喜久家プロジェクト

日本一細長い半島、四国最西端「佐田岬半島」。 国内外からのボランティアとともに郷づくり「喜久家(きくや)プロジェクト」。

田舎でも飲めるボジョレヌーボ

2013-12-09 | ブログ
 先日、ボジョレヌーボの解禁でいつものようにワインファンはにぎわった。
私も最近、ワインをよく飲む。
解禁日にボジョレを飲みたいとも思ったが、田舎ゆえ手に入らない。

 それから数日が過ぎるとその熱も冷め、
ボジョレヌーボという響きも小さくなっていく感じ。

 それでも田舎の店にもようやく出回り始め、
今年のワインのできを味わう。

 私は、ワイン通ではないのでボジョレを必ず飲みたいというこだわりはない。

 一昨日の7日(土)のこと。
同業者が集まり伊方で懇親会を行った。
楽しい語らい、おいしい焼き肉とビールやお酒。
ずいぶんと良い気分になり、お開きとなった。

 午後9時を廻った頃、40分かかる道のりを妻がこころよく迎えに来てくれた。
本当にありがたい。
 もう一人同じ方向の中島さんも乗ってもらい送ることにした。

 途中、ローソンに立ち寄り買い物をして、
車の中は2次会のような盛り上がり。

 あっという間の30分。
中島さんを三崎まで送り届けた別れぎわに、
「ご夫婦でいっしょに飲んでください。」
とボジョレヌーボと冷酒をプレゼントしてもらった。

 これには、驚き、かえって気をつかわせてしまったともうしわけない気持ち。
お返しするのも失礼と思い、せっかくなのでいただいて帰った。

 そしてこのボジョレヌーボを昨晩開けて飲んだ。



 何とも満たされた気分。
 このワインは、いろいろなシチュエーションでたくさんの人に飲まれるだろうが、
中島さんからの思いがこめられているものをいただく幸せ感にひたる。

 

 いつものワインよりもおいしさが何倍にもふくらんだ。
心もお腹も満たされた夜となった。

                          岬人(はなんちゅう)

宇和海の光と影のコントラスト

2013-12-09 | ブログ
 車にいつも置かれているもの。
双眼鏡とカメラ。

 今しか見られないという光景を見たい、撮りたい。

 2日前の11月7日(土)、の昼下がり。
メロディーラインを伊方から三崎へ車を走らせていた。



 大久トンネルを抜けると、眼下の宇和海からの強烈な照り返し。
太陽の光を受けて、宇和海が銀盤のように輝いている。

 そうかと思えば、次の瞬間、雲が流れ名取にかけて影をつくる。
この光と影のコントラストが何ともいえず、大久展望台に上がりシャッターを押す。



 似たような光景はあっても、二度見ることができない、一生に一度のもの。
そんなことに感動と幸せを感じる。

 自分は、自然の中に生かされている。
そう感じたひとときだった。

                   岬人(はなんちゅう)