言葉のチカラこぶ——『いい言葉塾』

言葉はコミュニケーションの基本。伝えたいことは「言葉のチカラ」できっと伝えられる。もっとうまく伝えられる。

何も特徴がなくても

2011-08-20 09:40:42 | 売上アップ
こんにちは。
前橋の販促経営コンサルタント、藤田です。
今日もよろしくお願いします。


昨日はその前日よりも、急に10℃近くも気温が下がり、猛暑、いや激暑が一転涼暑ともいえる日和になりました。
今朝も涼しく、気がついたら布団をあごまで引き上げて眠っていました。


さてあなたの店の特徴は?と聞いて、すぐにあなたは「店の特徴はこれだ!」と答えることができますか。
なかなかすぐにこれといって出てこない方もいると思います。
でも思いを巡らせているうちにはいくつか、多い方では数十も出てくるはずです。
出てこないと、お店を何のために開いているか判らないですよね。

でも中には「特徴は? はて」と思いを巡らしても、出てこないお店もあります。
「ないですねえ、何も」
考えてみれば、こういったお店は結構あるんじゃないでしょうか。

それでもきちんと経営されているところがたくさんあります。

特徴がなくても経営できているところの最大の特徴(?)は、生活に欠かせない商品を扱っているから、というところでしょうか。

日用品や毎日食べる日常の食料品を扱っているお店では、当たり前の商品を販売しているために、それほど商品では特徴を出すことはできません。またそういったお店で毛色の変わった商品を出してもそれほど売れませんしね。

特徴といってもそれほど取り立ててはない、というところの方がお客様の安心して買うことができるという利点もあります。
じゃあ特徴は何もなくてもいいの?というとそれはちょっと違いますね。

そんなお店だからこそ、接客や店構え、ディスプレイ、商品の見せ方などの特徴を見いだせれば、さらにお客様に指示されるお店にできます。
新しいものを導入するなどという手のこんだことをしなくても、今までにある資産で、それに工夫と改良を加えることで、お店がさらに良くなります。
その方がこの時代にあった方法です。

ですから「何もない」というお店の方がいたら、何かひとつ、自分たちが今持っていることでできることを見いだしてください。
それに磨きをかけることで、あなたの店は光り輝くようになります。

それが例えば接客の仕方であったり、面白いPOPであったり、陳列であったり、やり方はそれぞれ違いますが、予算をかけないで工夫するということは同じです。

またものがそれほど売れないこんな時代です。
今あるものに工夫を加えることで、一品でも多くお客様に買っていただける工夫をしましょう。


それでは今日はこれで。


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藤田販促計画事務所、お客様力(ぢから)プロデューサの藤田でした。

群馬県前橋市天川大島町186-25
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視点を変えてみる

2011-08-19 09:25:12 | 販売促進コンサルタントの日記
こんにちは。
前橋の販促経営コンサルタント、藤田です。
今日もよろしくお願いします。


いやあ昨日は暑かったですねえ。
あれほどの暑さは、なかなか体験できないぐらいでした。

昨日は太田市へ出かけ、太田商工会議所の商業店舗改善支援で数軒お訪ねしましたが、節電に加えてこの暑さでしたから、もうたいへんでした。下着もズボンもシャツも汗だらけ。
一回着てすぐにクリーニングに出さないとだめそうです。

また車ではエアコンをガンガンきかせていたので、外に出るとその差でまたくらくらするような感じでした。

さらに昨日入った食堂ですが、安さを売りにしている定食屋さんで、さらに電気代を節約しようとしているようで、エアコンが数台設置してあるのに、そのうちのたった1台だけ稼働させているといった状況で、外の方がまだ涼しいぐらいの店内の暑さでした。参りました。

そして今朝。
なんとまあ涼しい風が吹いていることでしょうか。
もちろん掃除などで動くと、汗が出てきますが、昨日とは打って変わった曇り空で、細かな雨も時折振っています。
天気予報では、今日が季節の変わり目だと言っていましたが、その通りになりそうですね。



さて、昨日訪問したある店で、その店主の友人で、今は事業を清算した、かつては建設会社を営んでいたという人が来ていまして、その人も入って話をしました。
途中その人はわたしに、「これから伸びるいい職業はないものですかね」と聞きました。
本人は話題をわたしに軽く向けたぐらいの気のようでしたが、わたしはある程度真剣に、今まで考えてきたことを話しました。

困りますね、こういうときは。
いやそんなことを尋ねた人のことじゃなくて、こういったことを急に尋ねられても、そう簡単に答えたり、うまくかわしたりできないのがわたしの性分で、ある意味マジで答えちゃうんですよね。
こういうときは相手と同じようなもっと軽い気持ちで答えればいいのに……、とは思うんですが。

そういうことで、これから伸びる職業というか業種は、わたしが言ったのは具体的な業種や業態ではなくて、どの業種でも視点をちょっと変えるだけで、伸びることができると、答えました。
例えば介護の業界では、既にデイサービスや介護ホームなどは乱立気味で、実際閉鎖しているようなところもありますが、それはみんなが介護といえばすぐにホームやデイサービスといった、直接関係した業種に目を向けるからすぐに飽和状態になるのであって、自身が今関わっている業種から視点を介護という方面に向けると、その業種から参入できる部分が必ずとは言えませんが、相当数あると思うんです。

要は視点をどこに向けるかということであって、決して新しい業種を生み出すとか、探すといったことではないと考えています。

あなたはどう思いますか。


それでは今日はこれで。


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コウモリ騒動

2011-08-18 08:42:01 | 販売促進コンサルタントの日記
こんにちは。
前橋の販促経営コンサルタント、藤田です。
今日もよろしくお願いします。


いやあ、昨夜はこの夏で一番暑かったですねえ。
夕立もなく、昼間の暑さをそのまま夜まで持ち越しです。

今日も一日、昨日以上の暑さになりそうという予報。
そんな中、今日は一番暑い町の隣、太田まで行きます。


昨日の夕方、二階のベランダに干した洗濯物をとりにいった妻が「きゃああ」と叫びました。
まあ近所中に聞こえるような、そんな大層な叫び声ではないのですが、結構大きな声で、次にわたしを呼びました。

二階のベランダに行ってみると、妻が「コウモリ、コウモリよ!」と言ってベランダの床を指差しました。
それがこれです。あまりにも珍しいので、写真を撮ってしまいました。



騒いでいるのに、写真を撮っておこうと言ったのは妻です。
あれほど怖がってもいるのに、変に冷静なんですね。
わたしなんか写真の「し」も思い浮かびませんでした。

小さな、羽を伸ばしても掌ぐらいです。
でも真っ黒。
妻は最初一瞬ですが、大きなキクラゲだと思ったと、後で言ってましたが、そういえばなるほど、そんな感じです。

近くを小さな川が流れているのですが、そこの下水管などをねぐらにしているのか、夕方になるとたくさんのコウモリが、その川に沿って飛び始めます。
そのうちの一匹が何かの拍子にはぐれてしまって、わが家のベランダに軟着陸でもしたのでしょうか。

妻が騒いでもじっとしています。
素手でつかむのも怖いので、かなばさみを下の物置から持ってきて、それでそお~と、つぶさないようにつかみました。
それでも暴れないんです。
ベランダの端からそっと空中に離してやると、それでも羽を広げて飛んでいってしまいました。

