言葉のチカラこぶ——『いい言葉塾』

言葉はコミュニケーションの基本。伝えたいことは「言葉のチカラ」できっと伝えられる。もっとうまく伝えられる。

策に溺れる

2015-02-04 09:48:16 | 繁盛店・繁盛会社をめざそう

こんにちは。
小さなお店と小さな企業のための販促経営コンサルタント、藤田です。

今日もこのブログページを開いてくれてありがとうございます。
少しばかりあなたの時間をいただきますが、よろしくお願いします。


アギーレさんが解任されちゃいましたねえ。
まあ告訴状を受理されたんだからしょうがない。

次の監督っていったい誰に?

今ヨーロッパではシーズン中なのでいい監督を見つけるのは難しいなんていう論調もあったけど。

今朝もまた同じような天候ですね。
北風が少しあって、冷たい空気。
最低気温もマイナス2℃ほどあったし。

昨夜は年越しで、太巻き1本をかぶり、たくさんの大豆を食べました。
数は? ナイショ。

豆まきは、毎年後始末がたいへんだからと、my奥さんは今年小分け袋に入ったものを準備しました。
外に撒くのはバラで、内の中に撒くのは袋入り。
なんか味けないというか………。

“福は内”は袋の中、なんてね。


さて、本題です。

昨日仕事の帰りに、予約してあった恵方巻きをとりに、ある回転寿しチェーンへ行きました。

まだ5時前でしたので、カウンターにはお客様がひとりもいなかったのですが、レジ前は恵方巻きをとりにきたお客様で混雑していました。


よく見るとお客様とレジの人が何かもめています。
といっても、お客様もけんか腰じゃなくて、やわらかく、「そうじゃないでしょ」などと言ってるし、レジの人も何かややこしい計算をしてはまた打ち直したりしているわけです。

ずいぶんと時間がかかっているようです。

わたしは途中からそのやりとりを聞くようになったので、どうしてもめているのか分からなかったのですが、原因はどうやら予約の10%割引分と当日注文の割引なしなどのようでした。


そのお店ではチラシに前日までの予約で10%割引ということを謳っていたんです。

でも予約だけではなくて、その日の予約以外にも追加で注文するお客様もいるわけです。

聞いていると、予約していたものでも店内での定番は割引なしなんですね。

その合計額で何かもめているような、というか、レジの人が何度もレジの打ちミスかどうか分からないのですが、やり直しているわけですね。


そこでわたしが思ったことは、何でそんな面倒なことを、店側はやっているんだろうということです。

イベントなんだから、恵方巻き以外でも、持ち帰りなんだからすべて10%割引にしちゃえばいいのに、ということなんです。


店側にしてみれば10%というのは大きい数字なんですね。

でもでも、逆にお客様側にしてみれば、10%なんて大したもんじゃない、それだけでえらそうに割引していますなんて言われるのなら、正価でいいよ、と言える数字でもあるんです。

その店内商品の10%を割り引く、割り引かないということからくるデメリットとメリットを比較してみると、その差は歴然だと思うんですが、店側としたらやはり、その数字を、じゃあどこで取り戻すんだということしか考えないんですね。

店側とすれば、イベントの特定商品だけ割り引くということはコスト計算から織り込み済みで、その割り引いた額が予算ということなんでしょう。

しかし定番商品は割り引かないコスト計算になっているから駄目だ、というような理屈なんでしょうね。


何か自分たちだけの考えで、策に溺れているって感じ、しませんか?

そこにはお客様の顔を全然見ていないということがはっきりと現れています。

現場のこと(レジ)なんか全然考えない、アホな策だなあと私は思いました。



さて、『見本のような不振店の逆襲』の第4回目です。


たくさんおのお客様で賑わっていたときに広げたのか、詰めれば30台ほど駐められそうな駐車場に、車を乗り入れた。

2台駐車されている。

お客様のものだろうか。

店舗の窓際には「生ビール」のステカンが3本、立てかけられている。

もともとは黄色地にブルーの文字だったようだが、黄色地が色あせている。

相当以前のものをそのまま使っているようだ。

飲酒運転が戒められている時代に、今どき「生ビール」もないだろう。

それならノンアルコールビールの新しいステカンでも、立てるべきじゃないのだろうか。

正面の扉は引き戸式で、これは木製の重厚そうなものでいいなと思ったのもつかの間、扉の下の方に接着してあったらしい薄い木片がはがれかけている。

自動ではないので、手で開けようとしたら思いのほか重く、開けるのに結構な力を要した。

これでは女性ならなかなか開けられないだろう。

戸車が傷んでいるようだ。

入ると、そこは風除室になっていて、また扉がある。

これも同じような重厚な木製扉で、こちらは自動になっている。

重そうな音を立てて扉が開いていく。


(第5回に続く)





それでは、また明日。

今日も一日、『スマイル!』で、がんばろう!


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藤田販促計画事務所、お客様力(ぢから)プロデューサの藤田でした。

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