10日ほど前からやや体調が悪くなり、クリニックに行ったところ軽い肺炎と診断されました。どうも昨年2月に新型コロナで肺炎になってから、肺の機能がやや衰えているような気がします。
その折医師から水分補給を十分にするよう言われました。どうもこの意味は血液検査の結果で、血液の比重がやや高いという事のようでした。私は朝ビール用の金属製の大きめのジョッキに、氷を入れ冬でも水を飲むようにしています。
その他コーヒーを飲んだり、青汁を飲んだりしていますので、水分補給は十分なような気がしていましたが、これからはペットボトルのお茶を飲むことにしました。
さてヒトの身体は、体重の約60%が水分で構成されています。体重が70キロの成人であれば、体内の水分量は42リットルとなります。身体の水分は血液や細胞構造の維持だけでなく、栄養素や老廃物の運搬、体温調節、関節の動きを滑らかにする潤滑作用など、様々な役割を担っています。
そのためこまめな水分補給は、身体の機能を正常に保つうえで重要です。しかし水分の積極的な摂取が健康状態にどのような影響をもたらすのかについて、質の高い研究データは限られていました。
そのような中、水分摂取と健康状態の関連性を検討した研究論文が掲載されました。この研究では、2023年4月までに報告された水分摂取に関する医学論文を網羅的に収集し、個々の論文で報告されている研究データを体系的に分析しています。
最終的に18件の研究データが分析対象となりました。このうち肥満者を対象に体重変化を調査した研究データによれば、食前に500ミリリットルの水を摂取することで、統計学的にも有意な体重減少を認めました。
また1日に1.5リットルの水分を摂取することで、片頭痛による生活の質の悪化を抑える可能性を報告した研究データもありました。
水分の摂取は女性における膀胱炎の再発リスクを低下させたり、腎結石(腎臓にカルシウムの結晶ができてしまう病気)の発症リスクを低下させたりする可能性も報告されていました。
論文の著者は、最適な水分摂取量に関する知見は確立されていないとしつつも、いくつかの研究データは、水分摂取が体重減少や腎結石の予防に効果的である可能性を報告していると結論しています。
ここでは具体的な数値など出ていませんが、水分補給の重要性は確認できるようです。ただ最適な水分量が不明というのが問題で、喉が渇いたから飲む程度では少なそうですが、あまり過剰に摂取すると問題が出てきそうな気もします。
個々によって変わりそうですので難しいのかもしれませんが、今後の研究を待つ課題といえるのかもしれません。
その折医師から水分補給を十分にするよう言われました。どうもこの意味は血液検査の結果で、血液の比重がやや高いという事のようでした。私は朝ビール用の金属製の大きめのジョッキに、氷を入れ冬でも水を飲むようにしています。
その他コーヒーを飲んだり、青汁を飲んだりしていますので、水分補給は十分なような気がしていましたが、これからはペットボトルのお茶を飲むことにしました。
さてヒトの身体は、体重の約60%が水分で構成されています。体重が70キロの成人であれば、体内の水分量は42リットルとなります。身体の水分は血液や細胞構造の維持だけでなく、栄養素や老廃物の運搬、体温調節、関節の動きを滑らかにする潤滑作用など、様々な役割を担っています。
そのためこまめな水分補給は、身体の機能を正常に保つうえで重要です。しかし水分の積極的な摂取が健康状態にどのような影響をもたらすのかについて、質の高い研究データは限られていました。
そのような中、水分摂取と健康状態の関連性を検討した研究論文が掲載されました。この研究では、2023年4月までに報告された水分摂取に関する医学論文を網羅的に収集し、個々の論文で報告されている研究データを体系的に分析しています。
最終的に18件の研究データが分析対象となりました。このうち肥満者を対象に体重変化を調査した研究データによれば、食前に500ミリリットルの水を摂取することで、統計学的にも有意な体重減少を認めました。
また1日に1.5リットルの水分を摂取することで、片頭痛による生活の質の悪化を抑える可能性を報告した研究データもありました。
水分の摂取は女性における膀胱炎の再発リスクを低下させたり、腎結石(腎臓にカルシウムの結晶ができてしまう病気)の発症リスクを低下させたりする可能性も報告されていました。
論文の著者は、最適な水分摂取量に関する知見は確立されていないとしつつも、いくつかの研究データは、水分摂取が体重減少や腎結石の予防に効果的である可能性を報告していると結論しています。
ここでは具体的な数値など出ていませんが、水分補給の重要性は確認できるようです。ただ最適な水分量が不明というのが問題で、喉が渇いたから飲む程度では少なそうですが、あまり過剰に摂取すると問題が出てきそうな気もします。
個々によって変わりそうですので難しいのかもしれませんが、今後の研究を待つ課題といえるのかもしれません。