いやあとんだコウモリ騒動でした。

というわけで、今日はまた1週間に一度の太田商工会議所での店舗支援に行ってきます。
すみません、今日はビジネス関連の話は、なしでした。
こういう日もあっていいですよね。

それでは今日はこれで。


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ある学習塾の変身<第1部>(その1)

2011-08-17 09:56:57 | 繁盛店物語(創作)
こんにちは。
販促経営コンサルタント、藤田です。
本日は2回目の投稿です。

このカテゴリーは基本的にフィクションです。
販促経営コンサルタントの本田というわたしの分身を登場させて、様々な経営再生の様子を描写していきます。
内容はフィクションですので、モデルそのものはありませんが、実際に自分が経験したことも混じっていますので、これを読むあなたにもずいぶんと参考になることが出てくると思います。
あなたの経営改善のヒントにご自由にお使いください。
(なお配信は原則毎週1回水曜日にと思っていますが、基本的にランダム配信です)


「ある学習塾の変身<第1部>(その1)」

【ある学習塾の変身<第1部>】(その1)


ある県庁所在地にある学習塾から、販促経営コンサルタントの本田に電話が入った。
何でも、少子化で子供の数が減る一方で、様々な学習塾が乱立し、さらにそこに全国的に展開している大手も参入。
生徒の奪い合いが日常化していて、だんだんと経営状況が苦しくなってきたのだが、それについて少し話を聞いてもらえないかというような内容だった。

日時を打ち合わせて、本田が訪ねた。

「どんなに頑張っても、もうこれ以上生徒を増やせるというのは至難のわざのように思えます」
日進塾を経営している遠藤は、本田を前にすると、語り始めた。

「このような地方の町では、本当に生徒の数が限らています。特に少子化がすでに始まっていますので、だんだんと減っていく傾向の方が強くなってきています。そこに来て私たちのような進学塾が減るのではなく、増えてきているんです。さらには大手の塾が駅前に3つもできて、もうどうしようもなくなってきています」
「日進塾の教育方針というのはどういうものですか?」
本田が尋ねた。
「ここでは個別学習システムをとっています。生徒一人ひとりの能力が違いますから、その生徒に合ったレベルを考慮しながら、個性に合わせた学習をさせています。学校の教室のように机を並べて、講師が教えていくというシステムだと、どうしてもついていけない生徒も出てきます。そういう生徒にはさらに時間をとって、みんなとおなじレベルに持っていかなくてはいけないので、個別のシステムだと、一人ひとりに対応した学習ができますので、その方は生徒本人にもいいと私は考えているんです」
「なるほど。遠藤さんは生徒の個性を尊重するという方針で、一人ひとりをじっくりと育てたいというお考えなんですね」
「はい」
「そういうことを理解してくれる親御さんばかりではなくて、やはり促成にというか、すぐに成績の上がる塾というところに生徒が集まるんですか」
「そういうことです」
「はっきりとうちはこういう方針だから、それを望む親御さんに選んでもらえばいいんじゃないんですか。教育方針が打ち出されているんだから。私だったらその方がいいですけどね。自分の子供が受験戦争の中に放り込んで揉むよりも」
「そういう親御さんたちは確かに存在していますが、やはりこういった地方の町では少数なんです。そういったニッチな市場、そんなふうにいったら身もふたもないんですが、そういった分野ですか、それを望む人がやはり少数なんですね。ほとんどが目の前の成績を追うことの方がいいということで、少しずつ敬遠していかれる傾向にあるんです」

「こういったじっくりと取り組む勉強法だと促成はむずかしいですよね、確かに。じゃあもっと低学年、極端に言えば、幼稚園児から引き受けるというか、逆にそういった生徒を開拓していくとまだこれからやれるんじゃないですか。私はそう思いますが」
「もちろん小学低学年も最近は狙って、そういう親御さんたちに絞ったチラシも出していますが、なかなか、まだその頃から塾なんかに入れなくても、と言う親御さんたちも、また多いんですよ」

「う~ん、じゃあまずあれですね。その頃からじっくりと受験のために勉強をやっていけば、高校生になってあわてなくてもいいんですよというようなアプローチでじっくりとやっていかれた方がいいんじゃないですか。とにかくもっと時間を掛けなければ、こういった方法でのアプローチは実を結びません。焦ったらぜったいダメですよ。こういうことは。結果は数年以上かかりますから。でもその結果が出れさえすれば、自然と口コミで生徒さんがやってくるはずです。それまではじっくりと生徒集めとアプローチをしなければ、むずかしいですよ」
「そうですよね。それは分ってるんです。でも私はもともとせっかちな者で、ひとつダメだったら違う何かというように、あれこれ考えて、手を出してしまうんです」

「ところでそのアプローチなんですが、今まで実際にどのような宣伝方法でやられてきました?」
「ほとんどチラシですか。春休みの進級前、進学直前コースというのから始まって、夏休み特訓コース、冬休み実践コースというように季節季節で、やはりチラシを出してきました」
「チラシだけですか」
「そうですね、だいたい」  
               

<2>へつづく。
(このストーリーはフィクションです)

それでは今日はこれで。
あなたの一日が今日もいい一日でありますように。
藤田販促計画事務所、お客様力(ぢから)プロデューサの藤田でした。

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「佐藤可士和の超整理術」を(やっと)読んで

2011-08-17 09:40:08 | 読んだ本から
こんにちは。
前橋の販促経営コンサルタント、藤田です。
今日もよろしくお願いします。


いつものことながら、暑いですねえ。
昨夜も雷と一緒に夕立があり、さすがにその後は風も涼しく感じられましたが、今朝になったらそれも元の木阿弥。
今朝から猛暑の復活です。
でもこれも天気予報では明日までということで、我慢、我慢。

Macが新しくなって以前よりも格段に動きが速くなり、ソフトなどもすぐに立ち上がるようになりました。びっくりしたのはマウスの進化ですね。
マウスの上を人差し指と中指の二本指でさっと右に振ると、その前に見た画面に変わるんです。
いちいち「戻る」マークをクリックしなくてもいいんですねえ。
いやあ面白い。
遊びながら新機能をいろいろと探しては試している、今日この頃です。

お盆休暇もたいていの会社では昨日で終わり、今日からまた会社に復帰という方も多いことでしょうが、今朝のニュースを見ると、高速道路は朝からまだ帰省ラッシュで混んでいます。自動車や機械関連の工場では今日ぐらいまで休みの方が多いのでしょうね、節電で。

この休暇中(といってもわたしは仕事があれば、仕事に出かけ、その他は用があるとき以外は、CPの前で、仕事や遊びーーパズルなど)をしていましたが)に読んだ本といえば、佐藤可士和氏の「佐藤可士和の超整理術」です。(遅っ!)

