ごっとさんのブログ

病気を治すのは薬ではなく自分自身
  
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水道蛇口の補修

2015-02-26 10:44:53 | 日記
昨日、風呂場の蛇口の水漏れの補修工事をしました。かなり前に風呂場の蛇口のもとから、水漏れがしてその時はスパナで締めるだけで止まりました。今回はかなりぽたぽた出ていたのですが、数日前からちょろちょろ流れるようになり、本格的に直すことにしました。
まず水道の元栓を閉めに行ったところ、金属のふたを開けると土がいっぱいに入っていました。たぶん昨年秋、家の庭にモグラが入り込み、庭中ぼこぼこになったことがあり、その時に土が入ったようです。土を掻き出してから元栓を閉め、蛇口修理を始めました。風呂の蛇口は、お湯の出るパイプと水のパイプになっており、お湯のほうのパッキングが駄目になったようです。両方はずしてみると、お湯のほうは3分の1ほど残っているだけで、パッキングがボロボロになっていました。こんなものは、かなり離れたホームセンターまで行かないとなさそうですが、このためだけに行く気にもなれず、代わりを探しました。

素材としては、皮が一番よさそうですが、切り出してもよいものは見つかりませんでした。家の中を適当なものはないかいろいろ探しましたが、応急処置的に使えそうなものが見つかりません。結局あきらめ、ガムテープを7,8枚重ねたもので代用にしました。しかっり止まるかどうか不安でしたが、きつく締めたところ完全に水漏れは止まり、次にホームセンターに行くまでは持ちそうです。

我々の世代は、初めてのことであっても何とかやってみようと試みる世代といえます。いつごろからかわかりませんが、今の若者は全く自分でやろうという気がないようです。昨年辞めた職場は、30歳前後の研究者が多かったのですが、彼らはすべて人任せでした。ある時ドラフトという換気実験台の蛍光灯が切れてしまいました。それを言ったところ「業者に連絡しておきます」とのことでした。私は資材倉庫から蛍光灯を持ってきてもらい、自分で収納スペースのねじを外して交換しました。またある実験装置に不具合が生じたとき、簡単に治りそうだからといって、私が行くまで待っているということもありました。

なぜこんなに自分でやろうという気がない者ばかりになってしまったのでしょうか。教育の問題でしょうか。それともあまりにも過保護に育てられたためなのか、どうもよくわかりません。彼らも親になる歳になっていますが、たぶんその子供も同じようになりそうな気がします。現在の機器類は、分解して直すことなどとてもできない物ばかりになっているためかもしれませんが、嘆かわしい風潮であることは確かです。