こんにちは。
小さなお店と小さな企業のための販促コンサルタント、藤田です。
今日もこのブログページを開いてくれてありがとうございます。
少しばかりあなたの時間をいただきますが、よろしくお願いします。
昨日の夕方、黒い雲が近づき、風も強くなるという夕立特有の感じになったので、雨を期待したのですが、全然降らずに、風だけが夜中まで強く残り、今朝もまだ強めに吹いています。
今朝は朝から快晴で、くっきりとした青空が広がっています。
今のところは風が乾いているので、冷たさもあいrますが、午後には気温も相当上がるそうです。
さて、本題です。
最近、テレビのバラエティをたまには見る、というかずっと前から見ている番組でも、中身が変わってきている、というものがけっこうあります。
もっと良くなっているのならいいんですが、その変更というところは、どうも考え過ぎて、面白くなくなってきているというのが目立ちます。
特に最近元気がなくて、東京キー局では、“最後から2番目”に落ちてきていると噂されている有名な局の中のバラエティ。
以前からずっと見ていたのが数番組あるんですが、この4月から中身や放送時間が変わってしまったものがいくつかあります。
名前を出せないのが歯がゆいところなんですが、たとえば、世界のある国にタレントではなくて番組ディレクターが出かけていって、素人目線でいろいろなところを紹介するという基本スタンスで面白かった、というか、素直に楽しめたのですが、これも何か4月に入ってから数回放送されたのですが、一度見てから、つまらなくなって、もう見ないようになってしまいました。
以前はタレントもたまには出てきたのですが、基本はディレクターという芸能人ではない人が行って、すの驚きが見られたりしていたのです。
それが何か考え落ちなのかどうか、企画を入れるようになった時から、つまらなくなったように思います。
同じ局のずいぶん前から見ていたあるクイズ番組も放送の曜日が変わり、それに伴って番組の中身もずいぶん変更されてしまいましたが、それも一度見てからつまらなくなって見なくなりました。
余計な手を入れて、結局つまらなくなるということはよくあることで、これはお店の改装や、メニューの変更などもよほど気をつけないと、今までのお客様に嫌われてしまうということがよくあります。
それもこれも、新しいお客様を集めるために手を入れているのだということを聞きますが、なんと無駄なことをわざわざお金をかけてやっているなあ、というように見えなくもない事例が見られます。
基本的には、ある程度お客様がついて繁盛しているお店は、目に見える改装やメニュー変更はしない方がいいんです。
そういったお店は、汚いところや老朽化したところを、お客様に分からないように変えていくということが要です。
老舗と言われているお店では、特にそうですね。
基本姿勢は全然変えないで、少しずつお客様にあまり分からないように進化(深化)しながら、変わっています。
京都で長く続いているあるお店では、新商品を出すにしても、1年にひとつだけという家訓さえある店もあります。
変えなければならないところと変えてはいけないところ、そのふたつをどこで見極めるのか、それはお客様を見ていれば教えてくれます。
さて、連載中の『泣きっ面に蜂の焼肉店物語』は今日で4回目です。
ここからどうぞ。
「だいたいそんなところです、本田さん」
「そうですか、トリプルパンチですね。
自分と直接には関係のないところからの影響というのは本当にダメージを受けますよね」
「ええ。一時はもうダメかなとも思いましたよ」
「それでもまあやめなかったのは、やはり意地ですか?」
「いや、意地とかなんとかというよりも、やめるというのも勇気がいるもので、今はそんな勇気さえなくしているというのが、本音です。
なんとかできますかね、本田さん?」
「さあ、私にもそれは、わかりません」
「え? そんなこと言わないでくださいよ」
「だって私にもどうしようもないってこと、ありますよ」
「え? じゃあうちはもうだめ、なんですか?」
「そ、そんなことは言ってません。ただ一般論として言ったまでで………」
本田にしては、今回は歯切れが悪かった。
このような状況から回復させてきた実績もあるが、トリプルショックに対抗していくというのは、並大抵のことでは収まらないなと腹をくくってやってきたのだ。
「しかしものは考えようですよ、梶本さん」
「と言うと?」
「ショックはショックで、それも3つもあるのですが、その3つとも外部要因です。
ですから、店は自分たちのせいで状況が悪化したというのではないですよね?」
「………はい?」
「今はその外部要因も一応収まってきているわけです」
「はい………?」
「ということは、この店なりにきちんとやることをやれば、またお客様も戻ってきてくれることもあるだろうし、新しいお客様も獲得できるということも望めるわけです」
「はあ………」
「大丈夫ですよ、とは断言できませんが、あまり深刻にならないようにやりましょうよ」
今回は、本田はわざと陽気に振る舞うことを心掛けた。
「あなた方が何か大きなミスをして取り返しがつかない、というのであれば、例の店のようにつぶれざるを得ないでしょうが、違うでしょ?
何かあなた方の店でもミスをしたのですか?
何かそんなことを隠してはいないでしょうね?」
「ば、ばかなこと、言わないでくださいよ!」
「そうでしょ。だったら、いいじゃないですか」
「何がいいんですか? よくないからあなたに頼んだんでしょうが!」
梶本は少し怒り始めたようだ。
つづく
それでは、また明日。
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藤田販促計画事務所、お客様力(ぢから)プロデューサの藤田でした。
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