仕事に使う部屋や机周りの整理と情報の整理、企画するための脳内の整理はすべて同じだという論理で、企画に関する頭の整理術が主な内容でした。
そんな中から数行言葉を紹介しましょう。

「問題の本質を突き止めることは、“何が一番大切なのか”を見つける、つまりプライオリティをつけることなのです。これは一番難しいことだと思います。でも、あいまいなままにしておくと、後で必ずほころびがでてきてしまう」

わたしなどもそうですが、自分で企画を立てるときやコンサルを行うときも、そのプライオリティが見いだせないまま進んでいってしまうときの仕事に、「やったあ感」がなかなか感じられないんです。
クライアントには悪いことだと思いながら、ある程度妥協点を残したまま、なぜあそこでもっと突っ込まなかったんだ、そうすればさらに良かったのに、という後悔が後になって出てきます。

そしてまた時間をかけて改めて提案し直すという場面も出てくるわけです。
ですからそういったときには、ひとつの一番大きい問題点を先ず見いだすことに時間と力をかけることにしています。

それでもなかなか見いだせないこともあります。
そういうときは、
「まずは完全な第三者の立場になってみてはどうでしょう。(中略)全く関係のない第三者になったつもりで、クライアントのことを考えてみるのです。引いた立場から状況を客観視すると、思いのほか冷静になれる。結果として、相手の立場にスムーズに立てるようになれると思うのです。」
「また、思い込みを捨てるには、あえて概論を考えてみるというのも手です。無謀なほど極端な気持ちになってみないと、自分を捨てることは難しいものです。ですから『そもそもこのプロジェクトは必要ないのではないか?』くらいの思い切った気持ちになれれば、ふっきれて視界が広がってくると思います。」
そうなんだけど、いったん取り組んだ企画を、それまでのことを捨てて、また違った視点からやり直すには相当の勇気がいります。その方が時間も短縮されるというのが頭では判っていても、実際捨てるとなると不安がいっぱいになります。でも捨てないと新しい視点が持てない。いつも感じるジレンマですね。

最後に、これはわたしが会社勤めをしていたときから感じていたことですが、佐藤可士和氏も同じことを言っています。
「会社のシンボルとなるマークは、いじくり回した感じがあると絶対ダメだと思っています。それはつまり、整理しきれていないということなのです。シンボルマークは崇高なものですから、すぱっと明快な方向性を指し示していないといけません。」
佐藤氏はシンボルマークの例で語っていますが、デザインすべてがそうだと言い切れます。
最初からぱっと決まるものはだいたいうまくいき、時間をかけていじくったデザインは、たいていいい出来上がりを示せてはいませんでした。

さて、この本はもう既に数年間に出版され、ある意味当時は引っ張りだこになった本です。
それを今更、という感じですが、まだお読みになっていない方がいらっしゃいましたら、自分の思考を整理するためにも読んでみてはいかがでしょうか。


それでは今日はこれで。


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お買い上げ点数アップの工夫

2011-08-16 09:40:40 | アイデア・事例
こんにちは。
前橋の販促経営コンサルタント、藤田です。
今日もよろしくお願いします。


昨日虹を見ました。
▼こちらです。でも写真だとほとんど見えないですね。


こちらはどうかな? 無理か。




発見できました?

久しぶりに、軽井沢のアウトレットへ行ってきました。数年前に行ったきりで、最近はとんとご無沙汰していました。
義父のお墓参りの後、妻の姉夫婦と食事をした後そのまま別れて、軽井沢まで脚を伸ばしました。車で1時間ほどですので、ちょうどいい距離です。

碓井バイパスは全然混んでいませんでした。皆さんはほとんど高速を使うからでしょうね。
プリンス通りに入るととたんにのろのろ運転です。
秘密の無料駐車場に車を止めて、アウトレットにいきました。

アウトレットにはおなじみのショップのほかにも新しく入ったブランドもあり、全体的に多くなっていました。
そこで買い物をしているうちに雷が鳴りだし、続いて激しい雨がいっとき降りました。
その雨も上がり、ふと南の空を見上げると、虹が少しだけ、うっすらとかかっているのが見えました。
最近虹も見ていなかったので、ちょっぴり感動しました。

その帰り道今度は偶然花火大会に遭遇し、しばし道路際のへこんでいる箇所を見つけて、車を止めて見物させてもらいました。打ち上げている場所が近くて、花火の輪をとても大きく見ることができました。
虹と花火を1日で見ることができたなんて、幸せな1日でした。
花火大会は安中市にある磯部温泉で行われたものでした。

さて、話はアウトレットに戻ります。
夏休みの後半ということもあり、各ショップで思い思いの割引セールが行われていました。

LLビーンショップでは、3点買うと10%引き、5点買うと15%引き、7点買うと20%引きという段階的な割引サービス。のせられて7点買ってしまいました。でもそれでも10,800円でした。

エディバウワーではショップに入ると店員さんから500円引きのチケットが渡されます。そしてショップ内の商品が15%引き。

まだまだあります。
ラルフローレンショップではポロシャツなどが2点目半額、ブルックスブラザーズWOMENでは特設台の上の商品が、1点なら1,890円なのに2点買うとなんと2100円です。サイズは限られていましたが、サイズが合えばお得ですね。妻は4点も買っていました。

あのCOACHでも、全品半額などと謳っていました。

このようにたくさんのショップが集積しているところでは、それぞれにバーゲンのやり方に工夫を凝らして、なんとかたくさんの点数を買ってもらおうとしています。
それぞれに店のそれぞれの思惑があって、面白いなあと感じました。

軽井沢のアウトレットは店が取り囲むように池や芝生の広場などがあり、その芝生もよく手入れされているので、なごやかな気分になります。

7、8年ほど前に、このアウトレットの支配人に話を聞く機会があり、そのホテルのコテージ内で数時間いろいろな話を聞くことができましたが、店を少しずつ増やし、さらには入れ替えたりしながら、お客様に飽きられないようにしていきたいとおっしゃられていた言葉が思い出されます。
その通りの現在も進化し続けているようです。

単独店でも、こうしたショッピングモールにしても、常にお客様に飽きられない工夫が、常に新しいお客様を呼び、今までのお客様にも新鮮な気持ちで接していただくことができるのですね。

それでは今日はこれで。


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8月15日。終戦記念日です。

2011-08-15 08:42:38 | 販売促進コンサルタントの日記
こんにちは。
前橋の販促経営コンサルタント、藤田です。
今日もよろしくお願いします。


この時期になると、テレビでは太平洋戦争を振り返り、検証するという番組が増えます。ドラマも必ず数局で放送されます。
だいたいが、まあ、その戦争の悲惨さを訴えるものとしてワンパターン化していますね。
あの時代の笑いのあるものは御法度だとでいうように、涙涙の物語です。

しかし、あの時代だって人々は、何も歯を食いしばって毎日暮らしていたわけではないだろうに、どうしてしみじみとした暮らしや、笑いを含めた生活シーンを描いたドラマが、最近ではないのでしょうか。

それはひとつには、ドラマを作る制作者たちが戦後生まれの人にすっかりなってしまったために、戦前戦中と言えばみんな厳しい生活を強いられたんだ、という通り一遍のイメージしか持たなくなてしまっているからではないでしょうか。
もっと大きな視点、そして生活に踏みこんだ細やかな視点を持った本当のドラマを描いてほしいなという気が、最近するのは、わたしだけでしょうか。


さて昨日は、夕方から文字通り夕立がありました。
買い物に行っている途中からみるみる雲行きが怪しくなり、稲妻が光り、が鳴りだし、がぽつぽつ、と思う間もなく本降りになりました。

結構強く降りましたが、あまり涼しくはなりませんでした。夜の寝苦しさは相変わらず。
でもわが家の乏しい庭の植物たちへは、いい自然の恵みにはなったようです。
というのは、ありがたいものです。


