言葉のチカラこぶ——『いい言葉塾』

言葉はコミュニケーションの基本。伝えたいことは「言葉のチカラ」できっと伝えられる。もっとうまく伝えられる。

ご当地アイドルじゃなくて………?

2015-02-12 09:03:17 | アイデア・事例

こんにちは。
小さなお店と小さな企業のための販促経営コンサルタント、藤田です。

今日もこのブログページを開いてくれてありがとうございます。
少しばかりあなたの時間をいただきますが、よろしくお願いします。


ちょっと薄雲が張っていますが、今日も何とか晴れています。
今日は気温が昨日よりも高めだということで、過ごしやすそうですが、明日からまた寒気団が南下してくるって。

三寒四温?
この四文字熟語はもともとは中国の北東部の春のことを言ったらしいですね。
満州地域の春の気候です。


さて、本題です。

わが群馬県にもずいぶん以前から、AKBならぬAKGというれっきとしたご当地アイドルグループが存在しています。

秋葉原ですからAKBで、AKGは、赤城(あかぎ)だからです。


群馬県はこういったことは素早い方で、ゆるキャラにしても、昨今のブームになる以前から既に存在していました。

くだんのAKGも、AKBが有名になるぐらいには既に存在していたように記憶しています。(記憶違い?)

今では立派に(?)にCDデビューも果たし、群馬ではメジャーです。

館林には“めんこいガールズ”などというグループもけっこう地元で活動しています。


で、本題中の本題です。

昔は“タバコ屋の看板娘”に代表されるように、それぞれの店に、“看板娘”がいました。


これって、今の時代“看板娘”ならぬお店の“アイドル”として、売り出してみたらどうでしょうか。

お店の商品にアイドルのシールを貼るとか、看板を作るとか、さらには歌がうまければオリジナルCDを出してしまうとか。
今どきCDなどは簡単に出せる時代です。


お店のアイドルのCDをプレゼントするなど、悪のりすればするほど、お客様には喜ばれるんじゃないかなって思いません?

こういうことは思いついたら、悪のりするぐらい徹底した方が評判になります。
中途半端は駄目ですね。


「ご当地アイドル」以上の「当店アイドル」。

売り出しませんか、商品と一緒に。

あなたのお店のいち推しアイドルは誰ですか?

娘さん?
どら息子さん?
どら猫?
どら犬? (って?)
自分?



さて、連載中の『見本のような不振店の逆襲』第12回目です。
どうぞ。



「近江商人が昔から言ってるじゃないですか、商売の極意は三方良し、って」

「そんなことは知ってるよ。自分も一応その商売人の端くれだからな」

売り手良し、買い手良し、世間良し、ですね。今のみんなの商売を見ていると、特にダメになってきてるお店なんか見てみると、買い手良し、世間良しを忘れているからなんじゃないかなって思いませんか」

「言ってる意味が判らん。みんな一生懸命商売やって、それでもこの情勢だから、どうしようもなくて、ダメになっていくんだろ?」

「う~んそうかなあ。ほんとに?」

「………、まあ、そりゃあ、その通りじゃないっていうか、自分で自分の首絞めたって店もないことはないがーーー」

「私がいいたいのは、悪くなっていった店は、売り手良しだけしか考えなかったからじゃないかということなんです。本当に買い手良し、世間良しまでちゃんと考えて商売していれば、そんなことにはならなかったんじゃないかなあって」

「いやあ、世間の景気が悪くなってきたからだ。それにこの店で言うと、あっちにバイパスができたからだよ。それぐらい言われなくたって分かる」

「そんなこと言ってるからダメになってきたんですよ。じゃあこのお店は、バイパスに左右されるぐらいの店でしかなかったわけなんですね。つまらない店だったんですね。何の特徴もない」

「い、いや、そういうわけじゃないが………」

「いつまで景気のせいだ、バイパスのせいだって言ってるんですか。人のせいにして自分を慰めてどうするんですか? そんなことしてたってちっとも前に進まないでしょ。違います?」

「だってそうじゃないか。景気が悪くなったからサラリーマンだってコンビニ弁当にしたり………」

「だって、ここはそんな弁当持参のサラリーマンを相手にしている店じゃないでしょ? 外に車で出てくる営業の方たちがお客様の中心層じゃないんですか?」

「………」

「要するに、ここにお客様を、たとえバイパスができて交通量が少なくなっても、強く引くものがないということだったんじゃないでしょうか。きつい言い方になりますが………」

「………」

(第13回に続く)



それでは、また明日。

今日も一日、『スマイル!』で、がんばろう!


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藤田販促計画事務所、お客様力(ぢから)プロデューサの藤田でした。

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