ごっとさんのブログ

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パリバマスターズ 錦織棄権

2015-11-06 10:29:10 | テニス
今週から今年最後のATP1000である、パリバマスターズが始まりました。錦織は第6シードで1回戦は免除されていました。この前の週にあったスイスインドア(ATP500)を、肩の不調で欠場していましたので、一昨日の2回戦が久々の試合ということになりました。

ドローとしては、マレーの山に入っており、準々決勝でマレーと対戦するというかなり厳しい位置になっていました。2回戦はランキング32位の地元フランスの選手でしたが、試合から遠ざかっていることで、やや不安を持って観戦しました。この大会もNHKのBSがライブ中継でしたので、きれいな画面で日本語の解説付きという良い環境での観戦となりました。

試合が始まると、それほど動きが悪くもなく、ややミスが多かったのですが、順調な仕上がりのようでした。ところが相手のサービスゲームをブレークできそうなところまではいくのですが、あと一本が取れずリードすることができません。錦織のサーブは相変わらずあまり良くありませんでしたが、何とかキープして、1セット目はタイブレークになりました。相手のちょっとしたミスを突き、これをものにして一安心です。

ところが2セット目になっても同じような感じで、毎回のようにブレークポイントまで行くのですが、取り切れません。これでは上位との戦いは厳しいと思っていたのですが、このセットもタイブレークまで行き、なんと取られてしまいました。ところがファイナルセットは相手が疲れたのか、急にミスが出始め、6-1と大差をつけて勝つことができました。

そして昨日の3回戦、フランスのガスケ戦です。ガスケはランキングも9位とほとんど差がなく、何とこれまで錦織の5連敗という成績が残っている、いわば嫌な相手となりました。始まってからは、錦織がやや押しており、ブレークできそうになるのですが、前日と同じように最後のポイントが取れません。どうもこのあたり上を狙うには、錦織が改善しないといけないところかもしれません。それでも自分のサービスゲームは、危なげなくキープしていましたので、タイブレークとなりました。ここもやや押しているかに見えましたが、ちょっとしたミスで取られてしまいました。

嫌な感じで入った2セット目は、錦織のサーブに異変が生じました。もともと早くはないのですが、明らかに打ち方が弱く、ただ入れているという感じになったのです。そのうちゲーム間でメディカルタイムアウトをとり、腹筋当たりの治療を受けました。結局これでも治らず、途中棄権となってしまいました。

ケガや故障もしないのがトップ選手の条件ですが、錦織はどうもそこまで体ができていないようです。この大会は残念ですが、再来週にはツアーファイナルがありますので、そこまでに復帰してほしいものです。

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