今日は妻の姉夫婦と一緒に義父の墓参りに行きます。
自身の両親の墓は遠い関西にありますので、そうたびたび行くことができないので、その代わりのように、こちらの墓参りには必ずついていくようにしています。

あるとき、いつも墓参りに行くと感じることが、ある日、テレビから歌声になって聞こえてきました。
そうです、「♫~わたしのお墓の前で、泣かないでください~♫」という例の歌です。
あ、自分が思っていたことがそのまま歌詞になってる、と初めて聞いたときに思いました。

わたしは、墓参りというのは、とても形式的なことだと思っています。
祈ることだけなら、お墓の前でなくてもいつも心に念じればいいことです。

嫌なのは、あのこれ見よがしに林立するお墓の群れが、墓石業者の高笑いのように思えることなんです。
家族の、亡くなった人たちへの思いを利用して、必要以上の利益を上げているように思えてなりません。
また墓石を見栄にさえする人たちへの、ある意味哀れさも感じます。
見栄と利益、両方の価値観が合致して、ああいった立派すぎる墓石の群れになったのでしょうね。

かといって、都会で最近できているマンションのようなお墓も、また嫌なんですけどね。

そういう意味では、関係のない自分のような輩がとやかく言うこともないのでしょう。
まあ勝手にやってください、とでも言っておきましょう。


そういった風潮を嫌気がさしている人たちも、一方ではいます。

最近、樹木葬という言葉を聞きました。
秋田県のあるNPO法人が始めた“桜葬”というのが最初らしいですね、詳しいことは知りませんが。
桜の木の周囲に墓地を作り、墓石をたてないで、骨壺だけをその周りに埋葬するという形の墓地です。

東京近郊にもそういった、いわゆる自然葬を扱うNPO法人もありますし、実際にその法人が運営する樹木葬のある場所を見たこともあります。

この埋葬方法は、墓石を建てないで、地中に骨壺を埋葬し、長い時間をかけて自然に還っていくようにしているわけですね。
その墓地一帯は芝生で覆われています。埋葬されている人の名前は一枚の碑に掘られています。
こういった埋葬方式もこれからますます人々の考え方が多層化するにつれ、増えてくるのではないでしょうか。

わたしも娘には墓もいらないし骨だって海に撒いてくれればいいと日頃から言っています。

この群馬にもそういった考え方もありだな、というあるお寺の住職がいまして、その人の話を聞いたこともありますし、自分が預かるお寺の墓地の一角にそうした地所も用意しています。
このように、人それぞれの考え方に対応した埋葬も、これからは考えなくてはいけないでしょうね。


今回の東北大地震では、墓石も違った場所に流され、その扱いに困っているという新聞記事も読みましたが、こういった災害時にも人様の迷惑にならない自然葬がいいなあと思いました。

今日はなんだか、しんみりした話になってしまいましたね。
これもお盆だからというわけでしょうか。

長くなりますが、ここでちょっとわたしが以前書いたショート・ストーリーを掲載します。
まだ時間がある方は、ちょっとお読みくださればありがたいです。



 「父の帰宅」


 ガタ、ガタ、ガラ、ガタ、ガラガラ…………ガラ。
 玄関の引き戸が、少し強めの力で引き開けられた。

 この話には、どうも現代的なプレハブ住宅は似つかわしくない。
 昔からある下町の築40、50年の家が似合う。
 そういう家をイメージしながら読んでいってもらいたい。

 「ただいま。お母さん」
 若い女性の声だ。
 奥の台所から母の声が答えた。
 「お帰り。今日は早いのねえ」
 帰ってきたのは彼女の一人娘だ。
 そのまま台所まで足を進めながら娘が答える。
 「うん。だって、…………、ねえ、お父さん帰ってきたぁ?」
 「ああ、そうね。だから早かったのね」
 「うん」
 「帰ってらっしゃるわ。奥にいるから挨拶なさい」
 「うん、もちろん」
 娘はハンドバッグを台所の隣りの居間の座布団の横に置き、奥の部屋に声をかけた。
 「お父さん、お帰りなさい」
 「ああ、今日子、お帰り。いつもこんなに早いのか」
 「ううん、今日はだって、お父さん久しぶりに帰ってくる日だもの。早引きしちゃった」
 「そりゃいかんな。何も俺がすぐ戻るわけじゃないだから、ちゃんと仕事してくればいいのに」
 「ううん。いいのよ、1年に何日もないんだから、こんな日は」
 「そうか、でもうれしいな。俺をちゃんと待っててくれたなんて」
 「お父さんだもの、当たり前じゃない」
 「いや、みんなに聞くとね、ほとんど迷惑がられるって話だからな」
 「良かったね、いい娘といい妻で」
 「ほんとだ」
 二人で同時に微笑んだ。

 こういう親と子の会話は、しかし以前はなかった。
 今になってやっと蟠りなく交わせるようになった。
 皮肉なことだが、それでも、今があることにある意味感謝しなければならない、と今日子は思った。

 「じゃ、お父さん、着替えてくるわ。ゆっくりくつろいでいてね」
 「ああ、ありがと、って言っても、ここは今でも俺の家だよな」
 「あ、そうだった」
 二人で今度は大声で笑った。
 今日子は笑い声を残したまま自分の部屋に消えた。
 母がその声を聞きつけて、父がくつろいでいる部屋にやってきた。
 「ずいぶん楽しそうね。親子して大きな声で笑ったりして」
 「うん? ああ。悪かったかな」
 「なんで? いいことよ。親子で笑えるなんて、幸せなことよ。もっと早ければもっと良かったけどーー」
 「嫌みっぽく言うなよ。悪かったよ」
 「いいですよ、昔のことだからみい~んな忘れましょ。せっかく帰って来れたんだから」
 「うん」
 「もうすぐご飯よ。あなたの好きなものばっかり用意したから。好きなだけ食べてってね。あちらじゃごちそうなんて食べられないんだから」
 「ああ、でもなんだか、あっちが長いと、だんだん食欲もなくなってくるみたいなんだ」
 「あら、大丈夫?」
 「ああ俺はまだ大丈夫だけどな。そのうち………」
 「仕方ないのかもしれないわね」
 そこに普段着に着替えた今日子が戻ってきた。
 「なに、何が仕方ないの」
 「あ、いや。あっちにいるといろいろ変わってくるって話さ」
 「そりゃ仕方ないわよ。郷に入れば郷に従えっていうしさ、ね」
 「今日子はいいわねえ、楽天的で。私はもうだめ――」と言って母は目頭を押さえた。
 「お母さん、せっかくお父さんが帰ってきたのに、何も泣かなくったっていいじゃない」
 「ごめんね。あなたがせっかく久しぶりに帰ってきたっていうのに。私ったら」
 「いいさ。泣きたいだけ泣けば。今だから泣けるってこともあるさ」
 「そうね、お母さん、あの時はとても気丈だったから。涙のひとつも見せない強い人ねって、近所の人も言ってたから」
 「そうか。あの時は俺は寝てたから、分からなかった」
 「いやだ、お父さん。寝てたって。ふふ………」
 みんなでまた笑い出した。
 母は泣き笑いだったが、だんだんと笑顔が戻ってきた。

