こんにちは。
小さなお店と小さな企業のための販促経営コンサルタント、藤田です。
今日もこのブログページを開いてくれてありがとうございます。
少しばかりあなたの時間をいただきますが、よろしくお願いします。
今朝はよく晴れていますが、北日本は猛吹雪で、今日いっぱいぐらいは続きそうということです。
今期一番の強いシベリア寒気団が南下しているわけで。
群馬のこのあたりでは、その寒気団の雪雲が県境の山で止められて、雪を降り尽くした空気だけが、吹き下ろしてきます。
それが有名な空っ風。
昨日はその雪雲も強い寒気に押されて、こちらの方も時おりどんよりと曇り、もしかしたら風花も、というような冷たい冷たい天候でした。
今日はそういうようなこともなくて、よく晴れています。
でも冷たさは一緒です。
今朝ゴミ捨てに行き、傍の川を見てみると、なんと鴨が11羽もいました。
それがすべて動かずにまん丸くなっているんです。
鴨だって寒いんですね、きっと。
さて、本題です。
1、2年ほど前から言われている「ショーケース化」という言葉あります。
これは、消費者は個店で実際の商品を見て、それをネットで購入することが多い、まさに個店がショーケースになってしまっている、ということですね。
なぜそういうことが起こるかというと、そんなことはもう分かり切ったことで、ネットと同じ商品を販売しているからであり、ネットの方が安いし、流通の発達で、すぐに届くようにもなってきているから、ということですね。
それを防ぐ有効な手段は?
簡単に言えば、ネットでは販売していない商品を中心に販売するということですよね。
まあそれができればそれに越したことはないんですが、そうはいかないのが多くの個店です。
じゃあどうするのか?
どうしましょ?
なんて、掛け合い漫才をしている場合じゃなくて、それに対してあなたは何か有効な手段を講じたことはありますか?
多分、ほとんどのお店では、「ない」というでしょう。
ただ手をこまねいてい、困った“振り”をしているだけではないでしょうか。
“振り”ではなくて本当に困って入るんですが、じゃあ何か有効な策はないかと真剣に考えることもしていないところが大半ではないでしょうか。
言わせてもらえば、その態度があなたのお店をショーケース化している元凶ではないでしょうか。
対策はいくらでも立てられます。
その対策には有効な手もあるし、なかなか成功しないこともあります。
でも対策を立て続けることが、ショーケース化を防ぐために必要なことではないかなと思います。
さて、『見本のような不振店の逆襲』、今日は第10回目です。
どうぞ。
「私がついふらりと立ち寄ったお客だと考えて、入ってきたとします。お客様が入ってきたら、お店の方はどうします?」
「もちろん、いらっしゃいませ、だろ?」
「その通りです。でも私が入ってきた時は誰も声を出さなかったですよね」
「あれは、たまたまお昼を過ぎてたから………」
「でもお店は開いていましたよ」
「だって3時だろ。お客だってほとんど来る時間じゃないよ」
「へえ、お店で決めるんですか、お客様の来店時間を?」
「そんなわけじゃないけど、ほとんど来やしないもの、この時間は」
「それは、飯田さん、あなたがそのように決めてしまったからですよ」
「え、俺が決めたわけじゃないさ。お客が来ないからだよ」
「いえ、そういう考え方が、お客様を遠ざけてしまったんですよ」
「うん?」
「みんな、お店のみんなが、もうこの時間はお客さんが来ないだろうと思って気を抜いてですね、たまにやってきたお客様に対しても、何となくそんな気分で接客するうちに、だんだんとお客様の方も、あの店じゃ何だか面倒くさそうな接客されるな、と感じるようになってしまったんですよ」
「そんなことはない!」
「自分がそう感じていないだけです。お客様ってけっこう敏感ですからね。3時頃というと、他にあまりお客様もいないし、自分が一人で食事するのも、何だかみんなに見られているように感じてちょっといやなんですよね」
「…………」
「さらにそこにもってきてですね、入っていった時の『いらっしゃいませ』の声に張りがなかったり、ちょっと無愛想な言い方であったり、さらにはちょっとおざなりに接客されると、とたんにお客様もいやになってしまうんじゃないでしょうか。これって人間の心理です」
「そんなこと………」
(第11回に続く)
それでは、また明日。
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藤田販促計画事務所、お客様力(ぢから)プロデューサの藤田でした。
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