こんにちは。
小さなお店と小さな企業のための販促コンサルタント、藤田です。
今日もこのブログページを開いてくれてありがとうございます。
少しばかりあなたの時間をいただきますが、よろしくお願いします。
薄曇りの夜明け。
今日一日はずっと曇り空のようですね。
気温はそれほど上がらないということですが、湿気があるので蒸し暑いようです。
今も珈琲をマグカップ一杯飲むと、汗が出てきましたね。
昨日は28℃近くまで気温が上がりましたが、乾いていたようで、さわやかに過ごせましたが………。
さて、本題です。
(昨日の続きです)
きのうは、『コスト=『知恵』熱?』、というタイトルで現状の不振打開を図るには、少しはコストも必要なんですよということを言いました。
じゃあいったいどのようにコストをかけるのか、ということが今日の論旨になります。
商品が売れなくなってくると真っ先に考えるのが、競合店より値段を安くして=“こっちのミ~ズが あ~まいよ”とばかりに、お客様にアピールしようとしますね。
これは全然『知恵』を片向けていないということですよね。
誰だってすぐに思いつくことですから。
そうして結果はどうなります?
そうです、利益の減少と疲労度の増加です。
何にもいいことがないのに、たったいっときの数字のマジックのために、自分=お店を疲れさせただけです。
じゃあ、どうするか?
自社で製造している商品ならば、材料、時間、そして知恵をより片向けて=コストをかけて、より品質のいい商品に練り上げることに力を入れるべきでしょう。
このように言うとだいたい返ってくる答えが、
『じゃあもっと値段を高くしなくちゃいけないじゃないか。今でさえ買ってくれないのに、これ以上値段を上げてどうするんだ!」
今でさえ買ってくれないのに、このままじゃもっと買ってくれない、とは思わないのでしょうかねえ?
もっと高品質にして、値段を上げる、というよりも、今までとはまったく性格の違う商品としてお客様に提案すればいいのに。
違う商品として販売すれば、いいのに。
中古住宅だって、昔のように、そのまんま転売していたら、仲介料を上乗せするだけの、何の知恵もない商売でしたが、中古住宅をリノベーションすることによって、まったく違う性格の住宅として販売するというように、現在はなってきていますよね。
付加価値をつけるというのではなくて、違う価値として再生させて販売することで、さらに利益の出る商品として受け入れられているわけです。
いかがですか?
コスト=『知恵』をかけることで、まだまだあなたの周りの商品は活かせるのではないですか?
でも中途半端なコスト=『知恵』はかけないでね。
それは単なる知恵足らずに終わってしまいますから。
さてと、次は連載中の『泣きっ面に蜂の焼肉店物語』は、今日は第12回目ですね。
ここからどうぞ。
「いいじゃないんですか、試験的に導入してみても。もしその日に入らなくても、お客様にきちんと説明すればいいんじゃないですか?
申し訳ございません。新鮮なお肉をお客様に提供したいので、今日のように入荷しないときもあるんです。
でも今日のお肉はどこどこ産ですが、負けず劣らずおいしいですよ。とか、ちゃんと説明すれば納得していただけるように思いますがねえ。
その評判が立てば、あそこの肉はいつもいい肉が入っているんだという口コミも、広がっていくように思いますが」
「そういう考え方もありますか。そこまでは考えられなかったですね。
そうか、そうすればいいのか」
「お客様を裏切るにしても、いい意味で裏切ってあげれば、怒る人何かいないですよ。逆にもっと喜んでもらえると思いますが………。
それで怒るお客様は気にしなくても、この店を気に入ってもらえる人だけに来てもらえばいいんですよ。
八方美人的にお客様を選別しないというのは、今どき、結局すべてのお客様を満足させられない結果になってしまいますよ」
「そうですよね」
「どんなに素晴らしいサービスをしても、それに満足しないというか、いやな人はいます。でもその人に照準を合わせてなんかいたら、商売なんてできません。
それよりも、この店のサービを素直に喜んでもらえるお客様に、より満足させてあげた方がお店にとってもいいと思いますが」
「まったくその通りだと思います」
「よくいらっしゃるんですよね。このお店のお客様はどんな層を狙っていますか。どんなお客様に来ていただきたいですかって聞きますと、そりゃたくさんのお客様に来ていただきたいですよ、って答えるんですよね。
それって答えになっていないと思いませんか。
さらに突っ込むと、若い方からファミリーまで、いろいろな層の方にまんべんなく来てほしいですって、いいますね」
「まあたくさん来てほしいですからねえ」
「そんな店づくりなんかしたら、結局みんなから嫌がられてしまうと思いませか?」
「え、どうしてですか?」
つづく
それでは、また明日。
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藤田販促計画事務所、お客様力(ぢから)プロデューサの藤田でした。
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