 「ねえ、明日どこかへいく。休みだから、どこでも連れていくわよ。ねえ、どこがいい」
 食事の後、今日子が父に尋ねた。
 「いや、いいよ。せっかく帰ってきたんだから、家でのんびりしてたいよ。お前、どこかへいく約束あるんだったら、行っていいんだぞ、
俺に気兼ねなんかするなよ。徹君と、ほらデイト、あるんだろ」
 「ううん。だってこの休み、お父さん帰ってくるって分かってたから、徹さんとは約束してないの」
 「そうかすまんな。せっかくの休暇だというのに」
 「やだ、父さん。徹さんとはいつでも会えるんだからいいのよ」
 「そうだな。日取りももうすぐ決めるんだろ」
 「お父さん、その話やめない。お父さんの話しようよ。せっかく帰って来れたんだから」
 「それもそうか」

 こうして親子水入らずの5日間が、あっという間に過ぎた。
 父は、送り火に見送られて、また旅立った。
 もしかしたら戻ってこられるのも、今年が最後かもしれない。
 何だか、影がちょっと薄くなってきていたから。
 でもいい。
 お父さんの元気な姿、目に焼きつけたから、と今日子は思った。
 帰ってこられなくなっても、いつも待ってることには変わりがないから。


                               おわり



それでは今日はこれで。


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あなたの一日が今日も普段通りの良い一日でありますように。
藤田販促計画事務所、お客様力(ぢから)プロデューサの藤田でした。

群馬県前橋市天川大島町186-25
藤田販促計画事務所

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そうだ、業務用という手もある

2011-08-14 09:56:06 | 一流の営業を目指そう
こんにちは。
前橋の販促経営コンサルタント、藤田です。
今日もよろしくお願いします。


夕べというか今朝というか、雷雨がありましたが、雷はそれなりに大きかった割には、雨が少なく、それほど涼しくならないまま朝を迎えました。
あなたの近所ではいかがでしょうか。

さて、CPを新iMacにしてから初めてのブログ。

昨日は夕方からなんとか一息ついたので、新しいMacを立ち上げ、ソフトを入れ替えたり、データを移し替えたりで、たいへんでした。
実はまだ終えていませんが、何とか使えるようにはなり、さくさくと動くMacの前でこれを書いている次第です。

大きく違うところはまずキーボードですね。
キーが平たくなり、少し大きくなりました。ですので、打ち間違いは今でもあるのですが、以前よりも少なくなったように思えます。

さらに大きく変わったのが、テンキーがなくなったこと。
そのためにコンパクトにはなりました。しかしこれはやはり標準でつけてほしかったですね。

仕方がないので、このキーボードに合うテンキーも買いました。
グラフィック関係者の使用が多いので、あまり使わないという判断でなくしたのでしょうが、私のように結構テンキーを使う人もいるとは思うので、次回の新型ではまたつけてほしいですね。



さて、今朝もTBS「がっちりマンデー」を見ていました。
今日のテーマは「2011年に上場した会社」ということでしたが、なんとあのカルビーが上場したのは今年なんですね。驚きました。
ジャガイモ以外の原料を使った製品を開発していきたいということで、やっと上場したようです。でもさすがですね。いきなり一部上場でした。
株式を上場していない会社では有名なところではサントリーがありますね。昨年でしたか、キリンとの統合問題で初めて私はサントリーが上場していないということがわかった次第です。
あるんですねえ、そういう会社が、まだ。

さてと、今回は株式上場の話ではなく、世の中にはあまり出ていないけれど、業界じゃ有名な会社がまだまだあるということですね。

その一つが今日出てきたケンコーマヨネーズという会社です。
以前スーパーのマヨネーズの棚で見かけたことがありましたが、どうしてのキューピーや味の素に比べるといまいちブランド力がないので敬遠していましたが、そのマヨネーズを我々は知らず知らずにうちに口にしているのですね。

そうなんです、業務用に特化してシェアを上げているのですね。なんとそのシェアはキューピーに次ぐ2番目のランクなんです。味の素よりも上位なんですね。

さらにマヨネーズ以外にも業務用のサラダでも作っていて、我々が口にしているコンビニのサンドイッチなどにも使われています。

この会社ではクライアントの依頼でそのクライアントだけの特別な味を開発しているというところが、大きく伸びているところです。


こうして見ると、何も、対象を一般消費者に向けてでなくても、業務用として特化したらもっと未来が開けるという商品も数多くあるということです。
もちろんその中でのシェア争いも容易ではないでしょうが、技術に指針があれば、食い込んでいける余地はいくらでもあると思うんです。

クライアントの方でも今がよくても常に新しいものを求めていますから、そこに狙いをつけていくのも悪いことではないと思います。そこでものをいうのは、宣伝力ではなくて営業力ですね。そしてそれ以上の技術力

下請けで押さえつけられている企業でも、いいものを持っていれば、自社開発商品として、メーカーに持ち込んでみてはいかがでしょうか。
そのためには技術力の基本となる人材の確保が重要ですね。
中なら一筋縄ではいきませんが、それはどこだって同じです。

まずは技術力を養い、鍛え、クライアントから出向いてくれるような製品を開発する努力をしてみませんか。

務用への特化に限らず、自社製品のニッチな市場を開発する努力もしてほしいのですが。

それでは今日はこれで。


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さよなら、旧Mac君

2011-08-13 09:27:09 | 販売促進コンサルタントの日記
こんにちは。
前橋の販促経営コンサルタント、藤田です。
今日もよろしくお願いします。

今朝目が覚めたら少し涼しく、曇っていました。
徐々に晴れてきましたが、これではここ2、3日前頃の猛暑とまではいかないでしょう。
ほっとひと息です。

高速道路では、相変わらずのお盆休みの渋滞が始まっています。
東北道の那須塩原あたりでは65kmという長さだそうです。
それでもそんな渋滞を乗り越え、日本人は行きたいところ目指してまっしぐら、という感じですね。
中国や韓国あたりでもそのようですね。渋滞はいやだけど、それにもろにぶつかっていくという東アジア人の特性でしょうか。


さて、わたしのMac君、昨日とうとうブラックアウトしました。
スイッチを長押しして強制終了させ、もう一度スイッチを入れてみましたが、やはり立ち上がっても真っ暗。

そこで思いついたのが超アナログな方法。
そうです、昔、テレビの画面が乱れたときによくやっていた方法。
半ばあきらめの境地で、横っ腹をボンっ!たたきました。
すると今まで真っ黒だった画面がパッと明るくなり、元通り使えるようになりました。
それから数度終了したり、スイッチを入れたりしていますが、ちゃんと画面が出て動きもスムースです。

▼それがこれ、今の状態です。



▲懐かしのe-Macです。今どきこれを使ってる人なんているのかなあ?

で、そのままにしておくわけにもいきません。
幸いグッドタイミングで、昨日、近所といっても数キロ離れていますが、前橋にもPCデポがオープンしたのです。
PCデポでは、Macもちゃんと店頭で販売しているのです。
チラシにも載っています。
チャンスとばかり、早速出かけていきました。
そしてすぐに買ってしまいました、iMacを。MS Officeもセットで、4GMメモリ増設で12万円ちょっと。
でもテンキーがキーボードについていなかったので、別にMac専用のものを一緒に購入しました。テンキーまで削らなくてもいいと思うけど。

▼じゃ~ん、これです!



