがびしょびしょ。
美女のビショビショTシャツ姿なら大歓迎ですが、おじさんのビショビショ姿なんて、my奥さんにも見せられない。
さて、本題です。
今日はデザイナー(グラフィック、商業デザイナーさん)への苦言ですね。
お、身構えたあなた、身に覚えがある? わけないか。
わたしが広告会社に在籍しているときなどは、全般的にコピーライターの力よりもデザイナーの方の意見が強くて、紙面の作り方の主導権はほぼデザイナーや、それからもう一段階上がったアート・ディレクターの思惑で進んでいきました。
わたしがクリエイティブ・ディレクター(というほど大層なものじゃなかったけど)になってやっとコピーライターが主導権を握るようになりましたが。
で、デザイナー、それもただいいデザインをしたいだけのデザイナーの手にかかると、一見見た目にはたまには目を見張るようなデザインもありましたが、それはただデザインがいいだけ、見た目がいいだけのもので、そこには広告であることという大本の、なくてはならないものがないというものもたくさんありました。
そうです。
いったいこの広告で何を言いたいのか、そういうものが全然出せていない、デザイナーのマスタベーションだけのものでしかないものもありました。
そのようなものを上げられてきたときには、わたしがまだ力のないときなどは、クライアントの意見としてデザイナーに申し入れて、修正したりしました。
いくらデザイナーが「これはいいデザインなんだ!」と言い張っても、クライアントがOKしなくちゃ世に出せないのですから。
………そして時は経ち、現在。
あるとき、久しぶりにそのようなデザインを見せられたときが最近ありました。
デザイン的にはいいデザインだなあと思いました。
でも、でも、いったいこの広告ツールでは何を言いたいのか、ということが全然その紙面には表現されていないかったんですね。
それは、ただ入れなくてはならないアイテムを体よく配置しただけで、見た目OK、広告力ゼロ、そんな感じの典型的なものでした。
さっそくわたしは、ストーリーを作り、すべてのアイテムを配置し直すようにアドバイスしました。
わたしが広告を作る際に一番大事にしていたのは、その広告では一番に言いたいことは何か(何を売りたいのか)ということです。
それをどこに配置すれば一番効果的か、です。
よく、物語には起承転結がなければならない、と言われます。
たった一枚のチラシにもやはりその起承転結がなければなりません。
それがなければただの印刷した紙切れに過ぎなくなります。
クライアントはそれに数十万円、時には数百万円もかけなければならないのです。
それをただデザイナーのマスタベーションに使われたらたまったもんじゃないはずです。
どんなに小さなスペースであっても、そこにスペースがある限り、この広告ではいったい何を言いたいのか、それを明確にして、言いたいことが鮮明になるような工夫をしなければなりません。
配置がいいだけでは、本当の意味で『デザイン』にはならないんです。
ストーリーをきちっと組んでからそれらをいかに見やすく、さらにはかっこ良く配置できるかというのが、本当に持っていたいデザイナーのスキルです。
世に出るデザイナーはそれをきちんと把握していますよ。
それでは、また明日。
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藤田販促計画事務所、お客様力(ぢから)プロデューサの藤田でした。
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