言葉のチカラこぶ——『いい言葉塾』

言葉はコミュニケーションの基本。伝えたいことは「言葉のチカラ」できっと伝えられる。もっとうまく伝えられる。

小さなことの積み重ね?

2015-03-01 10:06:08 | 生き残るということ


こんにちは。
小さなお店と小さな企業のための販促コンサルタント、藤田です。

今日もこのブログページを開いてくれてありがとうございます。
少しばかりあなたの時間をいただきますが、よろしくお願いします。


分からないほどの雨が感じられる朝です。

昨夜の天気予報では、朝の内はこのあたり、雪の予報でしたが、わたしはそんなことたあないだろ、なんて思っていたら案の定、雪にはなりません。

でもやはり冷たい朝です。

で、今日から3月。
雨で迎える弥生の初日、何か良いことあるかな?



先日、久しぶりに着たジャケットの胸ポケットから、ずいぶん前に買ったロト6の宝くじが出てきました。

こんな時はドラマなら、それが大当たり! なんてことから物語が始まるのですが、そんなにリアルな世界ではうまくいきません。

昨日それを売場に持っていって見てもらったら、5口ともゼロでしたね。

世の中は冷たい、のかなあ?
なんてね。


さて、本題です。

上記のように、現実には僥倖というものはほとんどありませんが、小さな分からないほど(意識しえないぐらいの些細な)の僥倖はたくさんあります。

その小さな、取るに足りないほどの僥倖を積み重ねて、一つの目に見える僥倖になるわけで、商売もそうでなければなりません。


いちどきにパアッと評判が広がり、大勢のお客様が訪れるようになると、今までとは違った対応にならざるを得ません。

今までならじっくりとお客様ひとり一人に対していたものが、忙しさのあまりおざなりになり、お客様の評判が知らぬ間にじわじわと悪くになり、それに気づいた時はもう遅い、なんていう例を私たちはたくさん見知っていますよね。


僥倖は望んでもいいのですが、それに対処できる態勢も一緒に整えておかなくては、片手落ちで、その後が目に見えています。

そのためにしなくてはならないことは?



ある商店街の小さな一歩』、第7回目です。
まだまだプロローグですが、今までに何か気づいたことはありますか?

何かに気づくということが大切です。
それでは今回の物語であなたが気づくことは?

ここからです。


「私も今までのような、昔の仲間がもう一度戻ってきて、お客さんで賑わっているというような商店街を、まあ、漠然と望んでいるというわけじゃないさ。残っていくというのはもうむずかしいということは、よお~く分っているんだ」

「………」

「やはり生き残っていくには、それなりの痛みも必要だろうし、まったく違った形で再生していくのだろうとは考えている」

「そうですよね。今までの形では駄目だっただから、こういう状況になったのですから」

「そんなことは、どんなに偉い学者さんが調べて、データがどうのこうのなんて出してこなくっても、こちらはもっとひしひしと実感として分っているさ」

「ええ」

「市でも県でも、結局イベントをするなら補助金を出すとかいうような、形に見えるものでなければ報告書も作成できないから、そんなことにばかり金を出してきた付けが回ってきたんだ」

「それを喜んで、と言うとまあ語弊がありますが、それだったらイベントでお客様を呼ぼうということで、今まではやってこられたわけでしょう?」

「その通りさ」

「結局行政というのは、数年でそういった補助金制度というか、このような事業はいったん打ち切りになってしまうことが多いから、継続事業としてはこちらもやれないできたというところもありますよね。後はお前たちでやれって、突き放されても、やれるものとやれないものがありますからね」

「まったく。今まで助けてきてもらって悪口いうわけじゃないが、お役所はいいさ、はい支援しましたって実績が残るんだからさ。こちらはたいへんさは、本当はそれからなんだ」

「これからもやはり、大なり小なり行政のバックアップが必要ですから、それはさておいて、今日呼んでいただいた件の本筋を、もっと聞いておきたいですね」

「そうだな。でも聞く気は本当にあるのか。聞くだけ聞いた後で尻込みする、なんてことがあるのなら、最初からそう言ってくれ」

「聞くだけ聞いたら、後は引き受けるしかないでしょ。引き受けないまでも、きちんとアドバイスはしますよ。私だって一応コンサルタントの端くれですから」

「わかった」

満天通り商店街理事長の田島は話し始めた。


                         つづく


それでは、また明日。

今日も一日、『スマイル!』で、がんばろう!


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藤田販促計画事務所、お客様力(ぢから)プロデューサの藤田でした。

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