何というグッドタイミングだったのでしょうか。
この日を待っててくれたような現在のMac君には感謝しなければ。

今週のメルマがや何やらをこの旧Mac君でやってから、お役御免にしようと思っています。
「お役目、ご苦労様でした」

さてそのPCデポですが、PCの専門店ですが、やはりオープンということもあり、にぎやかでした。
妻がコンピュータだけの店なのに、どうしてこんなに人が…………、とあきれるほどの人がやってきていました。
購入したPCの箱を抱えたり、大きい箱を店員さんに運んでもらって駐車場に向かう人たちもたくさんいました。

販売員も親切にいろいろ対応してくれています。
ヤマダ電機やコジマ電機の販売員の慇懃無礼な対応に馴らされていたのか、このPCデポの販売員のフランクな対応に新鮮さが感じられました。
言ってみれば、前者がマニュアル対応の笑顔であり、接客で、後者は個人の能力を活かした笑顔と接客、そんな感じでした。
あまり販売員をマニュアルで縛りつけると、慇懃無礼になるということを早く分かってほしいですね。

さて、世間は夏休みですが、わたしはこれからクライアントのところに出かけます。
この仕事は休みがあってないようなものであり、またないようであるといったグレーな職業ですね。

でもやはり困っている方がいればすぐに飛んでいくのがわたしの役目です。
行ってきます。

それでは今日はこれで。


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太田だって、暑い!

2011-08-12 10:16:31 | 販売促進コンサルタントの日記
こんにちは。
前橋の販促経営コンサルタント、藤田です。
今日もよろしくお願いします。

暑いぞ!
昨日は週1回の、太田商工会議所での店舗支援の日でした。
いやあ暑かったですねえ。
太田だって、暑い!
でも、なぜ太田市の気温の発表がないのでしょうか。
それは、アメダスの観測機器が設置されていないからですね。
太田市のお隣りは暑さで、有名な館林、熊谷です。
その隣りの市だから同じように暑い!んです。
でも何も言われない。ちょっと損してるんじゃないかなあ。

昨日、支援先に行って、車から降りると、体温以上の熱気が身体にまとわりついてきました。
そう、まるでサウナルームに入ったような感じでした。
そこに来ての節電政策で、どこもかも室内の温度設定を上げているもんだから、外よりちょっとお愛想程度に気温の低い室内へ入っても、しばらくは汗が止まりません。

しかしこの節電で、今年は冷え性のOLさんたちは助かっているらしいんですね。
例年ですと冷房が強すぎて、ひざ掛けが必需品だったようですが、今年はそれも使わずに済んでいるということです。

何ごとにも、暗があれば明もあるということですね。
この猛暑だって、エアコンを製作しているメーカー、それを販売する家電店では特需があり、逆に1週間ほど前の、夏とは言えない涼しさになると、夏でもおでんが売れるという、様々な状況があります。
電車の弱冷車では昨年まではちょっと暑いという苦情も、今年はほとんどないということ。

いやはや、ですね。

それを考えると、まさに中国のことわざにもある通りですね。
「人間万事塞翁が馬」じゃなくて「禍福はあざなえる縄のごとし」ですかね。
いいことがあれば、その裏側では悪いこともあり、悪いことがあれば、その裏ではいいことがあるということ。

猛暑ではビールやエアコンが売れ、冷夏ではおでんが売れる。

ですから、そんなことに一喜一憂するのではなく、年間のトータルで見るとか、数年のトータルで見るとか、少し大きい目で商いも見た方がいいんじゃないのかなって、最近思います。

また、冷夏なら冷夏対策の商品を考えるとか、逆に猛暑なら猛暑で売れる商品開発をする、もしくはそんな天候に左右されにくい商品を開発するなり、様々な工夫を考え出した人が勝ちです。嘆く暇があったら考えましょう


それでは今日はこれで。


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買物弱者って?

2011-08-11 08:16:38 | 一流の営業を目指そう
こんにちは。
前橋の販促経営コンサルタント、藤田です。
今日もよろしくお願いします。

いやあ昨日も暑かったですねえ。
外に出る用があったので、出てみましたが、車のエアコンをかけてもなかなか冷たくならず、暑いまま用のある場所まで行ってしまいました。

さて、一昨日沼田へ買物弱者対策をテーマにしたセミナーに行ってきたと、昨日のブログに書きましたが、その内容がまだでしたので、今日はそれを少し書き留めておきたいと思います。

買物弱者または巷では“買物難民”とも言われていますが、ひとつには中心商店街の近くに住みながら、その商店街に日々の生活に必要な日用品や食料品店がなくなり、郊外のスーパーに買物にも行けない高齢者のこととか、山間部に住み、今までは食品や日用品を積んで週に数回、もしくは1回ほどやってくる商店の車を当てにしていた人たちが、その車が採算がとれずに来れなくなり、かといって自分で車を運転して町のスーパーまで行けない人たちのことです。

日本中、都会地を除いてはどの地方でも起こっていることで、過疎に次ぐ問題になってきています。
そのために地方の商店街はどのような手を打っていくか、どんな有効な方法があるのか、ということをテーマにしたセミナーでした。

買物弱者対策に以前から取り組んできている方を講師に招き、さらには県内で行われている実例の発表もありました。

今回セミナーが行われた地元の中心商店街では、理事長がトップに立って買物代行を引き受け、介護施設などには出張商店街で出向き、買物弱者といわれる方たちを支援してきた事例を発表してくれました。

来なければこちらから出向いていく、いつかわたしは講演でも言わせていただいたことを実践されていました。
そうなんですよね、お客さんがいないんじゃないんです。ただ来られないだけなんです。
だからこちらからで向いていく。ニーズ、マーケットのあるところに商いの場を持っていくということが、商売の原点です。

買物代行を実際に行うと、高齢者の方たちは待ってましたとばかりに、おしゃべりを始めるそうです。
コミュニケーションも不足していたということもわかりました。
買い物に行けないことは辛いことですが、それ以上に、人と話ができないということがストレスになっているようです。

また重たいものが持てないので、ゴミも出せない人たちも多いということです。
そういった方たちからはゴミの処理まで引き受け、リサイクルできるゴミは承諾を得てそのまま引き取り、それをわずかですがお金に換えて、補助金でもまかなえ切れない予算に組み込んでいるそうです。

まだまだ採算がとれずに、行政やその他からの補助金でまかなっている状況ですが、上記の例から、何か新しいビジネスが芽生えてくると思います。
商いのタネに敏感な方なら、何か新規のビジネスがすぐに頭に思い浮かべそうですね。
それはこれからのことになりますが、わたしもそのことについては様々は形を考えてみたいと思っています。

それでは今日はこれで。


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ある料亭の再生物語 <第2部>(その5)

2011-08-10 11:13:13 | 一流の営業を目指そう
こんにちは。
販促経営コンサルタント、藤田です。
本日は2回目の投稿です。

このカテゴリーは基本的にフィクションです。
販促経営コンサルタントの本田というわたしの分身を登場させて、様々な経営再生の様子を描写していきます。
内容はフィクションですので、モデルそのものはありませんが、実際に自分が経験したことも混じっていますので、これを読むあなたにもずいぶんと参考になることが出てくると思います。
あなたの経営改善のヒントにご自由にお使いください。
(なお配信は原則毎週1回水曜日にと思っていますが、基本的にランダム配信です)


