言葉のチカラこぶ——『いい言葉塾』

言葉はコミュニケーションの基本。伝えたいことは「言葉のチカラ」できっと伝えられる。もっとうまく伝えられる。

ターゲットを変えてみたら?

2015-02-19 08:50:49 | スキルアップ

こんにちは。
小さなお店と小さな企業のための販促経営コンサルタント、藤田です。

今日もこのブログページを開いてくれてありがとうございます。
少しばかりあなたの時間をいただきますが、よろしくお願いします。


晴れました。
2日間曇ったり、雨が降ったり、風花が舞ったりで冷たくて。

今日は10℃以上の最高気温だということで、何かホッとします。


さて、本題です。


わたしは今、太田商工会議所で毎週1回、店舗支援で伺っています。
(今日も出かけますが)

4年近くもやっていますと、関わったお店や企業が150社(店)以上にもなります。

しかしまだ訪問したこともないお店や企業もまだまだいっぱいあります。

中には(2店ですが)、わたしが嫌だとはっきり言われたところもあります。
これは逆に考えると、まあ名誉なことでもあります。

それほどはっきりと、言わせてもらいたいことを言っているからということですので。

そのような方は、人に強く言われるのが嫌な人なんでしょうね。

それ以外では、まあだいたい訪問すると喜ばれています。
(と思っていますが………)


そんな中に1軒ユニークなお店があります。
下着専門店です。

なんだ全然ユニークじゃないじゃないか、そんなの。
ーーー、ですよね。


でもそこは男性用下着専門店です。

男性用下着、といっても下のいわゆるパンツだけです。
でもわたしの愛用しているようなトランクスは販売していません。

販売しているのはボクサー・パンツ主体で、他にはもちろんビキニ・パンツ。

ターゲットは完全に男性、それも若い人向きです。


確かに、そうなんですが、じゃあ、来店される人は? というと、女性かカップル、が多いんです。

そうなんですね。
もちろん男性がひとりで購入するというのも何割かはありますが、それよりも男性が購入する場合も女性がらみの購入が多いんですね。

女性だけで見えるというお客様も何割かはあります。


なぜ?

それはもちろん女性が男性に、それも親しい男性に贈るために購入されるわけです。

そうしてもうひとつ、これは最近顕著なんですが、女性がいわゆる女性用ショーツではなく、男性用のボクサーパンツをはく方も増えてきているんですね。

ショーツよりも少し股下まで生地があるので、はき心地がいいらしいんです。


そのお店は最初からそれ=女性客の動向を見越して、始めたようです。
慧眼ですね。


男性用だから男性がターゲット、ではなく、女性を主なお客様層に設定したところが憎い発想です。


このことは他の商いにも応用できます。


何もその商品を使用する人が主なお客様層ではなく、それをある手段として他のお客様層が用いることが多いというものもあるはずです。

またそういった販売方法でお客様にお勧めするというのも、お店側の役目でもあります。

あなたのお店の商品、ちょっと見直してみて、他のターゲットを想定してみませんか?



さて、昨日で終了した『見本のような不振店の逆襲』はいかがでしたでしょうか。

逆襲まではいかなかったじゃないかって? 
まあそうですね。

でもこれからまさに打って出るというところです。

もしかしたら新しく、その後を書くかもしれないですね。


で、新しい物語、なんですが、それはまた次週から始まりますので、ご期待ください。





それでは、また明日。

今日も一日、『スマイル!』で、がんばろう!


講演やご相談、コンサルティング、ネーミング、コピーライティングなどのご連絡はこちらまで。
   ↓
k1948f@nifty.com
までどうぞ。


ご相談は24時間365日いつでも対応しています。

お気軽にメールをください。


▼下記は現在配信中の、無料メールマガジンです。

お店や会社経営のちょっとしたいいヒントがたくさん載っています。

消費者目線のマーケティング


「あっ、そうか! ちょっとした『気づき』が繁盛店に変える」

あなたの一日が今日も普段通りの良い一日でありますように。

藤田販促計画事務所、お客様力(ぢから)プロデューサの藤田でした。

群馬県前橋市
藤田販促計画事務所
http://www.shakatsu.com
E-mail:k1948f@nifty.com
TEL.027-261-6671(FAX.同様)