こんにちは。
小さなお店と小さな企業のための販促コンサルタント、藤田です。
今日もこのブログページを開いてくれてありがとうございます。
少しばかりあなたの時間をいただきますが、よろしくお願いします。
昨日の前橋の最高気温は29.9℃。
ほぼ真夏日。
確かに暑かったですね。
でも風が乾いていたので、まだ助かりました。
今日は昨日以上の気温になるとのこと。
あと数日はこの暑い天候が続くようです。
さて、本題です。
よく、簡単にみなさんは「集客」という言葉を使います。
いわゆるお客様をいかにしてお店に集めるか、これが命題のように考えている方も多いようです。
でも様々な手法を使い、コストを掛けるといった無理な集め方をしても、集まってくるのはいっときだけです。
だいたいそのように無理して集めたお客様というのは、そのときのお店にとっては出血のサービスが目当てのお客様が多いようです。
最悪なのは1回だけきて、それでおしまいのバーゲンハンターやら、あたらし物好き。
数回来ていただける方も中にはいらっしゃいますが、それでも、すぐに最初のサービスが忘れられずに、そのサービスがなくなれば、自然と足が遠のいてしまうお客様。
ほとんどがそういったお客様です。
それはお店側が「集客」と考えるから、そういったことが起こるわけで。
お客様を“集める”、のではなくて、お客様が“やってくる”お店にするためにはどうしたらいいのか、という思考法に切り替えましょう。
どうすれば、広告宣伝しなくてもお客様の方から来てくれるのか。
それを問い続けていけば、おのずと「集客」という思考からは脱却できるのではないでしょうか。
どうすればいい、とあなたは思いますか?
さて、昨日まで3日間連載した『廃れ専門店』ですが、今日明日の2日間は、そのまとめを述べていきます。
あなたお店の店づくりの参考にしてください。
ここから。
今週の題材になっているような趣味性の強い専門店では、初心者――これから始めようという人のための商品が少なく、だいたいがプロに近い人向けのものばかりで、その分価格も高い………となると、新しくその趣味を始めたい人でも、ここで躊躇して、せっかくやろうとしていたことも断念してしまいかねません。
となると、また1人顧客予備軍が減るわけです。
先に上げた話はちょっと大げさにしても、往々にして専門店には多かれ少なかれ、そういった雰囲気があります。
これってなんだか変じゃないですか。
店=商いをしているのに、商いを拒んでいるんです。
私に言わせれば、じゃあ店をたたんじゃえよってことになります。
こうしてその趣味をやる人が少なくなっていく。
店はセミプロばかりを相手にしなければならないので、だんだんとじり貧になっていかざるを得ません。
最後には、その店のエリアではその趣味をする人がいなくなり、店をたたまざるを得なくなってしまいます。
専門店こそ、もっと初心者向けの商品を増やし、最初の入り方を親切に、そしてていねいに教えるインストラクターを常駐させ、その趣味を楽しくできるように導いていく義務があります。
さらには、特に初心者向けのイベントなども積極的に開き、趣味の人を増やしていかなければなりません。
その趣味の人が増えれば、それが自分の店を繁盛させてくれ、維持していくことではないでしょうか。
それにも関わらず、チェーン店ならいざ知らず、街中の専門店は、特に新規の客を拒否する雰囲気を持った店が多い、と思うのは私だけでしょうか。
たとえば今流行の鉄道模型の店。
専門店に入っていくと、まずオタク客の視線が客を値踏みし、次に店員や店主が、こいつはどれぐらいの知識を持っているだろうかという、あからさまな視線にぶつかることが多く、これから始めたいのに、どうも気後れして、そそくさと私などの気の弱い人間は、店をあとにしてしまいます。
こういった店は確実に、時代に取り残されていきます。
つづく
それでは、また明日。
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藤田販促計画事務所、お客様力(ぢから)プロデューサの藤田でした。
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