「ある料亭の再生物語<第2部>(その5)」

今度は、もうひとつの課題である料亭千樹の活用だった。

ここで採用された2つのうちのまずひとつ目は、女将が言った「劇場型」の利用だった。

大広間をメインとし、付随して各室もそれぞれひとつの劇場と考え、それぞれに活用していくということだった。

具体的には、定期的に生け花とお茶、それに和裁・洋裁、等の習い事を千樹で講師を呼び開催するという、いわばミニカルチャー教室としての活用で、他のカルチャー教室とは違って、講義代金が高い分、そこに千樹のお弁当をつけるということで、他との差別化を図った。

他にも自由に各種のお教室にも使ってもらい、そこに千樹弁当をつけるということで、カルチャー教室の充実も図った。

月に1回の千樹寄席は、さすがに地方でのことであり、また開かれる場所が公共のステージではなく、有名料亭のお座敷でということがネックになり、なかなか一般客を呼ぶことがむずかしかった。

3回目までのお客様はやはり千樹のかつてのお客様が多く、お付き合いという感じが強かった。

さらに予想していたよりも客数が上がらなかった。
30人あればいいかなあという目論みよりも毎回少なく、3回目は10数名という客数だった。

これはやめた方がいいかなと考え始めた時、また従業員から声が上がった。

「いっそ、無料で一般の方を招待していたらいいんじゃないの。
まずは落語や演芸の面白さを知ってもらわないと、やっぱり千樹では敷居が高いから入りづらいからというお客さんも多いんじゃないかなあ」

「そうだよなあ。どうかなあ、ほら大学の落研に声をかけて、落研の落語会を開いてもらったら。只で場所提供して。一度千樹に足を踏み入れてもらえば、分ってくれるんじゃないかなあ。そこで千樹寄席のチラシを渡して、決して高いものじゃないってことを分ってもらえたらいいんじゃないかと思うんですけど………」
この意見を取り入れて早速地元の大学の落研に声をかけ、千樹特別寄席を開いてもらうことになった。

もちろん話を持ちかけられた落研も、自分たちの芸を発表できる場所、それも一流料亭でということで、渡りに船と喜んだことはもちろんだった。

この落研作戦が成功したのかその後徐々にお客様が増え、中には若い女性もちらほらとお客様の中に混ざるようになってきた。
これには落研の影の力が功を奏したと言っていい。

自分たちに無料で場所を提供してくれる代わりに、彼等がいたるところで千樹寄席の面白さ、料理のおいしさ、それでいてリーズナブルなところを、吹聴してくれたのだ。

開催時には、落語のCDも地元の商店街のレコードショップに委託して販売した。
これは地元の商店を少しでも活性化させたいという熱意を持っている本田のアイデアだった。

千樹寄席はこうして少しずつではあるが知られていくようになった。
しかし何といっても、メインは板長の料理教室と有名人を呼んでの板長の料理を楽しむ会だった。

料理教室は隔週に1回、定期的に開くようにした。
初心者コースとベテラン主婦コースを隔週に開催し、1コース6回で、6ヶ月で修了というコースのしたところ、初心者コースよりもベテラン主婦コースに生徒が集まった。

さすがに千樹というネームバリューのことはあると女将も社長も思ったが、本田としては初心者の方にウエイトを置きたかった。
そうすることで、今まで千樹に縁がなかったお客様が増えるからだった。
従って初心者コースの生徒を充実させるために様々な手を打った。

そのひとつが、“プロが教えるかんたん手抜き料理教室――冷蔵庫の余ったものを最後まで生かそう”という、
敷居を少し低くした不定期の料理教師の開催だった。
ここでは板長の下で包丁ふるう職人たちが交代で担当した。

ここでは思いがけない効果もあった。
職人たちの顔が生き生きしてきたのだ。
直接お客様とふれあうことで緊張感が増し、またお客様と楽しく会話ができるということで、職人たちの笑顔も増えたのだ。


いいことづくめだといいたいが、やはり逆効果もあった。
今までひいきにしてくれていたお客様から批判の声が上がったのだ。

しかしこれは織り込み済みだった。
その声は無視しようと話し合っておいた。

いずれは落ち着く。
もちろん離れてもそれはそれでしょうがない、その人たちには今までは恩があるが、そうかといって彼等だけを大事にしてこのまま営業を続けていけば、千樹は早い段階でなくなってしまう。
そうなれば元も子もなくなってしまう。
そういう人たちも新しい千樹についてきて来てほしいが、ついてきてくれなくても、追いかけないでおこうという了解を取っていたのだ。

離れていく人はしょうがない。
そういう人は本当に心から千樹を愛してくれているわけではなかったのだと思うおう。
それよりも新しい千樹についてきてくれるお客様の方を大事にしよう。

そうすることで千樹は暖簾を守りながら、お客様と一緒に未来を見ることができるのだ。


こうしてかつての料亭千樹は、徐々にではあるが時代に合わせて変わることができた。
暖簾を大事にしながら時代に合わせて変化していくこと。
特にこのように変化の激しい時代を暖簾を一方では守りながら、常に新しいことに挑戦していくこと、昔から続く企業でも店でも、この暖簾を保守的に守るのではなく、その暖簾を利用しながら、常にその暖簾に恥じないように、常にその企業、業種ではトップの層に位置しながら走り続けることこそ、伝統を守るということなのだということが、社長も、女将も実感として分った。


2年後、今まで来てくれたお客様を招待して、従業員の素人芝居を見せ、お料理を楽しんでもらおうという計画もある。


                               おわり


(このストーリーはフィクションです)

それでは今日はこれで。
あなたの一日が今日もいい一日でありますように。
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地元産の有効利用

2011-08-10 09:05:34 | 観光
こんにちは。
前橋の販促経営コンサルタント、藤田です。
今日もよろしくお願いします。

いやあ、戻ってきましたねえ~、熱帯夜が!
数週間ぶりにエアコンのお世話になりました。
昨夜は夕立もなく、今朝も昨日の熱気がそのまま残っていたので、朝からちょっと動くと汗が出てきます。
Tシャツももう汗くさくなって、着替えてしまいました。

何たる暑さだ!
とまあ天候に怒っても仕方がないので、ここは冷静に心を鎮めて、散髪にでも行ってきますか。


昨日は沼田(群馬県)へ、買物弱者についてのセミナーがあったので行ってきました。
興味があったので、前もって申し込んであったのです。

県の商政課の主催です。
その挨拶で、今頃だったらまあ少しは涼しいだろうと考えて、北の沼田を会場に選んだのですが、この通りの暑さで………という言葉ありました。
駐車場から車を降りるとブワ~~~んと熱気が身体にまとわりついてきました。
どこもかも暑い一日でした。

さてその駐車場にこんな車止めがありました。
これです。
 ↓



この駐車場は県の出先機関が集まった合同庁舎なんですが、その車止めが、このようにコンクリートではなく、木なんですね。

もちろん県産材でしょう。

沼田市は、西に利根川が流れ、南に片品川が流れている、高低差日本一とも言われている河岸段丘の上に、その中心地が位置している、ちょっと面白い地形の町です。

日帰り温泉ではぜひとも白沢地区の「望郷の湯」に寄ることをおすすめします。
ネーミングからしていいでしょう?
どこでもつけられているような“何とかんとかふれあいの湯”というような陳腐なネーミングではなく、ここの露天風呂に入ると、その意味が、「うん!」と声に出して頷ける素晴らしいネーミングになっています。
ここは週変わりで男湯と女湯が入れ替わる温泉で、その露天風呂から眺める景色は天下一品とも言える眺めです。
河岸段丘の上に作られていますので、上方にははるかに赤城山が眺められ、河岸段丘の下の方には片品川が流れているといった景色を露天風呂からぜひ眺めていただきたいと思います。

