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寝るときのエアコン「何℃」で「何時間」がベスト

2024-08-08 10:32:09 | その他
私の家では寝室には夏冬通じて起きるまでエアコンをつけています。寝室が朝日が直接当たる位置にありますので、遮光カーテンを付けていても朝温度が上昇してしまうのです。

冬は加湿器も使っていますが、今まで特に問題も出ていません。今年は特に暑い日が多くなっていますので、かなり前から27℃ぐらいに設定して使用しています。

睡眠で一番休ませるべきところは、実は筋肉や臓器ではなく「脳」という説があります。面積あたりの発熱量が体の中で一番多いのが脳となっています。また自律神経の中枢があるという事で、特に冷やして休ませることが「体を休ませる」ことにつながるようです。

夏の方が疲れを感じるような気がしますが、これは汗をかいたという身体的な疲れではなく、汗をかかせるという複雑な指令を脳が出しているため、脳が疲れることで疲れを感じるという事が分かっているようです。寝ている間も脳を冷やしておくことが大事となります。

つまり寝ている間もエアコンをつけて部屋を冷たくしておくことが大事となります。この時何℃で何時間が正解なのでしょうか。そもそも脳にとって快適な温度というのがあり、その快適な温度にするための室温が23℃前後といわれています。

睡眠中の目的とする室温は、じつは脳と身体で違っています。脳が23℃前後であるのに対して、身体は26℃前後です。この差をどうするかという正解は、エアコンの設定温度を間をとって24〜25℃となるようです。

体が寒くて震えたりすると睡眠が浅くなってしまうので、頭は冷やして身体は暖める必要があります。そのために布団を利用するのが良いようです。夏でも冬用布団でよく、冬用布団で暑くない程度まで室温を下げてよいという事のようです。

エアコンのタイマーは、熟睡のためには「朝までつけっぱなし」が正解としています。特にマンションなどコンクリートに囲まれた部屋に住む人は注意が必要です。コンクリートは昼に熱されて蓄熱していて、この蓄熱のピークが夜11時です。

そこから放熱されていくため、外気温が下がっていく夜中でも室内温度が下がらないことがよくあり、夜中の熱中症が多いという事になります。さらに湿度は室内の場合、寝ている間に上がります。

温度が下がると相対的に上がるのと、寝ている間にかなりの汗をかいていて、その汗が蒸発して部屋の空気中にたまるからです。この湿度が上がるとやはり熱中症のリスクも上がるため注意が必要となります。

結局私の家のように、27℃とやや高めではありますが、起きるまでつけておくというエアコンの使い方は、それほど間違ってはいないようです。

エアコンのつけっぱなしは身体に悪いというのは、もはや都市伝説になっているのかもしれません。


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