こんにちは。
小さなお店と小さな企業のための販促経営コンサルタント、藤田です。
今日もこのブログページを開いてくれてありがとうございます。
少しばかりあなたの時間をいただきますが、よろしくお願いします。
昨日の夕方、赤城や子持など群馬の中部から北にある山にまで黒い雪雲が、その山々に食らいつくかのようにかかっていました。
けっこう雪が降っていたんでしょうね。
北海道に和寒(わっさむ)という地名がありますが、今朝新聞を取りに外へでたとき、まさにそんな言葉が口からでました。
「わっ、寒っ!」
ダジャレです。和寒の方、すみません。
昨夜から北風がさらに強くなり、今朝も強く吹いています。
窓を開け放つと、レースのカーテンが勢いよく風に巻かれています。
さて、本題です。
わたしもたまにはネット通販で買物をします。
で、購入するとほとんどのお店がメルマガ登録を促してきます。
あまり読む気はないのですが、それでも仕事的に興味があるので、「メルマガを送ってもいい」の欄にチェックを入れます。
で、そういったところで熱心すぎるところでは、購入した品もまだ届かないうちからメルマガ攻撃を矢継ぎ早にしかけてくるところもあります。
あまりにも早いところに、一度苦情のメールを送ったところさえあります。
購入ボタンを押してから、ちょっと後にメールを開いたらもうそこからメールがきているんです。
だいたいのその内容は購入品の確認のメールなんですが、苦情を出したところからは、確認じゃなくて、ただの宣伝メールでした。
いくら何でもそれはないだろ、ということで、商品も届かないうちから宣伝メールって、何、それ! って。
しばらくして謝罪のメールが届いたのはまあいいとして、そこでは宣伝メールを出す部署(係)と、販売完了メールを出す部署(係)が違うために、メール登録されたタイミングと、宣伝メールを出すタイミングが一緒になってしまったためにそうなってしまったようですね。
そういったシステムになっていますので、今後の課題として考えさせていただきますという返答でした。
しかし、多分、今でもそのまんまでしょうね。
さて、本当は今日の本題は宣伝メールの中味についての言及でしたが、長くなってしまったので、今日はこれぐらいで。
続きはまた明日、ということにしてください。
さて、今日から2月。
昨日も書きましたが、今日からは、この最後のコーナーでは、ノンフィクション的フィクションを、以前書いたものを中心に再録していきます。
覚えている人はごめんなさい、復習の意味で読んでいただくとありがたいと思います。
また初めてという方には、あなたの商いにちょっとしたヒントが多分(?)ありますので、読んでいただいても損はないと思います。
それでは第1回です。
タイトルは
『見本のような不振店の逆襲』です。
(本文にでてくる本田というのがまあわたしの分身らしき主人公です)
その店は、いまの時代の不振に喘ぐ店の特徴をすべて備えている、典型とも言える店だった。
本田はその店の前に立つには立ったが、足を踏み入れるのをためらった。
「ダメだ、この店は。悪い店の特徴を全部備えている。いったいどこから手を付けていけばいいのか。いっそのこと更地にして作り直した方が早い気がする」そう思った。
ある日、仕事が一段落した本田のもとに電話があった。
「あ、本田さん、ですか」
「はい本田です」
「あの~、ちょっとお聞きしたいことがありまして」
「何かお店のことですか?」
「はい、そう………なんですが………」
「売上とか、集客とか、そんなことのご相談ですか?」
「いえね、まあそういうことなんですが、何をやってもうまくいかないというか、どれから手をつけていいのか分からないというか………。まあそんなことで商工会に相談したら、本田さんというコンサルタントがいるから、一度相談してみたらどうかって、ね」
「ああ、なるほど」
「それでもねえ、ほらコンサルタントっていうとお金がかかるじゃないですか、それでまあ考えていたんですよ。そんな金があるなら、店の悪いところでも修理した方がいいか、とかね」
「コンサルティングも、結局店の悪いところを修理するということに関しては同じようなものですけど、ちょっと違うところは、修理して、さらにお客様を集めるということでしょうね」
「あ、うまいこと言いますね」
「いえ、あなたが、修理した方がいいなんて言うから、まあこちらもちょっとむっとしたから言ったまでです」
「すみませんねえ、田舎者でね、わたしは」
「いえ、そういうことを言ってるんじゃないんですけど………。ところでまだあなたの名前も、お店の名前もお聞きしてないんですが」
「あ、それは済みませんでした。わたしは○○市の飯田と言って、レストランをやっています」
「レストラン?」
「といってもまあ大衆食堂のようなもので、和食から洋食まで、なんでもやっています」
「昔からおやりになっている道路脇の大きめの食堂? そんな感じの店ですか?」
「ああ、その通りです。一応国道脇にあるんですが、近くにバイパスができて、それからはばったりと車も通らなくなって、それからはもうずいぶんとお客は少なくなったんです」
「だいたい想像がつきますね」
(第2回に続く)
それでは、また明日。
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