言葉のチカラこぶ——『いい言葉塾』

言葉はコミュニケーションの基本。伝えたいことは「言葉のチカラ」できっと伝えられる。もっとうまく伝えられる。

行列は作らない。

2014-08-26 07:26:39 | 生き残るということ

こんにちは。
小さなお店と小さな企業のための販促経営コンサルタント、藤田です。

今日もこのブログページを開いてくれてありがとうございます。
少しばかりあなたの時間をいただきますが、よろしくお願いします。


昨日は、夜になって雨が降り出してきました。
しかし今朝になってみると、雨はやみ、どんよりとした、今にもまた降ってきそうな、曇り空です。
一日中曇り空で、いっときは晴れ間もみえましたが、おおむね昨日はほぼ曇り空でした。

そして気温も久しぶりに真夏日には到達しないという、数日ぶりの低め。

今日も同じように雨が中心で、気温は夏日の気温で、ちょっとは涼しいかな等漢字ですが、相変わらずその分湿気が高く、やはり過ごしづらいのには変わりありません。

昨日は3週間ぶりの桐生訪問で、今日は今日で、これから1ヶ月半ほど休止になっていた訪問先への訪問で、朝6時に起きました。

今ぐらいになると、少し夜明けも遅くなって来ているのが実感できます。


さて、本題です。

あなたは一度でもいいから自分のお店に行列を作りたいと思っていますか?

それが夢だと?

でも、あえて言いますが、『行列は作るな!』


行列に並ぶお客様、並んでまでも入りたい、というお客様の多くは一見のお客さんであったり、はるばる遠くからやってきたお客さんが多いのではないでしょうか。

だって近所だったら、「じゃあまたくればいいや」とほとんどの方が考えるでしょ?

そうして、本当に長くお店を持たせたいのなら、行列は作らない店づくりをすることが、肝心要なんです。


え、そんなバカな!
お客様がたくさん来ていいじゃないのか!
売上が上がるじゃないか!

一見いいことばかりですね、そのときのあなたにとっては。

でもちょっと立場を変えてみましょう。

あなたがその行列に並んだとしてください。

並んでいる間、どんなことを考えます?

「ああ、早く順番、回ってこないかなあ」
「食べ終わっても、のんびりしてる奴、いるんじゃない?」
「立ってるの、しんどいなあ。椅子ぐらい出してくれればいいのに」
「順番カード渡して、番が回ってくる間は自由にどっかへ行けたらいいな」
「暑いなあ、いつまで待たせるんだろう?」
・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・

ただ単純にお客様は行列に並んで待っているわけではありません。
その間、いろいろなことを考えています。

多分わたしだったら、ネガティブなことが多いように思えます。

まああまり長い行列だと、自分では決して並ばないですけどね。

「まあ、またにしようか」と考えて、結局二度とその店には行かないことのほうが多いようです、自分に照らしてみれば、ですが。


それでも行列に並ぶお客様というのは、先ほども書きましたが、遠くからやって来ているので、この機会しかない、という方、雑誌とかテレビで紹介されていたので、一度は食べてみたいから、という方………。

そういった方が多いのです。

常連さんは、そういった行列があるとほぼ敬遠しますね。
「じゃあまたにしようか」
そういって、その場は帰ります。

次に来てみるとまた行列。
「じゃあまたにしようか」

それが数回続くと、「いつも行列か。もう来ないで他にしよう」と考えるようになったら、あなたはどうします。


そのうちにも、遠くからやって来た人は、なにぶんにも遠いですから物理的に考えても二度は来ても3度目まではなかなか難しくなります。

さらに、マスコミの紹介できた人は、とにかく一見さんで、二度とは来てくれないでしょう。

そういった人たちというのは、マスコミで紹介されるお店をはしごをすることを楽しみにしているだけの方が多いようですから。
また新しいお店が紹介され続けますので、そちらへそちらへと靡くだけです。

決してあなたのお店の新しい常連さんにはなりえない人たちばかりが、行列を作ってくれるわけです。


熱というものは覚めていきます。

いっとき行列を作っていたお店も、ある時期が来ると、行列を作ってくれた人たちから見放されていき、そのうちには閑古鳥。

閑古鳥だけではまだいいのですが、遂には閉店の憂き目に。

行列が引いていっても、常連さんはほとんど戻っては来ません。

あなたのお店をきちんと営業させてくれた人たちは、そのときにはすでに他のお店の常連になっていて、あなたのお店とは縁がなくなっているのです。


あ~あ。

それでもあなたは「行列のできる店」が夢ですか?



さて、今日の「いいもの探し」。

昨日桐生に行き約2時間、社長や関係者の方たちと話し合ったあと、近所にある藤掛屋さんに行きました。

この藤掛屋というのは「栗まんじゅう」というたい焼きの栗型版を売っているお店で、桐生では超有名なお店。
毎回寄るんですが、ほとんどその時間ですと売切れで、がっかりなんですが、昨日はまだ営業中というのぼりがあったので、寄ってみました。

で、購入。
でも四つしかないということで、最後のその四つを手にすることができました。
ラッキー!

で、帰ってきてmy奥さんにそのことを言うと、一言。
「よかった。4つしかなくて」

いつも、あればもっと買ってきますので、食べ過ぎ、というわけなんです。

ひとつのことで「良かった」が昨日は2つもありましたね。



それでは、また明日。

今日も一日、『スマイル!』で、がんばろう!


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藤田販促計画事務所、お客様力(ぢから)プロデューサの藤田でした。

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