昨日は夜に用があったので、「望郷の湯」には寄らずに帰りましたが。

町の中心地とJR沼田駅の高低差が何と約70mもあるということです。
ですから町から駅へ行こうとしても、まっすぐの道路にすると滑り落ちていきそうになるので、S字の上下を潰したようなカーブを描いて道が延びています。

沼田市は、戦国時代には六文銭で有名な真田家が治めていた城下町です。
池波正太郎さんの長~い小説「真田太平記」にも何度も出てきます。
長野の拠点である上田と、ここ沼田を何度も何度も行き来しているんですね。

沼田の北には、有名な谷川岳も控えているという土地柄です。

従って木材もたくさん産出されるということで、県も車止めにこうしたアイデアを使ったのでしょうね。
とてもいいことだと思います。
コンクリートのようには長持ちしませんが、県産材の有効利用ととまではいかなくても、ここは木の国でもあるというアピールにはなりますね。

県庁舎にも、こういったアイデアでいろいろ利用してほしいですね。

また他の県でも、ぜひ自分たちの近くで産出される資源を、うまく有効に利用してもらえる場をどんどん作っていってほしいなとも思いました。

さて、長くなってしまったので、セミナーの件はまだ明日にでも。


それでは今日はこれで。


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そばを食べてきました。

2011-08-09 09:01:11 | 販売促進コンサルタントの日記
こんにちは。
前橋の販促経営コンサルタント、藤田です。
今日もよろしくお願いします。

昨夜も雷とともに夕立が降りました。
雷の多さ、近さ、稲光のすごさは今年一番のような規模で荒れました。
ある種、気持ちいいような激しさでした。

でも、今朝はもう蒸し暑くて、トイレを掃除するだけで汗で、Tシャツがびっしょり。
早速着替えです。


さて、今日は午後、沼田へ出かけます。
といっても仕事ではなく(いやこれも仕事だな)、あるセミナーを聴きにいきます。
セミナーといっても、それは「買物弱者」といわれている人たちに対して行った商店街や商店の事例報告です。

事例報告なので、けっこう役に立つことが聞けるのではないかと期待しています。
これはまた後日報告します。


昨日、わたしのメンターのようにお付き合いをさせていただいている高崎のあるおそば屋さんに出かけてきました。

わたしのメールマガジン「あの社長に会いにいく」(現在休載中)でもお世話になった方で、その人から「あの社長に会いにいく」が始まったといってもいい方です。

料理の写真を撮っておこうとデジカメも持参していったのですが、お昼をはずしていったのですが、まだお客様も数人いて、さらに入ってくる人もいましたので、悪いかなと思って写真は撮りませんでした。

話もできませんでしたが、昨日はただ久しぶりにおそばを食べに行っただけなので、挨拶をして帰りました。

厨房で忙しそうにしていましたので、商売も順調なように見えました。

元々その人はある会社の取締役まで勤めた人ですが、定年の10年も前にリタイアして、そば屋を始めた人です。

思いついたことをせっせと書くのが好きな人で、書き貯めたものがある程度たまりますと、小冊子にして知人に配っています。
そのタイトルもしゃれています。『そば屋の引き出し』というものです。
そばにまつわるあれこれをいろいろな角度から書いています。

そば屋もオープンしてから今年の秋で10周年になり、「そば屋の引き出し」も秋に4冊目を上梓することになっているそうです。楽しみです。

一度興味のある方はお出かけしてみてください。
ホームページはこちらです。
  ↓
そば処おおの


それでは今日はこれで。


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悪くなる前兆を捉えるということ

2011-08-08 08:56:04 | 一流の営業を目指そう
こんにちは。
前橋の販促経営コンサルタント、藤田です。
今日もよろしくお願いします。


昨夜は長い時間夕立がありました。
けっこう雨も降り、昼間の熱気も、その雨が消してくれました。
朝も涼しい目覚めでしたが、涼しさはここまで。
今日は立秋ですが、これから1週間以上も、また7月のあの猛暑が復活しそうという天気予報です。
旧盆の時期はいつも暑いというイメージがありますので、まあ我慢しましょうか。


昨日はいろいろやることがあったので、外には一歩も出ませんでした。
幸いこのMac君もあれ以来ブラックアウトもせずに、何とかがんばってくれています。感謝、ですね。
妻とも相談した結果、近いうちに新しいiMacを買うことにしました。

今までよくあったことですが、今まで使っていた家電なども、新しいものを買おうという話になったら、不思議と故障し始めるものですね。

面白いなあと思っていたら、考えてみたら不思議でもなんでもなく、そろそろ寿命だなと無意識に感じているから、買い換えようという気になるということで、その物も何かそういった前兆めいた障りが出ててきているんですね。
それを微妙に感じるから、そろそろ買い換え時かなあと感じ始めるということです。

数年前まで住んでいた旧家も、隣りに新しい家を建て始めたとたん、様々な箇所に傷みが目につくようになってきました。
テレビのアンテナも、引っ越す2か月ほど前にダメになってしまいましたし、その他いろいろな箇所で傷みが目立ち始めました。
それは結局新しい家を建て始めたから目立ち始めたのではなく、修理しなくてはならない時期が自然と来ていたということです。


そう考えるとビジネスも同じだなあと、思うときもあります。

閉店せざるを得ない状況に陥った店にも、その前兆になる状況が、あるときから様々に見え隠れし始めます。
それは、自分自身が心の中で感じ始めるからであり、その心の状態で物事を見ると、気になっていることだけが目につくようになるということだと思います。

うまく行っているときには見えなかったことでも、うまく行かなくなるとあらわに見えてくるものです。

うまく行っているときに、その前兆を見ることができれば、対処できますが、後からの手当ではどうしても後手後手に回ってしまい、結局対処療法だけに終わってしまいます。

うまく行っているときにその前兆を感じることができるようにするにはどうしたらいいでしょうか。
それは簡単なことです。
自分がお客様になって、自分の店なり、会社なりを第三者の目で見ればいいことです。
要は客観的に眺めてみるということです。
そうじゃないでしょうか。

店の状況を客観的に見るというと、すぐにお客様からアンケートを取るとかすぐに考えがちですが、アンケートだけでは本当のことは分かりません。

概してお客様は、アンケートを求められると、よほどのことがない限りあまり悪くは言わないもの、ということは本音が出ないということです。
スッピンの顔を見せないで、お化粧を施した顔を見せてくれるだけです。

アンケートを鵜呑みにすると、おかしなことにもなりますので、アンケートを取るなとは言いませんが、結果の半分ぐらいが本当の評価だと思った方がいいでしょう。

それよりも自分の目で一度客観的に眺めてみるということをお勧めしますね、わたしなら。
しかし人間というものはどうしても自分に甘くなりがちです。
わたしだってそうです。
ですから自分で見た後、もう一度その判断が正しいのか間違っているのかを知るためには、全然利害関係のない人にも見てもらうことも必要ですね。


それでは今日はこれで。


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