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地球は宇宙でありふれた存在か、生命は?

2023-09-04 10:36:12 | 自然
地球での生命誕生に大いに興味を持っていますが、残念ながら私が生きているうちにこの謎が解明されることはなさそうです。

また宇宙には他の生命がいるのかという問題もありますが、私は否定的な意見を持っています。ただ地球は宇宙でありふれた存在であるということは確かなようです。

生命が「ハビタブルゾーン」にしか存在しないことは確実なようですが、こういった惑星は数多く存在するようです。ハビタブルゾーンとは、惑星の表面温度は太陽からの放射強度で決まりますが、その温度が程よい加減で水が液体として存在できるような領域を指します。

水を必要とする生命をその表面に宿す惑星は、この領域にしか存在し得ないことになります。ビッグバンで誕生した宇宙が膨張して冷却し、物質が自己重力で集まり始めると、必然的に恒星やその他の集合体である銀河が誕生します。

観測できる半径138億光年の宇宙には1000億個もの銀河が散らばっていて、我々の銀河系はその中のありふれた1つにすぎません。現在確立している太陽系の形成シナリオの中に、何か地球が特別珍しいものであると思わせる要素は見当たりません。

天文学の発展で、すでに5000個を超える太陽系外惑星が見つかっており、ハビタブルゾーンにある地球程度の惑星も見つかり始めています。ただ地球は月を持っているという点で、やや珍しいと言えるようです。

月があることによって地球は生命の進化にメリットがあるようですが、ここでは省略します。月の話はともあれ、表面に液体の水を持つ岩石惑星の存在は、宇宙にあふれているという事は間違いなさそうです。

つまり原始生命発生の舞台となり得る惑星は宇宙に膨大に存在していますが、生命が宇宙に満ち溢れているかはまだ分からないとしています。生命が存在できる環境が整っても、そこに生命が発生する確率や頻度は、全く別な問題です。

ビッグバンから惑星誕生までをここまで克明に描き出せている現代科学をもってしても、ほとんど歯が立たないほどの難問としています。ここからは私個人の見解ですので、老人のたわごとといえることです。

まず生命の誕生は、適度な条件が整えば比較的起きやすい現象か、それとも奇跡的に珍しいことかという問題です。現代は生命科学が進展し、多くの生命現象が解明されてきました。

しかし生命の材料(核酸やアミノ酸など)をすべてそろえても、ここから原始生命を作り出すことには成功していませんので、たぶん特殊な条件が必要ではないでしょうか。

こういったことから生命の誕生は、非常に稀な奇跡的偶然によってできたと考えています。この確率は非常に低く、結局宇宙には他の生命は存在しないと言える気がしています。


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